この記事ではSPIの勉強時間ってどれくらい必要なの?てことについてまとめていきます。
就活は時間との戦いなんですが、特にSPIは後回しになりがちなので、多くの就活生が「ああ、全然対策に時間当てられてないわ」と嘆くことになります。
できる限り効率よくSPIの勉強をして高得点を出したいと思う一方、実際のところどれくらいの勉強時間が必要なのか気になると思うので算出してみました。
また、Lognaviを使うとSPIの非言語言語の模試ができるだけでなく、自分の偏差値も出ます。
このアプリでは十段階で出るが自分のSPIの出来を正確に判断したい人にはかなりオススメ。
問題数も豊富なので時間がない中、家で手っ取り早くSPIの場数も増やせる。苦手分野も一目でわかるので時間がない中、効率よく対策を練ることができる。
※アプリなのでスマホからリンク飛ぶと登録しやすいです。
公式サイト:Lognavi
個人的にはSPIの出来判断は以下の流れがおすすめです。
- unistyleで企業のSPIボーダーを調べる
- Lognaviで模試を受けて、自分のSPI偏差値を知る
- ボーダを元に自分の偏差値が足りてるかたりてないか判断
- 同時並行でキャリアチケットスカウト登録しておいて、SPI免除で大手の面接に進む
これをやれば正確に自分のSPIの出来と企業のボーダーが確認できて、現在地が分かります。
同時にキャリアチケットスカウトで保険をかけておけばSPIダメでも内定もらえる道があるので、就活失敗するリスクが大幅に減ります。
SPIの勉強時間は40時間必要
結論から言うと40時間は必要です。
1日1時間勉強したら1ヶ月ちょいで対策可能だし、徹夜でフルで勉強すれば2日で終了します。
内訳を考えました。
- 言語に15時間
- 非言語に20時間
- 実践に5時間
ココがポイント
合わせて40時間です。性格検査に勉強はいらないので、非言語と言語で35時間が必要ということになります。
プラスで実践をする時間も必要なので、これも勉強時間に加算して5時間多めに取ります。
40時間と聞いて、え、そんなかかるの?と思う人がいるかもしれませんが、この時間がベストだと思います。
これ以下でも少ないしこれ以上は無駄です。
理由を書いていきます。
SPI言語の勉強時間は15時間
言語は大まかに分けて2つの問題があります。
基本問題と長文問題。
- 基本問題は語句の用法や熟語などで、これは完全なる暗記ゲームです。
- 長文は暗記ではなく慣れと練習を要する問題です。
- それ以外の文の並び替えなども鍛錬が必須
時間がかかるのは暗記です。
特に語句の用法や熟語の成り立ちは覚えておくとスラスラ溶けるようになりますが、大体200くらい覚える必要があります。
これを一通り覚えるのに5〜7時間くらいかかります。もっとかかる人も多いと思います。
それから、空欄補充、文の並び替えなどが出てきますが、一番難しいのは文の並び替え。このへんの問題の対策に5時間。
長文も問題を解くことで大学や高校の時の感覚を呼び起こせれば5時間ほどで対策可能です。
ココがポイント
合計で15時間としました。しかし高得点を目指すなら20時間くらいは勉強時間に当てた方がいいです。
ちなみに言語の方が非言語よりも対策時間が短いです。
それは非言語の方が覚えないといけない公式とそれを実際に使えるようになるまでに時間を必要とするのと、推論の対策に時間がかかるためです。
なので、まずは言語の方に勉強時間を割くことで言語の方の点数をあげた方が、SPIを効率よく勉強することができます。
非言語の勉強時間は20時間
理系の人や塾講やってた人は非言語は点数取れるボーナスステージなんですが、数学嫌いの人にとっては少々過酷です。
大事なのは公式を覚えれば秒で解けるようになる基本問題の勉強と推論を分けて考えることです。
- 黙々と公式を覚える
- 推論頑張る
この繰り返しです。
非言語に関しては公式を覚えてないと解けません。逆に公式を覚えればすぐに解けます。
公式を覚えて使いこなすようになるまでに15時間くらいかかるはずです。
そこから今度は推論の時間がやってまいります。推論は公式を解いても理解できないです。
何度も問題を解くことで慣れることが重要。参考書の問題を解くことはもちろん、他の参考書を買ったりネットの問題を集めたりして、ひたすら推論の対策をする時間が必要になります。
これに5時間です。推論は全体の半分以上でないと高得点目安になってません。詳しくは下の記事を読んでみてください。
【24卒用】SPIテストセンター7つの高得点目安と判断基準を調査
推論を捨てる層も一定数いますが、推論を捨てることは非言語を捨てることに直結します。5時間分の勉強時間を推論にさいて、半分の確率でもいいので解けるようにすれば大手の足切りは突破できる範囲に仕上げることが可能です。
合計20時間と算出しました。
▼非言語は難しい!と多くの就活生が悩んでいるので個別で非言語についてはまとめてありますので、良ければ覗いてみてください。
SPIの非言語難しすぎ!できない人に対策方法とコツを伝授します 続きを見る
SPIの非言語難しすぎ!できないので捨てるのはあり?対策方法を暴露
実践に5時間が必要
1回目に受けるSPIで高得点を取ることは期待しないでください。
僕は10回以上受けて、段々と高得点を取れていると確信できるようになりました。
実際に制限時間がある状態で、しかもパソコンの前でやってみると参考書をやっているときは全く違います。
何回か練習企業を受けて、(最低でも3回ぐらい)その上で本番企業のためにSPIを仕上げていくのが理想的です。
▼SPIを受験できる企業も載せておきます。
ESなしでSPIテストセンター 受けれる踏み台企業81社まとめ
SPI勉強時間を減らしつつ得点を上げるコツ
SPIは出題範囲が少ないテストです。
なので一通りの対策が済んでしまえばすぐに高得点が期待できます。
逆に出題範囲が少ないぶん、できない分野があるとそこが出題された瞬間に死にます。
ココに注意
大事なことは穴をなくすことです。
穴をなくすのに手っ取り早いのが実践をすること。その実践でできない問題が出てきたら、その部分を家に帰ったらやる。今度はできるようにすることで、どんどん点数を上げていけます。
SPIはできるようになった箇所の勉強はする必要ないので、できない部分をしらみつぶしにやっていけば大丈夫。
最初は時間がかかるけど、その戦法をとればどんどんSPIの勉強時間が減っていくので効率的です。
SPIを一夜漬けしたい人へ
明日SPIを受けないといけないが、全く対策してないという人もいると思います。
そんな人には【SPI対策なし】SPIノー勉で受けても良い人とノー勉で高得点を取る方法という記事も書いてます。
ここで少しだけコツを話します。
一夜漬けということは10時間くらいは時間があると思います。結構ありますね。
35時間で非言語と言語の対策は可能だとこの記事では書いているので。
やることは一つです。
ココがポイント
公式丸暗記です。大事なのでもう一度。公式の丸暗記!!
非言語の順列、割引、速度、分割などは公式を覚えてしまえば1発でできる。この辺は頻出分野だ。
非言語の頻出分野一覧
非言語の頻出分野一覧
- 場合の数
- 確率
- 損益算
- 分割
- 速度
- 料金の割引
この公式をとにかく覚えてください。それだけで半分くらい解ける可能性があります。
それで余力があれば推論の対策をしてください。
言語も同様に同意語、反意語、語句の用法などを覚えてください。暗記です。丸暗記です。
この暗記に特化するだけで一夜漬けでも相当な点数をSPIで取ることが可能です。
SPI一夜漬けで言語・非言語を対策する方法を真面目に考えてみた。
SPIの勉強時間が確保できない場合は?
悪魔の果実があります。解答集やSPI代行です。
本当に血迷っている場合はこの悪魔の果実にかじりついてしまう選択肢もあるかもしれません。
SPIの勉強時間に余裕があるなんて人はいません。
ただしテストセンターになれば本人の自力で解かないといけないので、どうにか頑張るしかありません。
【24卒】WebテストとSPIの解答集まとめ!一番正確なのとリスクを調べた
【24卒】SPI代行はバレる?10社から安いとこやオススメを調べてみた
SPI勉強時間のまとめ
非言語と言語の対策に35時間。それから実践3回分で5時間の合計40時間がSPIに必要な対策時間です。
特に頻出分野の公式や単語暗記に特化すれば少ない時間でも得点を上げることが可能です。
何回か実践を繰り返していきながら、自分の弱点となる分野を見つけて、そこを徹底的に対策する作戦が良いです。
あまりSPIばかりに足を取られるとESや面接対策に時間が回らずに結果的に就活を失敗する可能性が高くなります。
どうにか効率的にSPIの勉強をやって、高得点を出して欲しいなと思っています。