この記事ではtg-webを受けて難しかったのでその理由や対策方法をまとめてみます。
tgweb(従来型・新型)の2つを受けてみた感想として1番に思い浮かんだことは「とても難しい」ということでした。
正直、対策に時間を費やしていなかったこともあるんですが、テストがあまりにも上手くいかなくて、「tgwebを採用している企業は受けるのをやめようかな、、」と悩んだこともありました。
それで諦めてしまうのも勿体無いない話で、皆さんにはそんな思いしてほしくないので、tgwebに苦戦した経験者が難しい理由や対策をまとめてみます。
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tg-webは従来型も新型もどちらも難しい
最初にtg-webの基本的な仕組みと従来型/新型の違いを説明させてください。
tgwebはヒューマネージ社が作成しており、SPIや玉手箱よりも難易度が高くてむずいです。
出題される問題形式に「従来型(旧型)」と「新型」があり、独特すぎて苦戦する人が多発します。どの企業が従来型と新型を出すかはそれぞれでして、新型を出す企業が流行ってるかと言うとそうでもありません。
この二つのテストの違いを簡単に一枚にまとめると、
こんな感じになります。問題の難しさとしては従来型の方が上ですが、新型の方は時間が足りなくなる可能性があります。
従来型は、
従来型の概要
- 言語 12問/12分
- 計数 9問/18分
- 英語 10問/15分
新型は、
新型の概要
- 言語 34問/7分
- 計数 36問/8分
- 英語 10問/15分
と言うことで個人的には従来型も新型も難しさは同じくらいで、どっちも基本は苦戦するし難しいなという印象を受けます。
新型の方がスピード感覚を要するので練習は必須です。次からはもう少し詳しくそれぞれの項目の難しい理由を話します。
tg-webが難しい理由
tgwebは従来型と新型の形式があり、それぞれで出題の内容が大きく異なることは説明した通りですが、私はどちらのテストに対しても難しさを感じました。その理由を以下で3つに分けて説明します。
- 【言語/従来型の英語】は問題が難しいため、時間が足りない
- 【従来型の計数】は独自の問題が多い
- 【新型】は時間が足りない。
言語/英語・従来型の問題が難しいため、時間が足りない
言語に関しては12分で12問が出題され、英語は15分で10問出題されます。
1問に充てられる時間は平均して「1分以上」確保することができます。
そのため、例えばGAB(SHL社)の内容と比べると時間の面では余裕があります。
しかし、tgwebで出題される問題は難易度が高いです。
出題の仕方としては空欄補充や長文読解などなじみのある内容ですが、他のテストに比べ扱われている文章が難解なため、読解に時間がかかります。
私は大学生になって以降、複雑な文章を読む機会がほとんどなかったことも相まって「1問を1分で解けるような文章のレベルじゃない!!」と強く感じました。
従来型の計数は独自の問題が多い
従来型の計数も18分で9問が出題されるため、1問に充てられる時間に関しては比較的余裕があります。
しかし、tgweb・従来型では暗号や展開図というジャンルの問題、また中にはタイルや升目を利用した「独自な」問題が出題されます。
ひねりのある内容が多いため、1問1問に対して知恵を絞って回答をしていく必要があります。
私自身、私立文系の大学出身で、高校生のころから苦手な数学は避け続けてきただけに、tgwebで図形などを久しぶりに目の当たりにした際は、まったく解ける気がしませんでした。
新型TG-WEBは時間が足りない
新型の場合は、言語が7分で34問、係数が8分で36問出題され、とても時間が足りません。
一方内容としては、先ほど述べたような独自の問題が出題されるわけではなく、各問いに対しての難易度もとても高いわけではありません。
しかしテストセンターの場合、係数は電卓を使って係数を解くことができないルールもあり、紙に手書きで記入し、計算していく必要があります。
また余談にもなりますが、私が新型を初めて受けたテスト会場の机がとても狭く、時間がないうえに窮屈な状態で紙に書いて計算することを強いられ、かなりストレスを感じました。
結果的にあまり問題に集中することができず、テスト自体も良い結果を期待できるような出来ではなかったため、当時はとてもへこんだ記憶があります。
lognaviでは新型も従来型もどっちの問題も解くことができるので一度試してみることをお勧めします。
tg-webの合格ライン
tgwebのテストは先ほど説明した通り、決して一筋縄ではいかない内容です。
そのため毎年多くの学生が同じような悩みを抱え「私には無理かもしれない」「あきらめたい」という感情になってしまいます。
では、tgwebで実際にどのくらい正答することができればいいのでしょうか。
tgwebを利用している企業は、モルガン・スタンレーやジョンソンエンドジョンソンなどの外資系企業をはじめ、味の素や三菱UFJ銀行などの国内大手企業になります。
「成果を生み出せる人材を見極める」というコンセプトで独自的な問題を出題しているだけに、大手企業の名前が多くみられます。
具体的な数値は以下になります。
- 8割→モルガン・スタンレー ジョンソンエンドジョンソン
- 7割→味の素 サントリー
- 6割以下→日本テレビ テレビ東京 三菱UFJ銀行 資生堂 花王 ユニバーサルスタジオジャパン など
外資系企業は即戦力となる人材が求められることもあり、tgwebでも求められるレベルがとても高くボーダーラインは8割程度となっています。
また日系企業では味の素やサントリーがトップになり、そのボーダーラインは7割です。
その他のテレビ局をはじめとする日系企業は6割程度です。
そのため、大抵の就活生は「6割~7割」というラインを超えることができれば、tgwebを通過できる可能性が大いに見えてきます。
この辺はtg-web/のボーダー合格ラインまとめにも書いてあるので読んでみてください。
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【25卒】tg-web/玉手箱/webテストのボーダー合格ラインまとめ
続きを見る
tg-webの対策方法
本番で「6割~7割」というボーダーラインを超えることができれば、大抵の企業のボーダーラインを突破できることが分かりました。
今回はtgwebを「とても難しい」と感じていた私が、実際にtgwebを突破するために行ったことを3点紹介します。
- 事前の準備を徹底!
- 何度も試験を解く!そして都度テストの振り返りを徹底!
- 何が何でもすべての問題に回答する!
事前の準備を徹底!
tgwebの問題は従来型・新型ともに簡単に点数が取れないような施策が講じられています。
そのため、事前に問題集を利用して問題に慣れておくことは必要不可欠です。
また参考書で問題に触れ、自身にとって「どのような解き方が合っているか」を事前に知っておきましょう。
例えば、私は「言語」「英語」の場合、先に回答の選択肢を読んでから本文を読むことで、本文中の答えに直結するような重要な内容に気付きやすくなり、1問に使う時間を減らすことができました。
何度も試験を解く!そして都度テストの振り返りを徹底!
第一志望の企業のtgwebを受ける前に、他社にエントリーしてあらかじめtgwebの試験を受けることで、試験に慣れることができます。
また試験の問いは「使いまわし」です。
他のテストにおいても「過去に解いたことがある問題」が出題されることがありますが、tgwebの場合は特に、同じ問題が出題されたという学生の報告が多く確認できています。
私も過去に解いたことがあった問題が第一志望のtgwebで出題され、試験中に喜びが爆発しそうになったことがあります。
同じ問題・または同じ解法の問題が出題される可能性があるだけに、テストの振り返りも必須です。
問題を解いた経験が多い学生ほど有利になる内容のため、テストを受け・振り返ることを欠かさずに行っていきましょう。
何が何でもすべての問題に回答する!
tgwebのテストの特徴として、「誤謬率」を問わないテストである点があげられます。
これはテストの中で間違えた問題の数が、テストの結果に影響しないということです。
(SPIなどの場合は「偏差値」換算で結果をだすテストのため、間違えた回答をするほど結果が悪く出てしまいます。)
そのため「問題が解き終わらない」や「回答が分からない」という場合でも、直感で何かしらの回答をすることで点数アップの可能性があります。
事前に「残り~分になったら問題を解くのを辞め、解き終わってない問題に回答する時間に充てよう」「解き終わっていない問題の回答はすべて”3”にしよう」などテスト中のルールを決めておくようにしましょう。
面接を突破する力がある学生が、テストの結果が悪いことが原因で第一志望の面接にも進めないということは毎年必ず起きています。
tgwebのテスト内容は「初見殺し」と称されるほどに難解に見えますが、しっかりと対策していくことで突破の可能性が大きく広がります!
地道にやるべきことを1つ1つクリアしていき、tgwebを突破できるように頑張っていきましょう!
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