早期選考を受けないのは損なんですが、どれだけ受かりやすいのか早期選考の合格率や最終面接の合格率なども踏まえて解説します。
就活解禁の3月1日以前に内定をもっている学生の割合は、21卒は15.9%、23卒は21.1%。21卒から経団連の就活ルールが廃止となったことで、年々選考が早期化しています。23卒は20%くらいでした。23卒は30%いきそう。
早期選考は今や当たり前。一部の外資系やベンチャー企業だけでなく、大手日系企業も多く導入しています。
早くから動き出し、早期選考に参加するか否かが、就活の命運を分けるといっても過言ではないでしょう。
本記事では、年間1,000人以上の面接官を経験し、新卒の採用計画や逆求人採用を担当していた元人事の目線から、早期選考の種類やメリットについて徹底解説していきます。ぜひ参考にしてください。
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そもそも早期選考とは?
早期選考とは、就活が解禁する3月1日以前に開始される選考のことです。
大学3年生の秋〜冬頃に選考が行われ、通常選考よりも数ヶ月〜半年ほど早く内定が出ます。
今まで早期選考を実施していたのは外資系やベンチャー企業がほとんどでしたが、21卒から経団連による就活ルールが撤廃となったことで、大手日系企業でも早期選考を開始する企業が増えています。
早期選考いつからなのかは、別記事でも紹介されてるのでそっちの方を読んでみてください。夏、秋、冬、直前とそれぞれ4回くらいチャンスがあります。
早期選考の合格率と通過率は?
もちろん企業ごとに早期選考の合格率と通過率は違うのでなんともいえないです。
ただ、少し面白いデータがあって、リクルートの発表によると、3月1日の時点で20%の学生が早期内定をもらってます。
ということは5人に1人は早期選考を突破して内定をもらってるわけです。
なのでいくつか企業の早期選考を受ければ20%の確率でどこかしらの企業の内定得ることができます。
ただし、たとえば某有名企業の早期選考の参加人数が50人とかなので、そもそもの通過人数が少ない。
もっというとこういう会社は多くて、10人しか書類突破できませんとかもあります。
そこに応募してくる人って本選考ほどではないんですけど、たとえば500人とか応募するので激戦になるんですね。
早期選考を注意しないといけない部分はそもそも呼ばれる人数がえげつなく低いので、書類の倍率は実は本選考よりもめっちゃ高かったりします。
逆にいうと早期選考に声がかかればそこからの戦いは通常選考よりも遥かに楽なので、早期選考をやらない手はないんですね。早期選考の最終面接は倍率が1.5倍とかそんなこともあるので。
ちなみに色んな情報をもとに早期選考の合格率をグラフにしてみました。
早期選考の合格率は40%くらい
企業名 | 早期選考合格率 |
SCSK | 50% |
パーソル | 5% |
ニトリ | 30~50% |
三菱東京UFJ | 20~30% |
JCB | 10%くらい |
こんな感じです。ちょっとサンプルが少なくて申し訳ないんですが。この早期選考の合格率を平均化してみると大体40%です。
早期選考で有名なニトリが大体30~50くらいと聞きました。
これまた人気なJCBの早期は筆記で70%落とされるので通るのは10%くらいかなという算出です。
僕も早期選考は10社応募して4社通ったので40%だったんです。だから早期選考の通過率は全体的に見れば40%くらいと言ってしまって問題ないかなと思います。
これが本選考になるともっと難しくなるのでやっぱり早期選考の合格率の高さはお得ですよね。
早期選考の最終面接の合格率は?
これもよく聞かれます。早期選考で筆記を課してる企業は結構落とします。
先に書いたようにJCBとかは筆記でだいぶ落とすんですよ。これは他の企業もそうで、もう面接の時点で地頭良い人とか学歴でフィルターかけちゃいます。
そうなってくるとそれを超えて面接まで上がった時点でかなり精度高いんです。
だから面接まで行くとかなり楽です。何次まであろうとスイスイと選考を進んでしまう学生が多いですよ。
なので最終まで行けた時点では会社にもよりますがほぼほぼ通ります。80%ぐらいと言っていいです。
ここからは実際に早期選考って何するの?って人も多いと思うので実際の内容を説明します。
早期選考の種類
早期選考と一言でいっても、大きく6種類のルートに分けられます。ここでは、それぞれの参加方法や特徴について解説していきます。
就活支援会社開催のイベント
1つ目は、就活支援会社開催の早期選考イベントに参加する方法です。株式会社DYM主催の「Meets Company」やキャリア教育支援NPO en-courage主催の「Circuit」などがあります。
イベントでは、グループワーク後に複数の企業との座談会の場が設けられているため、グループディスカッションの練習+企業分析にもなります。早期選考のチャンスも掴めるだけでなく、就活全体にも役に立つイベントなのでぜひ参加しましょう。
インターン優遇
2つ目は、インターン経由で参加する方法です。
インターンの参加特典として参加者全員に早期選考が案内される場合もあれば、インターンで高評価を得た人だけが特別に早期選考へ招待される場合もあり、企業によって対応は様々です。外資系企業では内定直結型のインターンもあり、大学3年生の夏〜秋に内定が出る場合もあります。
逆求人サイトでのスカウト
3つ目は、逆求人サイトに登録し、企業からのスカウトを待つ方法です。逆求人サイトは無料で登録でき、プロフィールを入力するだけで様々な業界からオファーが届くのがメリットです。
企業からスカウトがくる時期は、例年1月〜3月頃がピーク。動き出しが早い企業だと、9月頃から特別ルートでの選考を案内している場合もあります。
特に大手やホワイトからのオファーが充実しているのはキャリアチケットです。コロナ以降、大手やホワイト優良が参戦してガンガンにオファー出してます。
本選考じゃ倍率キツくても早期選考なら入社できる企業もあるので試さないのは損です。
良いオファーほど早いもん順でなくなってしまうので、早めに登録しておくのがおすすめです。
リクルーター面談
4つ目は、リクルーター面談経由で参加する方法です。リクルーター面談は、表向きは企業理解を深める面談の場とされていますが、実際は選考の場でリクルーターが学生を評価しています。
企業側は、優秀な学生は早くから囲い込みたいと考えています。そのため、リクルーターから高評価を得られれば通常選考の時期を待たずして早期選考に案内してもらえるでしょう。
内定者からの紹介
5つ目は、リファラル採用といい、内定者から特別選考ルートを紹介してもらう方法です。内定者に後輩を紹介してもらうことで、通常募集よりも優秀な人材と多く出会えると、近年この採用手法を導入する企業が増えています。
リファラル採用のチャンスを掴むためには先輩からの紹介を待つしかありませんが、普段の生活が就活に繋がる新しい選考ルートです。日頃から先輩と仲良くし、自分の興味のある業界や企業について自己開示するとそのチャンスが得られるかもしれません。
そのほか、早期選考の探し方については、早期選考してる企業を探す方法と早期選考やりがちな業界まとめに書いてあるので良かったら読んでみてください。
早期選考が通常選考よりも受かりやすい理由
早期選考は、しっかりと対策さえできていれば通常の選考よりも合格しやすく受かりやすいと言えます。
この点については【早期選考は受かりやすい?】受かりやすいと言える理由5つを解説!でも紹介してありますが、ここでは人事目線で解説していきます。
早期選考は定員に余裕があるから
1つ目の理由は、通常選考と比較して、早期選考はまだ定員に余裕があるからです。
企業側としては、毎年採用人数の定員こそ決めていますが、早期選考から◯人、通常選考から△人、スカウトで□人というように選考フローごとでの定員は設けていません。ある程度目安や目標こそありますが、早期選考で予定よりも多く優秀な人材が集まれば、その分通常選考での枠が減るようになります。
合格の基準こそ早期選考と通常選考で変わりませんが、定員にまだ余裕がある状態の早期選考と、定員がほぼ埋まってきている状態での通常選考では倍率が異なります。より倍率が低い早期選考の方が、内定に繋がりやすいでしょう。
早期選考で優秀な学生を囲いたいから
外資なんかがサマーインターンで早々に優秀な学生を囲ってしまったりするので、良い学生ほど他に早く取られます。
バカ真面目に3月解禁してると、あとはそこまで優秀な学生じゃない層しか残ってないので早く企業も囲っておきたいんです。
特にライバル企業に良い学生が集まっちゃうのは死活問題なので、インターンで目をつけて早めに内定を出しちゃいます。
早期選考は選考ステップが一部免除になるから
2つ目の理由は、通常選考よりも早期選考は選考ステップが少ない場合があるからです。特に、インターン経由や逆求人サイトでのスカウトの場合、書類選考が免除になる場合がほとんどです。
なぜなら、それぞれ次のように既に高評価が得られているからです。
- インターン選考を突破している=ガクチカや自己PRが評価されている
- インターンで高評価を得ている=リーダーシップや思考力が評価されている
- 逆求人サイトでスカウトされる=ガクチカや性格検査での適性を評価されている
ただし、油断は禁物です。既に高評価が得られていたとしても、選考で評価を得られなければ不合格になります。次に紹介する「早期選考で内定を手に入れるには?」を参考に万全の準備をしましょう。
早期選考は準備不足の学生が多い
割とSPIの点数が低い状態でそのままインターン落ちちゃうことか、ESと面接の対策ができてない状態でとりあえず応募する人たちも多いです。
なので実質的にはそんなに倍率が高くない状態で戦うことになるので本選考に比べると楽です。本選考はある程度みんな努力しちゃってるので、そこで抜け出すのは難しい。まだみんなの準備ができていない状態を狙える早期選考は有利です。
しかし、自分も準備不足だったりするので、そこはしっかりと時間をかけて早めに動き出すことが重要です。
早期選考してる企業の探し方と早期選考やりがちな業界まとめや早期選考落ちる確率は?落ちたら終了。それでも早期選考を受けた方が良い!など読みながらじっくりと考えてみてください。
受かりにくい早期選考もある!
とはいえ、早期選考は優秀層と最終的には対決する羽目になります。
特に高学歴が受けがちな
- 外資系
- コンサル系
- 総合商社系
などに関していうと、みんな先輩から情報を仕入れて目の色を変えて早期に対策を練っています。ここに関してはじっくりと対策を練って本選考を狙うという考え方もありです。
また、早期選考のそもそもの枠が本選考に比べて少ないことはザラです。
早期選考ではじっくりと一人一人に時間をかけたいと考える優良中小企業、ベンチャーなども多いので、高倍率になってしまい落ちてしまうケースもあります。
ニトリなどの一部企業を除いて、早期選考に落ちてしまうと通常先行が受けられないパターンもあるので注意が必要です。
早期選考で内定を手に入れるには?
いくら早期選考が通常選考と比べて受かりやすいといっても、決して油断してはいけません。早期選考で内定を手に入れるためには、次の3つのポイントがあります。これらを意識してしっかり対策してから早期選考に臨みましょう。
1.優秀層との戦いであることを念頭に
早期選考は、優秀層の中での戦いです。もしインターン経由の早期選考の場合は、インターン選考のときから成長していなければ選考突破は難しいと考えてください。早期選考は、インターン選考を通過した猛者しかいません。
ガクチカや自己PRをブラッシュアップし、他の早期選考参加者に負けないよう企業への熱意を伝えていきましょう。
一回落ちると再応募できない可能性もあるの要注意です。
早期選考落ちて本選考にもう一度再応募はあり?様々な状況を考えてみた
2.志望理由を明確に
インターン選考と違い、志望理由や企業への本気度が早期選考では非常に重要です。「なぜインターンに参加したいか」と「なぜその企業で働きたいか」では重みが全然違いますよね。
自分が将来やりたいことは何か改めて自己分析し、それを実現するためになぜその企業が良いのか、他社比較をしたうえでの志望理由を明確に伝えられるようにしましょう。
3.選考情報を収集する
就活は情報戦。ただ早期選考の場合、同年卒からの情報はなかなか得られず、事前に他社で面接練習もできません。そのため、どのくらい前年までの選考情報を集め、どれだけ面接のシミュレーションをするかが合否の分かれ目になります。
選考形式や面接での質問内容は、前年から大きく変わることはほとんどありません。しっかり先輩の情報を収集し、選考の対策をしましょう。
選考情報はunistyleが一番充実しています。選考フローから面接での質問内容まで、様々な企業の選考情報がダダ漏れなので見ないのは損です。
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早期選考の受かりやすさと合格率まとめ
しっかり対策したうえで臨めば、早期選考は通常選考よりも有利といえます。また早くから内定を獲得できれば、気持ちに余裕がある状態で他社の選考にも臨めるでしょう。
ただ、自分から動き出さない限り早期選考のチャンスは掴めません。多くのインターンに参加し、就活イベントや逆求人サイトを使って是非挑んでみてください。
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-自己分析がアプリで一発でできる
-大手優良からの早期選考逆オファー多数届く
■JobSpring
-プロが厳選した早期選考3~4社分を紹介してくれる
-早期選考用に面接、ES添削を無料でしてくれる
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-早期選考内定者のESや選考情報ダダ漏れ
-登録者少ないのでESコピペがバレない
迷ったら、まずはキャリアチケットスカウトに登録して、アプリに就活してもらって早期選考のオファーを待つのが効率良いです。
また、インターン優遇や早期選考がある企業をまとめているのでそちらの記事も合わせて読んでみてください。
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