この記事ではspiの推論が苦手な人向けに捨ていい?とか解き方のコツについてまとめてみました。
SPIの中でも難しいと言われることが多い分野が、今回のテーマでもある「推論」。
慣れない問題形式や複雑な説明文など、苦手意識がある方も多いのではないでしょうか。
初見だとまず間違いなく死にますし、参考書で何回かやらないと安定して攻略するのが難しいです。
そこで今回は、推論が難しい理由と解き方のコツ、そして推論の出題頻度や正解率が結果にどう影響するのか、について紹介していきたいと思います。
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SPIの推論が苦手と感じる理由
初めに、「なぜ推論を難しいと感じてしまうのか」についてです。
慣れてない
推論を難しく感じる大きな理由として、推論の問題形式に慣れていない、ということが考えられます。知識や公式を用いて答えを導き出す計数問題とは異なり、推論では自分で情報を処理して解く必要があります。
そのため、初めて推論を解く人はどのように問題にアプローチすればよいのか戸惑うかもしれません。このような問題形式への馴染みの無さが、結果的に苦手意識を生み出している可能性があります。
公式が通用しない
公式が当てはめられない推論の問題形式は、対策の難しさにもつながっています。
明確な式が存在しないため、効果的な解き方を知らないまま勉強していると、頑張っているのに中々コツが掴めない、なんてことにもなりかねません。
情報を整理しないといけない
また、細かい作業が必要とされることも推論が解きづらい理由の一つであるといえます。
推論では、問題文と問題文から推測される事象(回答群)の2点が情報として与えられます。
そして文中から読み取れる事実を整理して、回答群と照らし合わせていかなければなりません。
つまりくそ面倒なわけです。
文章表現も複雑であるため、最初のうちは必要な情報を取捨選択するだけで時間がかかってしまうことも。
限られた時間内で、スピーディーかつ丁寧に問題を解かなければならないのです。
SPIは玉手箱やGABに比べれば簡単と言われますが、この推論はSPIにしかないので推論苦手だとSPIも途端に難しく感じます。
SPI推論の解き方のコツ
慣れない形式や情報処理など難しい点も多い推論ですが、解き方のコツを覚えれば解けるようになります。
最初にSPIの推論を受けて絶望した私が言うので間違いないです。
問題文を整理する
まず推論を解く上で大事なのが、与えられた情報を整理すること。
先に述べた通り推論では、問題文、そして問題文から推測される事象が回答群として与えられます。
問題文の中ではいくつか条件が設定されており、その条件下で実際に起こり得る事象はどれかを回答群と照らし合わせて判断していきます。
そのため、述べられている条件と起こり得る事象を正確に分かりやすくまとめていくことは、推論を解いていく上での大前提ともいえる作業なのです。
逆に言えば、条件をまとめる際に誤った解釈をしてしまうと、その時点で正しい解答を選ぶことはできません。ではどのようにすれば、正確に、そして分かりやすく情報を整理することができるのでしょうか。
情報整理のコツは、条件を文字や図式として書き出すことです
情報を図や文字に起こす
練習問題を例に考えてみます。
P、Q、R、S、Tの5人のテストの順位について次のことが分かっている。
ⅰ)Rの順位は、Sより上である
ⅱ)Tの順位は、Rよりも上だが、1位ではなかった
ⅲ)Qの順位は、Pより上である
ⅳ)同点の者はいない
(1)次のア、イ、ウの推論のうち、必ず正しいものはどれか。
ア. Qは1位である
イ. Sは5位である
ウ. 2位はPまたはTである
この問では、
- ①Rの順位はSより上、
- ②Tの順位はRよりも上だが1位ではない
- ③Qの順位はPより上、
の3点が条件として与えられています。
これを実際に式にしてみると、
①より R > S、②より x>T>R、③より Q > P
と表すことができます。
①と②よりさらに、x >T>R>Sという式 が導かれます。式としてまとめることで問題の全体像が把握しやすくなりますよね。
次に、条件で起こり得るパターンを全て書き出してみます。
順位 1位 2位 3位 4位 5位
事象1 Q P T R S
事象2 Q T P R S
事象3 Q T R P S
事象4 Q T R S P
表から、「ア.Qは1位である」と「ウ.2位はPまたはTである」が正しいことが分かります。
このように問題文で与えられた条件を文字や図式化することで、情報を上手く整理することができます。
選択肢をよく読む
書き出した条件と回答の選択肢を丁寧に照らし合わせていくことも、推論を解くためには欠かせないといえます。
この時、条件だけでは断言できない選択肢をついつい残してしまいがちですが、条件から確実に導くことができる選択肢とそうではない選択肢をしっかり区別して考えることが大切です。
確実に条件に当てはまると判断できるものだけを選ぶようにしてください。
また早く解こうと焦るあまり、選択肢を一つ一つ考察していく作業をつい省いてしまうことがあります。
しかし、選択肢が条件に当てはまるかどうかを細かく見ていくことが推論の正答率アップにつながります。時間配分を意識しつつも、丁寧に問題を解くことを心がけてみてください。
推論を解いてパターンに慣れる
最後に、出題形式に慣れることも推論を効率よく解くためのコツだといえます。
初見では難しく感じられる推論ですが、何度か解いていくうちに問題のパターンが掴めてくると思います。
推論は、個々の問題に対するアプローチ方法こそ異なるものの、似たようなパターンで出題されているものが多いのです。
そのため、何度も繰り返し問題に取り組むことで、推論が徐々に解きやすくなっていくはずです。
ただし参考書は推論の数が少ないのでなかなか数をこなすことができません。
オススメなのは実践を積んでしまうこと。
特にSPIはesなしや簡単なesだけで手っ取り早くSPI練習できてしまうことも多いです。
なのでそういう企業を受けてみて推論を実践形式で慣れていくのオススメです。
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SPI推論が多いのは良いサイン
SPI非言語分野において推論が多く出題されるのは、正答率が高いサインともいえます。
前で述べた通り推論は難易度が高いため、ある程度正解が続かなければ出題されないのです。
実際に、非言語分野の高得点目安は推論が半分以上出題されていること、という声もあります。
具体的には、【25卒用】SPIテストセンター7つの高得点目安と判断基準を調査に書いてあります。
引用すると、
高得点目安
最低
↑
1.推論出ない
2.推論が1~2個
3.推論が半分以上(通常形式)
4.推論が半分以上(4タブでてくる)
5.推論が半分以上(チェックボックス1つ)
6.推論が半分以上(チェックボックス2つ)
7.推論が半分以上(チェックボックス2つ&最低限問題)
↓
最高
こんな感じです。半分以上でてきてようやく非言語は安心できます。もちろん推論が出てきた時点で推論ミスると半分も出てこないので、やはりどうしても推論の対策が必要になってきます。
しかし、どうやってもSPI推論が苦手で難しい!と悩んでる人もいると思います。
SPI推論を捨てるのはありか?
推論はSPIの非言語分野に含まれていて、その中でも難易度が高い問題とされています。
つまり、推論を攻略できればSPIで高い評価が獲得でき、大手企業や人気のある企業の選考を通過できる可能性が高まります。
基本的に大手企業になると推論が出る状態まで仕上げて、推論の問題も正解しないとボーダーを突破できません。
なので、推論が難しすぎて捨てるかどうかの判断をするとき、
- ボーダー高い企業なら推論は頑張る
- ボーダー低いなら推論捨てて他を頑張る
という感じになると思います。
中小企業やSPIを重視しない企業に対しては、非言語分野の中でも比較的易しい計算問題に力を入れて、安定した評価をゲットする、といった方法の方が全体的には良い企業に内定できる確率が上がります。
自分が受けたい企業のレベルを見定めて、どのように対策していくかを考える必要があります。
SPIのボーダーラインでボーダーをまとめているので、
SPI推論がどうしても苦手な場合の解決策
推論に関しては一長一短で伸びる分野でもありません。
SPIだけに時間を割けないし、割いて点数が伸びなかったら悲惨だなと個人的には思います。
なので推論を捨てるだけじゃなくてSPIを捨てる決断もあります。
SPIなしの大手優良企業もありますし、逆オファーを使えばSPI免除で面接から始まります。
キャリアチケットスカウトがそうです。
上の画像のように大手優良企業からESに書くような自己アピールをコピペで登録しておくだけでオファーがきます。
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良いオファーほど早いもの順で他の学生に取られてしまうので、早めに登録することをオススメします。
【公式サイト】https://media.careerticket.jp/
SPIに馬鹿正直に時間を費やしてる人がいてもったいないですが、毎年こういう就活サービスを利用する裏道で内定を取ってる学生もたくさんいるので、検討してみてください。
推論に悩まされると本当に憂鬱になりますよ。
SPI推論が苦手のまとめ
今回は、SPI非言語分野の推論について紹介してきました。
推論は他の計数問題とは形式が異なるため、難しく感じている人も多いようです。
しかし、解き方のコツを覚えて形式に慣れていけば、必ず解けるようになる分野でもあります。
推論は高得点の指標でもあるので、ぜひ皆さんも推論を攻略してみてはいかがでしょうか。
また推論含め、非言語は苦戦している人が多いので全体的な攻略は下記の記事を良かったら読んでみてください。
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