【22卒用】SPIテストセンター7つの高得点目安と判断基準
この記事ではSPIテストセンターの点数と出来を判断するための高得点目安について解説していく。
SPIテストセンターの結果は受験者に知らされないシステムなので、受けたSPIが高得点だったかどうか直接知る事はできない。なので重要になるのはどのようにSPI(テストセンター)の結果や目安を予想するかということ。
結論から言うと、SPIは出題されている問題を見れば自分が高得点なのかどうか目安を判断することができる。
テスト中、高得点指標と呼ばれる問題が出てくるのでそれが出たかどうかで自分のSPIがどれくらいの出来なのか分かるシステムなのだ。
この記事はSPIの高得点目安や指標を知ることで、自分のSPIの現在位置を正しく測るようにするのがゴールです。
最後まで読んでみて欲しい。一気に高得点指標が読みたい人は目次から飛んでくれ。
この記事を最後まで読めばSPIで落ちることはほぼ皆無になります。
- SPIの得点算出方法をまず知ることから
- ゼミ友と作ったSPIの高得点目安となる7つの指標
- SPI言語の高得点目安は長文とチェックボックス
- SPI非言語の高得点目安は推論とチェックボックス
- 英語の高得点目安は長文の数
- 構造把握問題の高得点目安
- 企業のボーダーを使ってSPIが高得点かを判断できる
- SPI高得点目安に関するQ&A
- SPIは適当でもいいから埋めろ
- 長文のあとに語彙問題は大丈夫
- 2タブばっかは厳しい
- SPI早く終わるのは大丈夫
- チェックボックス出ないのはまずい
- SPIの解答集オススメしない
- SPIできなくても通過してる人がいる
- SPIは全科目で高得点目安だす必要はない
- SPIで高得点をとるためのコツ
- SPIで高得点目安が出ない場合は?
SPIの得点算出方法をまず知ることから
SPIの仕組みが分かっていない人が多すぎるのでここから説明させてくれ。
ネットではボーダーとか言って、企業ごとに何割取れば筆記は通るんだ、みたいな話が載っている。
その人の正解数によって問題が変わるんだから、9割正解してようが落ちる人は落ちる。
どういうことか?
メモ書き非言語、言語合わせて問題数は70問なんだけど、9割だと63問正解する必要があって、8割だと56問。
確かに感覚的にはそうなんだけど、時間通りに終わらなくてもBCGとかゴールドマン受かる人がいる。
その計算式が成り立ってない事は容易に分かる。
25%以上終わってない場合でもテストセンターで最高評価を受ける事ができる事態をまず知ろう。
実はその人の能力を完璧に測り終えたと判断するとSPIのコンピューターはそこで試験を終了させる。良い出来の証拠なのだ。
1問1問をいかに正確に解くかが大事
リクルートの人にSPIの目安について聞いてみた
テストセンターに関してはリクルートキャリアが運営している。
よって、当然その中の人に聞けば話は一発で分かる訳で、こんな記事を書いているぐらいだから当時、先輩に聞いて調べてみた。
参考SPIで重要なことは「正解数」だけではない。出てきた問題を正確に解き続けた上で正解数を出すことが重要だ。正確性と正解数なのである。
9割とか、8割とかの数値は意味をなしていない。企業もそういう評価の仕方はしてない。
ようは最初の簡単な問題をミスると、簡単な問題ばかりが出てくる。だから楽勝じゃん!って思い出す。その時点でアウト。
最初の簡単な問題を着実に正解すると問題が難しくなって長文が出てきたり推論が出てくる。これが正解。
なので最初の問題をミスると大変なことになる。
雑魚問題しか出てこないので、そこでいくら正解しても高得点が出ないのだ。
高得点目安の指標を説明する前に、もう少しだけSPIの算出方法について語らせて。偏差値と7段階の話。
高得点目安は7段階で分別されてるから、この話をしないといけない
SPIは偏差値と7段階だった
とにかく日本人は偏差値が好きな民族であることを思い出そう。
その呪いは就活まで続く。偏差値を出してから、7段階評価にざっくりと置き換えている。
参考言語で7段階、非言語で7段階。この合計の数値で受かるかどうか決まる。
総合商社とか超一流会社を受ける人、その人たちは最低12。つまり言語と非言語で6ずつ取る必要があるんだ。
って言われてもじゃあ6の目安がいくつなんだって話だけど、3と4が受験者の大体の平均だと思ってくれ。
グラフはこう。
これを文字にするとこうなる。
ちなみに何でSPIは偏差値になっているのかって話なんだけど、受験するたびにSPIは問題が変わる。
なので、その時の問題によって有利不利が出ないようにするために、問題ごとの正解不正解の統計を出して、点数を調整しているんだ。
参考ようは、 SPIの月曜日の問題がめちゃくちゃ簡単だったとする。火曜日の問題がめちゃくちゃ難しかったら、結果に差がついてしまう。それを避けるために偏差値方式にして平等にしてるってわけだ。
SPI側も公平に地頭を図れるようにしてるわけだ。
非言語、言語でそれぞれ平均以上のちょい上(偏差値でいうと60くらい)の数値を出せれば総合商社や一位流企業筆記の突破はできる。
偏差値50は6割取れればいける
俺頭悪いから、って話じゃない。学歴は気にするな。商社や一流の会社のテストセンターのボーダーレベルであれば簡単に超える事ができる。
逆に普通の会社なら評価4で良いとされている。偏差値50でいいんだ。目安としては6割できれば通過だ。
企業ごとにSPIでどれくらいの偏差値を取ってどの段階までいけばSPI通過できるかはまちまち。
なので、まず企業がどれくらい求めているかを知ってから勉強を開始したりSPIの高得点目安を学んだ方が貴重な就活の時間をロスしないで済む。
企業ごとのSPIボーダーはunistyleで選考内容に詳しく載っている。1分で無料会員登録した後の選考情報に書かれてるので、これをまず見ることをおすすめする。
界隈では有名だけど、選考情報がダダ漏れしてるので見ないのは損です。
ゼミ友と作ったSPIの高得点目安となる7つの指標
ここからSPIテストセンター の高得点目安と指標について具体的な判断方法を書いていきます。
SPIは言語も非言語も7段階評価。
なのでそれぞれの高得点目安1から7まで全部ここで公開する。まずは言語の高得点目安を書く。
言語、非言語、英語の3つの高得点目安を順々に書いていくので自分の受験したSPIテストセンター を思い出しながら比べてみてくれ。
私は早慶の学生だったがSPI舐めまくって足切りされた奴をたくさん見た。
早慶だろうが東大だろうが、SPIできなければ足切りされる。逆にコツコツとSPIを勉強していれば書類は通過できる。
これはゼミ友との集大成の記事だ。
ポイント
就活中はゼミ友と組んでSPIの対策をしていた。そして高得点目安を叩き出した。メンバーは外資コンサルや五大商社に行くことになったものばかり。この記事ではそのノウハウと高得点目安を紹介したい
SPI言語の高得点目安は長文とチェックボックス
ポイント
最低)
↑
1.長文無し
2.長文1問
3.長文1問 チェックボックス
4.長文1問 ○字で抜き出せ(字数指定)
5.長文1問 チェックボックス&抜き出せ
6.長文2問
7.長文2問が続く
↓
最高)
安全圏内と言われるのは5からだ。
長文が3問出るとか言ってる人がいるけど、嘘。どんなに正解率が高くても2問しかでない。
長文2問が最高。
5~7に該当していたら大手でも滅多に落ちない。長文2問出たらSPIは終了して次に移ろう。
とはいえ長文は3問滅多にでない。やっぱり抜き出し問題が出ればかなり安心してもらっていい。
SPI言語の高得点は抜き出しとチェックボックスが出るかどうかって話はかなり正しい。
また、非言語の始まりで4タブスタートだったら、非言語はよくできていた証拠。非言語始まった段階で4タブ出てこなかったら、もう終了なので非言語は流しましょう。
長文後の単語に注意
ただし注意点がある。
ポイント
長文やった後にいきなり単語問題が出てくる場合がある。これは長文でミスした証拠。長文出たー!って浮かれてミスりまくると単語が出てくる。評価が下がっているので、段階でいうと4まで落ちてる可能性がある。
長文が出た時こそ気を引き締めて欲しい。
3以下はやり直し。4は際どい。やり直しの人は下の記事でSPIを受けられる企業を調べよう。
SPIは受けれるだけ受けまくって高得点を出すことをオススメする。
SPI言語の高得点目安のまとめ
どちらにせよ、SPI言語の高得点目安をまとめると、
- 長文が出る
- 非言語のはじまりが4タブスタート
- チェックボックスか抜き出しが出る
- 長文が複数問出る
この三つが重要になってくる。繰り返すが、チェックボックスと抜き出し問題が出れば大抵の企業のボーダーは突破できる。
僕の就活時のSPI言語の流れはこんな感じ
語彙問題→長文(チェックボックス)→語彙問題→長文(抜き出しあり)→語彙問題→終了
長文が連続するのかと思いきや語彙問題を挟んでくるので一瞬「え?ダメなの?」と不安になる。
しかしこれみんなと共有したんだけど、長文が連続することはあまりないらしい。一人、天才が長文2問連続したらしいので、それを最高値とした。
長文の後に語彙問題が来ても不安にならないようにしよう。
SPI非言語の高得点目安は推論とチェックボックス
非言語は高得点目安に関しては推論の数で良し悪しがわかる。
推論が半分以上だと確実に5はいっている。
推論が出ずとも、ともかく計算などが難しい問題が多ければ多いほど、出来は良いよ。
非言語の高得点目安をまとめてみると、
ポイント
最低
↑
1.推論出ない
2.推論が1~2個
3.推論が半分以上(通常形式)
4.推論が半分以上(4タブでてくる)
5.推論が半分以上(チェックボックス1つ)
6.推論が半分以上(チェックボックス2つ)
7.推論が半分以上(チェックボックス2つ&最低限問題)
↓
最高
こんな感じです。
チェックボックスが出てくるレベル5が安全圏。4タブしか出てこないってのはダメです。
よく4タブでスタートしたぜ!って喜んでる人いるけど、それは言語が良かった証拠で、非言語が良かった証拠にはならない。
また、チェックボックスが2つ出てくるまで突き詰めるのは時間の無駄。レベル5までとにかく伸ばそう。
チェックボックス出るんだけど推論が半分いってない!って人がたまにいます。結論言うとダメです。
ポイント
推論が半分以上いってるというのがSPI非言語の高得点の絶対条件。
また、タブ問題が連続して出ているのは高得点の目安。途中でいきなり計算問題が出てくると、悪い証拠。
間違ったら次は計算問題が出るっていう風に思っていた方が良い。タブ問題の連続では4タブか3タブかはあまり関係ない。
とにかくタブ問題が連続すれば高得点の証。
言語ができて、非言語が5ぐらいまでいってたらマジで全通できます。6まで極めるのは本当に難易度の高い大手とかで大丈夫。
時間内に解き終わってるのは危険
参考時間内に解き終わった、簡単だった( ´ ▽ ` )ノの場合、就活失敗する確率高いです。
それから、非言語の場合はどんなにできていても時計の針9時以降はいかない。9時のあたりでタイムアップまたは強制終了(打ち切り)になるよ。
非言語と言語ともに大事なのはチェックボックス!だからこそチェックボックス問題の対策はしっかりと行おう!
そこでミスると、いきなり簡単な問題が出てくる羽目になる。
SPI非言語の高得点目安のまとめ
SPI非言語の高得点目安をまとめると、
- 推論が全体の半分
- タブ問題が連続して出る
- チェックボックスが出る
- 突然、簡単な計算問題が出てこない
僕の就活時のSPI非言語の流れはこれ。
4タブ→推論→推論(チェックボックス)→集合→推論(チェックボックス)→計算→推論(最低限問題)→終了
これね、一回推論のチェックボックスの時点で計算が出ちゃってる。その前の推論でミスったと思う。
ただ、チェックボックスが2つ出て最低限の問題が出たから提出した。推論も半分以上出てた。
結果的にどこも落ちなかったので正しかった。
SPI非言語で高得点目安を出すのは難しい
多くの就活生が苦戦するのが非言語だ。推論が出ないという人も多いし、非言語のせいでしょついで落ちまくる人がかなりいる。
正直もったいないが時間がなくて対策まで手がいけない人もいるだろうし、数学コンプレックスできつい人もいるだろう。
そういう人はOfferBoxを使った方がいい。30秒で登録するだけで大手やホワイトから逆オファーがくる。
上の画像のような企業から来る。SPIを勉強してる間に、ここに登録しておくだけでオファーがくるんだから登録しないのは損だ。
特に今はコロナのせいでオンライン採用が進み、大手企業が積極的にOfferBoxを使っている。
良いオファーほど他の学生に取られてしまうので、早めに登録することをオススメします。
英語の高得点目安は長文の数
英語の高得点目安はとにかく長文の数が重要だ。
帰国子女や交換留学行ってましたって人なら長文が4つ出てくる。
普通にやってると3つ程度。
長文の数が3つ出てくれば及第点で、英語で落とされることはない。英語は長文の数だけで、最初の単語や空欄補充で高得点目安は判明しない。よって、いかに素早く正確に解いて長文を出題されるかという戦い。
上の記事にも詳しく書いてあるのでSPIの英語について興味がある人は読んでみてください。
どちらにせよSPI英語で大事なのは長文の数。これのみだ。
基本問題→長文→長文→長文→終了
英語はほぼこの流れ。これ以外は受け直した方が良いけど、長文が2問出れば安全圏という話。
別に本当にトップの会社受ける以外は長文2問でも送信しちゃっていい。
構造把握問題の高得点目安
構造把握に関しては高得点の傾向や目安をはかることができなかった。
なので、これは自分で参考書をひたすら解いて頑張るしかない。
「これできた」って手応えのあるやつを送るしか方法はない。
以上がSPIの高得点目安に対するゼミ友との一つの結論だ。
企業のボーダーを使ってSPIが高得点かを判断できる
就活ではボーダー基準があって、例えばアビーム通ったSPIは日系使いまわせるとかそういうのがある。
ただこれも正しいボーダー一覧を知っとかないと使えないよね。
例えば、アビームはちょうど偏差値60ぐらいで言語も非言語も7段階中6で通ると言われている。ボーダーの優等生だ。
こういう会社のボーダーを使えば、自分のSPIが高得点だったかどうかを判断することができる。
しかし問題なのは、巷で出回っているSPIのボーダーは少し見当違いのものが多い。
感覚的にもっとSPIのボーダー基準はゆるい。今までの記事をまとめてみるとこんな感じ。
85 外資金融 外資コンサル インフラ 系
7 三菱商事など五大商社 商船 電通 博報堂 ADK 三井不動産
60 リクルート全般
現状ではこんな感じ。
一部のサイトで全く根拠のないデタラメなボーダーが広まっているけど、惑わされないでくれ。
SPIのボーダーそのものはそこまで高くない。
不安を煽ることで就活生を食いものにしている大人がいることを忘れるな。
もちろん高得点に越したことはないのでしっかりと早いうちから対策は練ったほうがいい。
ESとSPIを並行でやるのは精神衛生的に全くオススメできないからね。
SPIのボーダーライン一覧と、受かったら使い回したい企業をまとめてみたにボーダーと使い回して大丈夫という基準をまとめてみた。
高得点目安が出たSPIがどこの企業を突破できて、それをどこに使い回して良いのか調べられるからみてみてくれ。
全ての企業はまとめきれてないので、このほかの企業のSPI突破基準に関しては、unistyleに乗っているのをみて欲しい。
内定者が企業の選考ページに足切りラインを乗っけているので、熟読しておいて欲しい。
就活は逆転できるシステムなんです。だから、今からちゃんと情報を集めて対策を練ってください。じゃないと就活終わってから他の同級生と比べて後悔する羽目になります。
SPI高得点目安に関するQ&A
このサイトやってると、毎年かなりSPIの高得点目安に関して個別に質問がきます。
それについて調べたこともあったので、質問と回答をまとめます。
SPIは適当でもいいから埋めろ
SPIって分からない問題を適当に埋めたらダメですか?
適当でもいいから埋めてください
SPIって誤謬率関係ないです。間違えた数が換算されません。だから分からなかった時点ですぐに諦めて適当でも良いので答えを埋めてください。
SPIは経験あると思うんですが、問題見て一発で解くやり方が分からないと答えるのが難しいんです。
だから、そこで時間を使ってしまうならとりあえず答えてしまって次からの問題の正解率をあげたほうが賢明です。多くの人が時間かけすぎちゃってます。分からなければ、適当に埋めて次にいきましょう。
長文のあとに語彙問題は大丈夫
長文の後に語彙問題出ちゃって不安です
言語は大丈夫です。英語は長文が続いた方が良い。非言語でクソ簡単な計算問題が突然出てきた時は注意。
これ僕も不安になったことあるけど、長文の後に簡単な語彙問題が出ても大丈夫。
周りもそんな感じだった。
2タブばっかは厳しい
Q.2タブばっかで不安です
もう少し対策しましょう
基本的に2タブよりも3タブ。3タブよりも4タブの方が高得点です。
2タブばっかなのは危険信号なので、4タブが出るようになるまで対策を練った方が良いです。
SPI早く終わるのは大丈夫
SPI時間がまだあるのに早く終わっちゃいます。
それは高得点目安
この記事にも書いたけど、時計の針が9時くらいで終わるのがベスト。
早く終わったら万歳しましょう。
時間使い切りは高得点じゃない可能性が高いです。
チェックボックス出ないのはまずい
チェックボックス?何それ
対策しましょう
チェックボックス出ないのはまず傾向です。やり直しを推奨してます。
SPIの解答集オススメしない
SPIで高得点が取りたいんですが、解答集はオススメですか?
サークルとかゼミで解答集を作ってやってるとこもあるから買いたくなるのは分かる。
しかし、SPIを作ってるリクルートも馬鹿じゃないから対策練ってる。頻繁に問題を変えたり、選択肢を変えてきてるので、解答集を使ってもSPIは通用しない可能性大。それに買わないで自力でやってもボーダーは超えられると思う。
SPIできなくても通過してる人がいる
SPI難しいです。ボロボロなのに通過した友人がいます。
SPIだけで全て決めてるわけじゃないからだ
企業によってはESを加味したり、学歴でフィルターかけたりと色々やってる。
その辺の事情については、SPIできなくてボロボロだったけど通過&内定できた人の特徴にも詳しく書いたので余力があれば読んでみて欲しい。
どちらにせよ、企業ごとによってSPIの使い方も違うのでそこはunistyleで内定者の選考体験記を読んで事前に情報収集しておくしかない。
SPIは全科目で高得点目安だす必要はない
非言語、言語、英語、構造把握とあって、もちろん企業によってどれを使うかはまちまち。
あるサイトによっては企業によってどこを重点的にみているか違うと記載されているが、そこには懐疑的。
つまり、非言語が高得点で7&言語がミスって3だったとする。合計10で足切りは突破してるけど、言語に重きをおいている企業は言語3だと落ちるのでは?というものだ。そういう企業もある。だが超大手はそんなことせずに合計で判断してる。
SPIはとにかく足切りのためのツール。大量の学生を書類で落とすための道具なのだ。機械的に非言語、言語、英語、構造把握の合計でボーダーを突破できれば通過できる。
受験だって合計得点が大事なわけで、各教科の点数で評価されるわけじゃない。だから全ての科目で高得点を出す必要はない。
SPI高得点目安が出たら次に移ろう
非言語で高得点指標がでて、言語でまあまあの指標が出たとする。その場合、ほとんどの企業は受かるから次にいっていい。時間があれば言語の対策に時間を当てたいけど、時間がそこまでなければ ES極めたほうがいい。
つまり、SPIに時間をかけすぎるな!ということ。
SPIで高得点をとるためのコツ
それでもなんとかしてSPIの点数を挙げたいという人もいるだろう。
ここからは対策方法について説明していく。
SPIを勉強するときに真っ先に参考書が思い浮かぶ人がいると思う。
しかし、これは半分正解で半分間違い。
なぜかというとSPIの参考書は入門編が多いので簡単な問題しか掲載されていない。
これはより多くの就活生に買ってもらうためにあえて簡単な参考書を作っている。
難しい参考書だと就活生から「難しい」というクレームが浸透して売れなくなるからだ。
簡単な問題をこなして「解けた気」にさせれば参考書としてのレビューもよくなる。これは参考書のからくりだ。
どんな問題集を使うべきかというと、
- 実際の問題が掲載されている
- 問題数が多く掲載されている
この二つ。特にオフィス海社はおすすめである。特に2022最新版 完全最強SPI&テストセンター1700題 [ オフィス海 ]と2022最新版 史上最強SPI&テストセンター超実戦問題集 [ オフィス海 ]が一番オススメです。
この2冊をやり込んでSPIを落ちたのであればそれはおそらくESで落ちている。この辺を抑えれば総合商社もコンサルも怖くない。一般企業なら、「こいつSPIの点数高い。天才がきた」ってレベルになります。
参考書に関しては、手当たり次第買うというのも手だ。僕も五冊くらい買った。なぜなら、
参考SPIは慣れの要素も多いので数多くの問題に触れて慣れた方がいいからだ。時間の勝負なので、問題を見て「ああ、このタイプの問題ね」と思えたらすぐに解けるようになる。多くの問題を解けば、その問題がSPIに出る可能性も上がる。
具体的な勉強方法
まず、問題集を徹底的にやりこむこと。
僕は一冊につき3周しました。3周するとやり方と答えを暗記できるレベルまでいきます。
参考書からまんま出ることもあるのがSPI(SPIって相当適当に作られてる)
ここで、分野別に弱点が明確に分かるので、その分野を徹底的に勉強すること。
いやなのはわかるけど、その弱点が致命的になるぞ。
分野ごとの勉強はSPI対策よりも市販されてる中学受験の参考書とかを買った方が良いです。特に非言語ね。
逆にいうとSPIってそのレベルなので過度に恐る必要ありません。
SPI模試を効果的に使う方法
次に模試。
模試は正確に時間を測ってやること。
なぜならSPIは時間との勝負なので、しっかりと時間感覚を養う必要がある。この模試は本番を想定して作られているので、その点は試験を意識して勉強しやすいです。
ネット上に無料の模試が転がっているのでしっかりと入手しておいて欲しい。
問題集やりまくって苦手分野の対策をすれば、この模試でかなりの高得点が期待できます。
SPI受けまくる
何より重要なのはSPIを受けまくること。
ESなしでSPIテストセンター 受けれる踏み台企業51社まとめにも書いてあるが、こういう企業を使えばSPIを受けられる。
おかしいと思うかもしれないが私は20回以上SPIを受けた。実戦に勝る練習はない。
とにかく短期的にSPIを受けまくることで慣れて、一番良い結果を送ることにしたほうがいい。
センターみたいに一発勝負じゃないし、高得点目安が出るまで何度も受けて、目安がでたものを使いまわせば就活は勝てる。
今すぐSPIに申し込んで点数を上げて欲しい。
SPIで高得点目安が出ない場合は?
何回やってもSPIの高得点指標が出ない場合もあるだろう。もしくはSPIが苦手だったり物理的にSPI対策に時間を取る時間がない場合もある。
もちろんSPIで高得点出せることに超したことないがその場合はどうすればいいか。それですぐ落ちると決まったわけじゃない。
ボーダーの確認とESの強化をしよう。
再三言ってるが、まずSPIでどれくらいの点数を取らないといけないのかしっかりと認識すること。
そうすれば別に最高レベルの高得点目安が出なくても通過できる。
ポイント
それから、SPIだけで判定する企業もあればESと込みで判定する企業もある。例えばSPIが同じようなレベルならESがチェックする。また、ESを見てからおまけ程度にSPIを見るところもある。
unistyleで選考内容を見ればその辺が書かれているし、内定者ESを見てブラッシュアップできるので一石二鳥。
さきほども紹介したが、OfferBoxのようにSPIを免除でESだけで逆求人がくるサービスもある。
コロナのせいでOfferBoxが盛り上がっているので登録しないのは損だ。
良いオファーほど他の学生に取られてしまうので、早めに登録することを強くオススメする。
いずれにせよ、まずはSPIをどれだけ取らないといけないのかを確認し対策。高得点目安が出たらすぐにESや面接対策に。出なければ勉強。時間なければ、ES対策か逆求人オファーなどを使った戦略も見ていくなどの流れが最適だと思う。
この記事ではSPI高得点指標と目安について書いてみた。SPIを制するものは就活を制する。どうにか粘って就活を勝ち抜いてください。