今回24卒選考を経験した私から夏インターンと冬インターンでエントリーシートを使い回していいのかについてお伝えできればと思います。
企業の人事が変わらないと、夏も冬も一緒だと「この学生サボってるな?」みたいに気が付くパターンもあります。
そうなると普通に落ちたりして面倒だと思うんですが、使い回しOKなのか気になるとこだと思います。
皆様の参考になれば幸いです。
夏インターンのエントリーシートは冬に使い回していいの?
皆様が一番気になっていると思われるこちらの議題についてです。
結論から言うと「問題ない」です。
こちらは企業によって違う可能性があるので一概に全ての会社で使い回しても大丈夫と言うわけではないのですが、私の場合、使い回して書類選考に通過した経験があります。
その時は夏のインターンで書類通過し、一次選考で落ちてしまった企業なのですが、冬に再度同じエントリーシートを出したところ通過しました。
また夏の反省を生かし、一次面接の対策をしっかり行ったところ無事一次選考も通過し、そのままトントン拍子で通過しました。結果的にその企業の冬インターンに参加することができたため、使い回しても問題ないと思われます。
ですが、夏落ちていた場合は使いまわさない方がいいと思います。
人数に関わらず、一定の基準に満たしてなかったと考え書き直した方が通過する確率は高まると思います。エントリーシートだと多くのサイトで合格者のエントリーシートを見ることができるのでそちらを参考に書き直したり推敲することをお勧めします。
まとめると、
- ES使い回しはOK
- 書類通ってるなら使うべき
- 書類落ちてるならブラッシュアップ
大企業だと一々学生のESの内容まで覚えてないので大丈夫。
よほど個人が特定できてしまう内容以外は誰も覚えてないので使い回していいです(ただし書類通過してるもののみ)
どうやって夏から冬でesを変えればいい?
とはいえ、夏と冬でESを変えたい人もいると思います。
夏から冬でのエントリーシートの変え方ですが、昨年度やそれ以上前の人のエントリーシートを参考にしその企業がどのような人物を求めているか、キーワードは何かを再び分析し直すことが大事です。
夏に落ちていた場合は何かしらの不足があるので自分なりに見直し合格者のエントリーシートから足りなかったものを補うといいと思います。
またそれと同時に見直していただきたいものがwebテストの成績です。
こちらは自己採点だったり出てきた問題の種類で自分が何点だったかを推測しなければならないため難しいです。
しかしwebテストの点数が足りなくて落とされている可能性もあるため、見直すときにはエントリーシートだけではなくWebテストの点数も見直すようにしましょう。
もし足りない場合は冬インターンの募集がかかるまでにテストを受け直したり、テストの勉強に力を入れるなど対策をした方がいいと思います。
企業によっては勝手に使い回される場合もあるので注意が必要。
そんな企業は下の記事にまとめています。
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【25卒】インターンのwebテストが本選考に使い回される説がある企業20社一覧
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インターンと本選考で同じES使い回しはいいの?
続いてインターンと本選考の使い回しについてです。
基本インターンと本選考ではエントリーシートの設問内容は違うことが多いです。
そのため、書き直すことがほとんどでした。ですが企業の求めていることに大きな違いはないと思うので軸はブラさないように心がけていました。
また同じような設問はたまにあるのでそういった場合ははインターンと同じ内容から少しアレンジを加えたりしていました。ここでも落ちたエントリーシートは使いまわさないようにしました。
設問内容に写真提出がある際もインターンから本選考までによりいい写真があればそちらを使うようにしていました。夏のインターンと冬のインターンでは設問が同じことが多いですが、本選考になると変わる場合が多いです。
また企業によって使いまわせる、使いまわせないは異なるので、志望度の高い会社であるならばしっかり歴代の口コミを見たりOB訪問などで確認しましょう。
また書き直す基準として話しやすさがあります。基本面接ではエントリーシートの内容をもとに進められるのでうまく話せないものをエントリーシートに書いてしまうと面接で手こずります。
夏のインターンや冬のインターンで書類が通過しても面接で話しにくければ内容を変えるなり、内容を深めて話せるようにするなど対策をしましょう。書類が通っても面接で話せなければ意味がありません。
企業にあった内容かつ自分が話しやすく自分という人間がうまく伝えられる内容を選びましょう。
インターンはいつ参加するべきか
インターンの参加タイミングですが、近年早期選考を導入している企業が多く、どのタイミングで始めればいいのか悩む人も多いと思います。
特に行きたい業界がなかなか決まらないのに時間だけが過ぎてどうしたらいいかわからなくなっている人はどの会社を受けたらいいのかに悩んでいると思います。私もそのような悩みを抱えていたので同じような悩みを抱えている人の参考になればと思い私の経験をお伝えします。
まず業界に悩んでいる人は夏に大量採用する業界のインターンを受けることをお勧めします。特に金融とコンサルは夏の段階で多くの採用者を出します。
業界は決まってないけど内定は欲しいと言う方はぜひエントリーしてみてください。早期に内定があったり面接の場数を踏むと志望度の高い会社を受ける時に焦ることなく準備することができます。
また、エントリーシートの設問は業界や企業の個性がかなりでます。あくまで私の感覚ですが、書きやすい会社は相性が良く選考に進みやすかったです。逆に全然書く内容が浮かばない企業や業種はいいものが書けないので書類の段階で落ちることが多かったです。
また人によって面接の得意不得意があるので早い段階でインターンの選考を利用して色々なタイプの面接を経験することをお勧めします。特に行きたい会社のこだわりがない人であったり時間のない人は選考フローを判断基準にするのも一つの手だと思います。私の場合グループディスカッションの選考があると必ずと言っていいほど落ちるので、グループディスカッションのない企業も受けるようにしていました。結果グループディスカッションのない企業ばかりで内定をいただいたので選考課程を確認することは大事だったなと思います。
また始める時期ですが、志望度の高い会社が内定を出すのが遅い場合無理して夏から始める必要はないと思います。長い間就活をするのは体力的にも精神的にも辛いです。早期に大量内定を出す業界が志望度の高い人は夏から始めることに大きなメリットがありますが、内定を出すのが遅い業界を志望している場合だと途中で疲れてしまいます。疲れるとエントリーシートを書く気力もなくなり自分が本来出せるはずの力が出しきれなかったりします。
どれくらい頑張り続けられるかは人ぞれぞれなので自分のタイプに合わせて始めるタイミングを考えるのも大事な要素の一つです。
まとめ
今回はインターンについてまとめてみました。近年採用を始めるタイミングを早めている企業が多いので、就活が長期化し大変です。夏のインターン、冬のインターン、本選考と採用面接を受ける回数が多くなっていますが、自分のタイプにあったやり方で、無理せず後悔しない就活をしてください。
就活に悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。