SPIで鍵を握るのが時間配分ですが、この記事では時間足りないよ!全問解けないよ!と言う人に向けて対策や心を落ち着かせる方法をまとめます。
解説するのは今でも趣味でSPIを解いている就活の名人(@meijin_job)です。
多くの問題をできる限り正確に解きながらも素早く次の問題に移っていかないと、SPIで足切られちゃいます。
でもいたずらに速さだけを意識しても爆死します。爆死してる就活生が多いので、ちょっとどういうことかを説明します。
またLognaviを使うと本番さながらに時間制限ありでSPIの非言語言語の模試を解けるだけでなく、自分の偏差値も出る。
このSPI模試で自分のレベルがボーダーにあるかどうか確認できる。(SPIボーダーが届いてる企業からは逆オファーも来る優れもの)
問題数も豊富で、高得点かどうかの判断ができるので使わないのは損だ。時間配分を試すにもうってつけ。
しかもここの問題は本番にもよく出ると評判です。
※アプリなのでスマホからリンク飛ぶと登録しやすいです。
公式サイト:Lognavi
個人的にはSPI対策は以下の流れがおすすめです。
- Lognaviで模試を受けて、自分のSPI偏差値や時間配分を知る
- https://unistyleinc.comで企業のSPIボーダーを調べる
- ボーダを元に自分の偏差値が足りてるか判断。苦手な分野もカバー
- 同時並行でキャリアチケットスカウト登録しておいて、SPI免除で大手の面接に進む
SPIは時間足りなくて全部解けなくても大丈夫
まだ誤解があるんで言うんですけど、SPIに完答はありません。
言語と非言語合わせて35分。しかし問題数はそれぞれお10~20問ぐらいでて人それぞれ。
つまり、その人によって問題数は変わります。正解し続けると途中で終わります。これ以上正解しても、こいつの偏差値が上がらないとパソコンが判断するからです。
SPIめちゃくちゃ正解してると時計の針がどんなに残っていても終わります。
つまり、あるレベルまでいくと、時間切れになってしまった方が評価が高いということなんです。
上の画像が時計の針です。
やばい人は全問解答してしまい、残り時間が余ります。「完答」してしまうと逆に評価が低いんです。
SPIで大事なのは正解数ではありません。正解率とその量です。
だから、時間配分を優先するためによく考えずに分からない問題は次に飛ばしてとかやってると、就活終わります。
分からなくてもある程度粘ったほうがいいです。
高得点の時は時計の針が、
こんな感じになって、必ず内側の円があまります。
なので、全部解けなかったという事態は実は正しいです。
SPI全部解けなくて時間切れになるパターン
いやいや、SPI全然できないし、全部解けない!と悩んでる人もいるだろう。
現に、普通に時間をかけすぎて普通に時間切れになってるパターンもあります。手応えなくて時間切れになってる場合は大体このパターンです。
その場合は確実に問題に時間をかけすぎている。特にSPIの場合って「あとで戻る」という選択肢がないから、とりあえずそこで頑張って答えを導かないといけない。
その場合はSPIを正確に解いていく上でスピード感が重要になってくる。
これはすぐにできることでもないので、できる限り早い段階でSPIの訓練をして欲しい。
SPI時間切れだと落ちるの?と気になる人もいると思うので、その辺は下の記事にまとめました。
-
【25卒】SPI時間切れは落ちる?半分しか解けない場合はどうなる?
続きを見る
どれぐらいのスピード感が必要なの?
能力検査35分。一問につき制限時間があって、これは厳格に計ったことないからどれくらいかは言えないけど、おそらく2分以上もたつけば次にいっちゃう。 だから大体1問につき1分は費やしたほうがいいと言われるし、1分で分からなければ次に行けと指導される。
SPIで偏差値70レベルの奴らと会議をしたんだけど、少なくとも秒で解ける問題も数多くある。20秒くらいで解けるのもあるし、あんまり1分とかに拘らないでいいと思う。
できれば「長すぎるか?」って思うぐらいまで粘ったほうが良いって結論になった。
ただ、時間がかかる問題にちゃんと時間をかけてもいいように、そこまでは秒で解くぐらいの気構えが大事です。
SPIなんて難しい問題って言ってもたかが知れてるので(本当に)大事なのは慣れです。
スピード感覚をつけるには慣れるのが一番大事です。ESなしでSPI受けられる踏み台企業もあるので、受けてみるのもお勧めです。
SPI時間足りなくて適当に答えていいの?
上の方で書いたことをもう一回詳しく説明させてください。
SPIは正答率を大事にしてます。なので、わからないから適当に埋めてミスすると、どんどん簡単な問題が出てきます。
そうするとどんどん評価が落ちていくシステムを採用してます。
他のサイトでは時間配分のために、わからない問題は適当にやれ!と指導してますが、それは間違い。
できる限り粘ったほうがいいです。時間通りに終わらせることが目標ではなく、一問でも多く正解し、その正解率を上げていくのがSPIだからです。
それを頭に入れつつ、時間配分を意識するのがポイントなので優先順位は正解>>時間です。
- まず目の前の問題を正解すること
- 本当にダメなら飛ばす
この流れです。間違っても、時間>>正解と考えないでください。
SPI時間足りない人から来る質問とその答え
このサイトに多くの人から「SPIの時間足りないし全問解けないのですが」のテーマで様々な質問が届きます。
ここで、そんな質問と僕の答えをまとめてみます。
SPI推論は一問何分くらいで解けばいい?
1問につき1分で解ければ最高ですが、流石に厳しいと思います。
個人的には2分を目標に解ければベストです。それ以上かかってしまうと危険信号。
推論に時間を当てるためにも序盤を30秒〜1分くらいでこなすのがベスト。
簡単な問題は10秒くらいで見ただけで反射的に出来るようになれば最高です。
SPIの練習は何分でやればいい?
SPIって言語非言語の合計70問あると言われており、それを70分で解きます。
なので、基本的には1問1分で解けば理論的には完答できる計算になります。
ただし最初の序盤問題は10秒でできるし推論は2分ぐらいかかったりします。
非言語の推論とそれ以外、言語は長文とそれ以外で時間を区切って模試を受けてみるのがオススメです。
それによって、どこが一番時間足りてないのかがわかります。
SPI時間切れになったら落ちる?
最初の方に述べたように、高得点がために強制終了になることもあります。この場合は時間切れというより、合格サインなので受かります。
単純に時間切れの場合、そこまででどれくらいの問題を正解できているかが大事になります。全体の半分ぐらいできていれば、大抵の企業でも通りますが、それ以下だと思ったら受け直すがオススメです。
参考 【24卒】SPIで落ちる割合と確率!SPI落ちる4つの理由まとめた
SPI半分しか解けなかったらい落ちる?
半分しか解けてないということは終了した段階で、時計の針が6くらいしかなかったということです。
時計の針は9か10くらいにいて欲しいので、半分くらいしかできてないと点数低い可能性が高いですし、場合によっては落ちます。
SPIで安心できるレベルではないのでもう一度、SPIの時間配分の能力を磨くのがおすすめです。
時間足りないなら人に送るSPI慣れる3つの方法
慣れて的確な時間配分を身につけるにはどうすればいいのかというと量を受けることです。そうやって恐怖心を取り除くことが大事です。
就活生は就活でガチガチに緊張してるのでSPIも力んじゃうんですよ。これで失敗して落ちたらとか先のこと考えちゃって。
しかもSPIってパソコンで答えを入力しないといけないからその形式にも慣れないといけないし。
だからまず、問題を解く。これが大事です。
SPIの量を解け
量をつむには参考書をやるのが手っ取り早いです。参考書を3回ぐらいやれば相当の点数を期待する事ができる。あとは見つかった弱点を絞って徹底的に克服するだけ。参考書をしっかりとやりこんでSPI足切られることはないです。
これやってるうちに問題に慣れてきます。問題が出てきた瞬間に、ああこれは場合の数だな、とかジャンルまで分かるようになります。
そうすると解答まで瞬時に出てきます。これでスピード感がめっちゃでます。
そもそもSPIは出てくる問題の範囲も鬼のように狭いので問題覚えるぐらいがちょうど良いです。
語彙や計算など基本問題を瞬発的に解けるようにする
基本的に語彙や計算などは瞬時にできるようにしておくと、それだけで時間を余らせることができます。
受験や期末試験でもそうだったと思うんですが、SPIも後の方が難しくて時間かかるので、序盤は時間を節約するためにもパッパと終わらせる必要があります。
SPIの序盤の問題は公式や単語を記憶しておけば一発で答えられるので、覚えておく必要があります。ここをサボると、「あれ、なんだっけ」と無駄に時間を使ってしまうので最終的に時間足りなくなります。
非言語で言えば場合の数、速度算、損益算は公式を覚えてるかどうかです。非言語の語彙や熟語もそうです。
時間が足りない人はまずはここを完璧にしてSPI序盤をサクサク進められるようにして見てください。
SPI苦手分野を克服
参考書やってるうちに、止まっちゃうところが出てくると思うんです。
まずそこをしっかりとやりましょう。例えば公式があるなら覚える。頻出単語が頭に入ってないなら覚える。
もうこれは覚えればできます。逆に覚えてないとできません。
だからSPIっていうのは必ずやれば伸びるし、逆にやらないと全くできないテストなんです。企業はそこを見ています。
問題を解きまくる中で、弱点を見つけ出し、そこを徹底的にやらない限り、そこで時間を使ってしまいます。
序盤のサクサクいける問題ができたら、次は苦手な問題を苦手なままにせずに克服してください。
苦手意識を持ったまま挑んじゃうと不必要に時間使ってしまいます。
推論時間足りない人が多いので推論になれる
実は多くの人が時間足りない!と苦戦するのは推論です。
推論は色んなパターンを考えながら書き出して検証していくのでどうしても時間はかかります。
何回やってもある程度の時間を必要としますし、混乱すると一からやり直さないといけないのでどんどん焦ってきます。
かといって推論を捨てると非言語は高得点を取ることができず、受ける企業にもよりますが足切りされる可能性もあります。
序盤の問題がサクサクでき、苦手問題もできるようになったら推論に取り掛かるのがお勧め。
とにかく推論は状況を元にイラストにしたり図や表にできるかにかかってます。
対策方法もまとめたので読んでみてください。
参考SPI推論が苦手なら捨てていい?解き方のコツや向き合い方をまとめた
SPIを練習できる企業で受けまくる
試合は最高の練習と言われますが、SPIでも一緒です。
特にSPIは最もよくできたと自分で思うものを使いまわせるので、それ以外はどんなに点数が低かろうと合否に影響しません。
だから、練習がてらに多くのSPIを受ければそれだけで場数をこなすことができます。
特にSPIは問題が使いまわせることが多いので、前のSPIでも出てきた!みたいな展開が数多く出てきます。
一度やってれば当然解くスピードも早くなります。
それからSPiのテストセンターの雰囲気や実際のパソコンで回答を入力するスタイルをしっかりと練習しておけば、もたつくこともなくなります。
問題はSPIを受けるにはESを書かないといけない、ってことですが企業の中ではESを書かずにエントリーするだけでSPIを受けられる場合もあります。
是非、エントリーしてみて練習がてらにSPIを受けるのも適切な時間配分を知る上で有効になってきます。
参考 【24卒】ESなしでSPIテストセンター受けれる踏み台企業81社まとめ
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適性検査TALテストの図形貼り付け模範回答をまとめてみた
続きを見る
Lognaviは家にいながら手っ取り早くSPI模試が受けられるのでお勧めです。
問題数も豊富で、時間配分を試すにもうってつけ。しかもここの問題は本番にもよく出ると評判です。
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具体的に非言語と言語の時間配分
SPI非言語の時間配分
一番時間かかるのは推論。推論は最後に出てくるから、そこまでサクサクとこなしておく必要がある。
というかそもそもそこまでの時点で正答率が低いとまともに推論が出てこない問題が発生してしまうから、要注意。
推論は慣れも大事だけど、しっかりと解き方を学習しないといけない。なんだか適当にやってその場では正解しても同じような問題が出た時に時間かけまくった上に不正解になってる人が多すぎる。
推論といえども1分半が限度だ。2分かかったら次にいくと思ったほうがいい。
とにかく表にしたり図を書いて考えることが肝。
次に時間がかかるのは長文読みとりの計算問題だろうか。ここは速くやろうとしすぎると、まんまと出題者のひっかけに乗っかってしまう。ここは焦らずに時間をかけていいから、しっかりと設問をみて、求めないといけない数字を吟味しよう。
それ以外は基本的に公式が一発で頭の中に出てくれば秒で解ける。逆に無理なら無理だ。
公式を覚える。解法に慣れる。これでサクサクといこう。
非言語は考えると言うよりも「ああ、これはあれか」とパターンが瞬時に浮かばないときつい。これってどうやってやるんだ?みたいな初見の感じになっちゃうと正解できないし時間を食うだけなので飛ばそう。
あとで、その問題を参考書でじっくりと解いて、次のSPIで解けるようにすればいい。
参考SPIの非言語難しすぎ!できない人に対策方法とコツを伝授します
SPI言語の時間配分
言語はこちらも長文が肝。そこまでの二語の関係とかみた瞬間にできないと、考えてるようじゃ辛い。
SPIの頻出語句も受験に比べれば遥かに少ないので覚えてしまったほうがいい。それで秒で解けるようにしよう。
長文の次に時間はかかるのは、文の並び替えだと思う。これは結構やっかい。
だから長文と文の並び替えは時間をかけていい。
できる限りここに到着するまでに言語はいかにサクサクできるかが勝負だ。
どうしてもSPI時間足りないし全問解けない場合は?
状況によってSPIの対策が思うように行ってない場合もある。
就活はやることがたくさんあるのでSPIだけに時間を使うのは難しいところ。
そういう人にはまずやるべき順序がある。
個人的にはSPIの出来判断は以下の流れがおすすめです。
- https://unistyleinc.comで企業のSPIボーダーを調べる
- Lognaviで模試を受けて、自分のSPI偏差値を知る
- ボーダを元に自分の偏差値が足りてるかたりてないか判断
- 同時並行でキャリアチケットスカウト登録しておいて、SPI免除で大手の面接に進む
SPIボーダーをチェックする
まず、企業のSPIボーダーを図る必要がある。
自分の受ける企業のボーダーは6割なのか8割なのかでもSPIに費やすべき時間は変わってくる。
この辺は、SPIボーダーまとめ記事にまとめているので、読んでみてください。
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【25卒】SPIテストセンターのボーダー企業一覧とボーダー高い企業まとめ
続きを見る
https://unistyleinc.comでも企業の個別ページでボーダーを確認することができるのでお勧め。
そこまで高い点数求められないので、それによってはそこまで焦る必要ないです。
今のSPIの現状を知る
SPIは自分の出来を判断できない。
なので、いくつか方法があるので、それの自分の出来栄えとボーダーを加味して、受かるのか受からないかを判断するのがお勧め。
それで受かりそうならいくら時間足りなくてもそこでSPI対策は終えてしまえばいい。
SPI高得点目安に出てきた問題で自分のSPIの出来を判断する方法をまとめているので読んでみてください。
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SPIテストセンター7つの高得点目安と指標【25卒】7段階目安も!
続きを見る
Lognaviを使うとかなり正確に判定してもらえます。苦手分野も一発で出てくるのでおすすめ。
これを元に対策を進めていくといいですよ。
参考SPIを一週間で対策して高得点出せる方法を真剣に考えてみた
参考SPI一夜漬けで言語・非言語を対策する方法を真面目に考えてみた。
短い時間で対策する方法もまとめているので読んでみてください。
SPI時間足りないのは必ず克服できる
時間配分は大事だ。
しかしそれ以上に大事なのは正確さだ。
とはいえもたもたしているとあっという間にSPIは終わる。就活もあっという間に終わる。
とにかく問題に慣れ、どこに時間をかけるのかを意識しながら非言語と言語の時間配分問題に取り組んでもらえればと思う。
結論を繰り返すが、時間切れになっても大丈夫。でもできる限りサクサクやって正解数と正答率をできる限り高めて書類を突破してもらえればと思う。
Lognaviを使うと本番さながらに時間制限ありでSPIの非言語言語の模試を解けるだけでなく、自分の偏差値も出る。
このSPI模試で自分のレベルがボーダーにあるかどうか確認できる。(SPIボーダーが届いてる企業からは逆オファーも来る優れもの)
問題数も豊富で、高得点かどうかの判断ができるので使わないのは損だ。時間配分を試すにもうってつけ。
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