この記事では村田製作所のインターン優遇や早期選考についてまとめてみます。
村田製作所は、1944年に創業された電子部品メーカーです。いくつものムラタ製品が世界シェアNo.1を獲得しており、村田製作所は世界トップクラスの企業です。また、CMでも認知度を広げており、村田製作所の名前は知っているという人も多いでしょう。強みとして、高シェア製品の保有、高い技術開発力、そして製品の海外売上比率90%超えの販売ネットワークがあります。また、新規事業にと取り組んでおり、エネルギー、メディカル、ヘルスケア市場など、社会の発展に貢献している企業です。
そんな村田製作所のインターンシップに参加したいという就活生は多いです。
村田製作所インターンの選考フロー
それぞれのコースによって、少しだけ選考フローが異なります。
実務実践型インターンシップと羅針盤では、ES、WEBテスト、動画選考です。
職種体験型インターンシップでは、ES、WEBテスト、WEB面接です。
ES内容
ESの内容は、インターンシップへの志望理由と学びたいこと、学生生活で頑張ったと思うこと(3つ)、大学における研究テーマや学んでいることなどがあります。他にも、チームの取り組みでチャレンジしたこと、キーワード(技術の錬磨・科学的管理・独自性・信頼の蓄積・協力者の公益をはかる)から一つ選び、自身に関するエピソードを書くなど、少し凝ったものもありました。ほとんどが、300字程度なので、早めに設問を確認して、しっかり準備すれば大丈夫です。
WEBテスト
村田製作所のインターンシップにおけるWEBテストは、SPIです。言語、非言語、性格の3項目で、一般的なWEBテストになっています。参考書や他社のWEBテストを受け、慣れておきましょう。
面接
学生1対面接官1の、オンラインでの面接でした。聞かれたこととしては、学生時代に力を入れていたことと、どうして村田のことを知ったのか、でした。周囲の人の話を聞くと、学生時代についてと、村田製作所のことが1つずつ聞かれる感じでした。面接でよくあるESに沿った設問というよりかは、ESを読んでみて、さらに聞きたいことを聞いているというような印象を受けました。
動画選考
動画選考は、自己PRになります。時間制限の中、自己PRを行います。動画なので、フリップなど様々な工夫ができるため、もし可能ならしてみることをおすすめします。なるべく早めに台本を作り、準備をしましょう。
村田製作所インターンの倍率
村田製作所は、テレビCMなどを通じて知名度が高く、本選考人の応募者数は文系2000人・理系1000人とライバルが多いです。採用倍率は文系で50倍・理系で5倍程度です。インターンシップは、それ以上の倍率が予想されます。コースも複数ありますが、開催回数や募集人数も多いとは言えず、倍率は高いと考えられます。周囲も半数以上がインターンシップに落ちており、倍率は高いと実感しました。
村田製作所インターンの内容
・羅針盤”
モノづくりを通じて世界でイノベーションを起こしてきた村田製作所の事業や価値観を、少人数でのディスカッションや社員との座談会を通じて体感することができます。 「一歩先の世界を作っていきたい」そんな強い志を持った方へ、一つの指針となる事務系必見の課題解決型インターンシップです。3日間のオンラインでの開催です。
・職種体験型インターンシップ
村田製作所の事務系職種から1つ選択して、業務を体感することが出来ます。業務としては、SCM・調達・経理財務・法務・営業企画・広報の中のどれかになります。各コースの第一線で活躍する現場社員が担当します。そのため、実際の働き方や業務について深く知ることが出来ます。グローバルメーカーを率いる事務系総合職の役割や、各職種の魅力を知っていただけるプログラムです。3日間のオンラインでの開催です。
・実務実践型 インターンシップ
村田製作所の幅広い事業における開発・設計・評価・改善などの技術系職種の業務に取り組むことができます。 技術へのこだわり、技術者として働くとは?など、参加できた人しか分からない“村田製作所のリアル”について深く知ることが出来ます。コースによって変わりますが、3日間程度のオンライン開催です。
村田製作所インターンの優遇は早期選考?
村田製作所のインターンシップは、様々な優遇があります。
大きな優遇としては、早期選考があります。これは、インターンシップで評価が高かった就活生に招待されます。この早期選考は、2月にスタートし、選考ステップがかなり省略されました。具体的には、動画選考と面接の1回(人によっては面接の回数が増えることもあるそうです。)のみで内定まで進むことが出来ます。周囲に話を聞くと、動画選考はなく面接1回のみで内定を貰えたという人もいました。
そして、村田製作所の技術職は、夏季又は冬季のインターンシップに参加し、早期選考に呼ばれると、ほぼ内定を貰えるそうです。例外もありますが、早期選考の約7割が内定を貰っている印象でした。
また、インターンシップ参加者限定のシークレットイベントがあります。複数回このイベントは行われるため、企業理解や業務理解に深く繋がります。このインターンシップで推薦書を提出すれば、最終面接にいきなりいけるそうです。
懇親会も行われます。すべての日程の終了後の夜にオンラインで部署ごとにお酒を持参した懇親会がありました。ここでは、お酒の力も借りながら、座談会では聞けなかったことや、より社員と深く仲良くなる良いきっかけになります。このチャンスは有効に使いましょう。
他にも、村田製作所の社員の雰囲気や、会社全体の価値観、業務内容などを深く知ることが出来ます。意外と、村田製作所の名前は知っているが、業務の内容はなんとなくしかわからないという人も多いと思います。このインターンシップに参加すれば、自分がこれからどんな働き方をしていくのか、イメージすることが出来ます。また、実践的なインターンシップのため、自分の本当にやりたいことなのかどうかもわかります。
村田製作所のインターン優遇と早期選考まとめ
村田製作所のインターンシップの魅力は、早期選考があり、早期選考の優遇具合がすごいことです。
前述したように、早期選考に呼ばれると、面接1回で内定を貰える可能性があります。通常の早期選考では、何回か面接を行って内定なので、村田製作所はとても早いスピード感覚で採用を行っています。また、早期選考に呼ばれると、技術職ではほぼ受かるとの話です。
このような話から、村田製作所はインターンシップ経由の採用に力を入れていると考えられます。そのため、インターンシップでは常に評価されていると考えて行動していきましょう。緊張するかもしれませんが、その分早期選考に呼ばれるのは大きなメリットになるので、早期選考に呼ばれるように頑張りましょう。