この記事ではニトリの早期選考やインターンに参加した私がその実態についてまとめました。
33年連続で増収増益しており、コロナ禍でも業績好調です。
そんなニトリのインターンは、2年連続でインターン人気企業ランキング第1位(楽天みん就)を獲得し、毎年1万人以上が参加しています。
他の大手企業を抑えて、なぜニトリのインターンが1番人気なのか。
人気の理由や、早期選考、インターン優遇についてまとめてみました。
最初に早期選考の優遇情報をまとめました。
早期選考の優遇内容 | 面接免除(3次と最終はあり) |
早期選考の開始時期 | 1月下旬(12月から始まる人も) |
早期選考の内定時期 | 3月下旬に内定 |
リクルーター | 一部の学生につく |
早期選考に参加する条件 | インターン参加者全員 |
こんな感じです。詳しく解説しますね。
ニトリのインターン情報や突破のコツははunistyleが一番細かく掲載されています。
界隈では有名ですが、情報がダダ漏れしているので読まないのは損です。
【公式サイト】 https://unistyleinc.com/
また、他にもインターン優遇のある企業をまとめている記事があるので是非読んで優遇を掴んで楽に就活を進めて欲しいなと思います。
→【25卒】インターン優遇と早期選考する企業88社を一覧にしてみた
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【25卒】インターン優遇と早期選考する企業110社を一覧にしてみた
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ニトリのインターンが人気の理由
実際にニトリのインターンに参加した私が考える人気の理由は、次の3つです。
- 気軽さ
- 就活の役に立つ
- 早期選考に参加できる
それぞれ詳しく説明していきます。
ニトリのインターンは気軽
ニトリのインターンは、エントリーシート(ES)やWEBテストによる選考がありません。
応募すれば誰でも参加できます。マイページを作成して、希望日程を選ぶだけ。その気軽さが人気の理由の1つです。
ただ、先着順で、すぐ満席(キャンセル待ち)になってしまうのと、インターンは3つのSTEPに分かれており、STEP2以降の参加には選考があるので注意が必要です。
就活の役に立つ
ニトリのインターンでは、ニトリのことだけでなく、就活の考え方や、企業分析、自己分析の方法についても教えてくれます。
また、人事社員との座談会もあり、面接のテクニックや人事が見ているポイントについても教えてもらえます。
さらに、インターンは全てグループディスカッション形式のため、グループディスカッションの練習にもなります。
社員から、ディスカッションの内容や進め方についてもフィードバックがもらえます。
企業理解を深められるだけでなく、就活全般のスキルアップができるので、ニトリに興味がない場合でも参加をオススメします。
インターン参加後、早期選考に参加できる
インターンに最後まで参加すると、そのまま早期選考に参加できます。
後ほど詳しく説明しますが、早期選考は、通常選考と比較してフローが短く、リクルーターによるサポートも付くので、かなり有利な選考です。
ニトリインターンの選考フロー
※25卒の夏のニトリは5/22に結果がきました
ニトリのインターンは、次のように3つのSTEPに分かれています。
STEP1→選考→STEP2→STEP3
STEP1は先着順で誰でも参加でき、STEP2以降は選考通過者だけが参加できます。
選考は、エントリーシート(ES)とWEBテストのみです。
ただしワンデイの最初のインターンは説明会に出るだけでESとwebテストが免除になります。なので絶対に説明会に出てください。
説明会に出ないで普通にSPI受けて落ちた高学歴学生が何人かいます。
どうやったら合格できる?
WEBテスト重視の選考です。点数は機械的に落とされるので、中堅の国立大学の学生でも平気で落ちます。しっかりと対策することが必要です。
エントリーシート(ES)の設問は、基本事項のみで自己PRや志望動機は聞かれません。
WEBテストの形式は「玉手箱」。科目は、言語・非言語・性格検査の3つです。
これ結構高学歴の層でも爆死してる人が多いのでちゃんと対策練っておかないといくら良いESを作り上げても落ちます。
実は裏技としてLognaviを使うとニトリで出てくる玉手箱の模試ができるだけでなく、自分の偏差値も出る。
このアプリでは10段階で出るが自分の玉手箱の出来を正確に判断したい人にはかなりオススメ。
問題数も豊富で、高得点かどうかの判断ができるので使わないのは損だ。しかも、ここの問題は本番でも出ると評判です。
※アプリなのでスマホからリンク飛ぶと登録しやすいです。
公式サイト:Lognavi
webテストで落ちたら後悔するので、こういうので実践詰んで本番挑んだ方が確実ですよ
インターン落ちたら本選考にも影響が出る?
インターン選考に落ちても、本選考に影響することはありません。
ただし、本選考にもインターン選考と同様のWEBテストがあります。
インターン選考で落ちてしまった場合、しっかりとWEBテストの勉強をし直さないと本選考も難しいでしょう。
また、インターン参加後の早期選考に参加した場合は、併願が無理です。なので、早期選考に落ちて通常選考を受けることができないので慎重になった方がいいです。
ただし、早期選考の方が通常選考よりも簡単なので早期選考を受けることを強くお勧めします。
ニトリの早期選考はいつあるの?
夏と冬にあります。それぞれ1日です。
夏は8月中旬くらいにインターンが開始。次のインターンが冬(11月とか)に行われて、それも突破できれば早期選考に。12月から始まる場合も。
冬インターンから始まった人は早期選考は1月下旬ごろに始まる。どちらもうまくいけば3月下旬には内定ゲット。
つまり就活解禁される4月にはニトリの内定を持った状態で始められるので、最高にお得です。
この辺unistyleにまとまってるので一度目を通してみてください。
ニトリの早期選考落ちたら?
早期選考でも結構落ちるで有名なのがニトリです。
その後の通常選考に応募しても大丈夫だけど、落ちる可能性が高いとみた方がいい。
なので、早期選考を受けるならば、「ニトリはこれで最後」と気合をいれて受けるのがオススメです。
早期選考落ちる確率は?落ちたら終了。それでも早期選考を受けた方が良い!でも激推ししてます。
学歴フィルターある?
インターンの顔ぶれ見るとそこまで高学歴ばかりというわけではない。
しかし、地頭が良くてコミュ力が高い学生が多かったので、結構対策をしないと普通に落とされる。
学歴フィルターをしている感じはないので、純粋に対策をした学生が勝ち残る。社員も普通に優秀。
ニトリのインターンの倍率は?
推定ですが、倍率は2〜3倍くらいだと思います。
周りの友人も参加しており、毎年1万人以上が参加しているということは、そこまで倍率は高くないはずです。
選考後のSTEP2以降も、参加日程が複数用意されており、そこまで人数は絞られていない印象でした。
参加者は、マーチ・関関同立以上が大半で、早慶や旧帝大も多く参加していました。
ニトリのインターンの内容
引用:ニトリのインターン
ニトリのインターンは、3つのSTEPに分かれています。
また、最後のSTEP3まで参加すると、特別イベントや早期選考に参加できる特典もあります。
インターンの内容は毎年変わっているようですが、複数STEPに分かれるという点と、STEP1は先着順で誰でも参加できるという点は例年変わっていない。
インターンの内容については、unistyleが一番充実しているので、そちらも参考にしてみてください。
ここでは、実際に私が参加したインターンの内容を紹介していきます。
STEP1 経営体験
ゲーム形式でニトリの経営を体験する半日のインターン。
ニトリの経営戦略や、これまでの歴史など企業理解がメインの内容。
企業分析のポイントも教えてくれます。
STEP2 配転教育体験
ニトリのジョブローテーション制度を体験する1DAYのインターン。
ニトリには、配転教育というジョブローテーション制度があります。
STEP1同様のゲーム形式で、3つの部署をローテーションしながら経営シミュレーションをしていきます。
STEP3 商品部+広告宣伝部体験
商品企画と広告戦略を体験する1DAYのインターン。
グループごとに、実際に商品企画とプロモーション戦略を考え、プレゼンまで行います。
1DAYなので内容は簡易的ですが、他社との戦略の違いが知れます。
STEP3後には特別イベントが!
STEP3まで参加すると、社員交流会や面接練習などのイベントにも招待されます。
個人的に、インターンよりもインターン後に案内された特別イベントの方が、一番就活の役に立った気がします。
社員交流会では、業務内容やプライベートについてざっくばらんに聞けて、ニトリの社風も知れるのでオススメです。
面接練習は、本番と同じような雰囲気で、人事社員と1対1で20分程の面接をしました。質問は、学生生活で頑張ったことや就活の軸などのオーソドックスなものが多く、面接後はフィードバックももらえます。
イノベーティブコースはまた別
こっちは他のインターンよりも倍率高めで受けてくるのも優秀。
参加するとお金ももらえる。グループワークの優秀チーム上位3つはそのまま役員の前のプレゼンに進める。
そもそもこのインターンの参加とグループワークの勝ち抜きに運要素絡んでくるので、結構難しい。
ハードなグループワークで有名で、これを体験できると他の選考が怖くなくなるぐらいに自信がつく。
基本的にグループワークで優秀チームに選ばれなくても早期選考にリクルーターから呼ばれる。
学歴や自分の能力に自信があればイノベーティブコースを受けてみるのがオススメ。もし違うなら、他の3つのインターンを受けよう。
ニトリの早期選考の全貌
3STEP全てのインターンに参加すると、そのまま早期選考に参加できます。
早期選考は、通常選考よりも内定が獲得しやすいフローになっています。
- 早期選考:リクルーター面談→1次面接→2次面接→最終面接
- 通常選考:ES・WEBテスト→1次面接(集団)→2次面接→3次面接→最終面接
早期選考では、面接前にリクルーターとの面談があり、書類選考と集団面接が免除になります。
また、リクルーター面談では、面接で聞かれることや話し方のコツなども教えてもらえます。
早期選考の優遇内容 | 面接免除(3次と最終はあり) |
早期選考の開始時期 | 1月下旬 |
早期選考の内定時期 | 3月下旬に内定 |
リクルーター | 一部の学生につく |
早期選考に参加する条件 | インターン参加者全員 |
ただ、インターン参加者自体が多いので、早期選考でも普通に落とされます。
しっかり面接対策してから臨むようにしましょう。
ニトリの早期選考の対策はunistyleでガッツリ掲載されているので読むことを強くオススメします。
私もそのおかげで突破できました。
【公式サイト】 https://unistyleinc.com/
ニトリのインターンや早期選考のまとめ
ニトリのインターンは、就活の役に立つ&早期選考に参加できるのでメリットだらけ。
STEP1は事前選考なし、STEP2以降の倍率も高くないので、参加できる確率が高いインターンです。
ニトリに少しでも興味がある場合は、インターンに参加することをオススメします。
また、OfferBoxではニトリから逆オファーがくることで有名です。
こちらも通常とは別の選考に乗ることができ、優遇してもらうので通常選考をするよりもお得です。
オファーの数には限りがあるので早めに登録しておくことをオススメします。