この記事では、22卒の文系就活生としてNTTドコモの選考体験記、Webテストボーダー、倍率などを自分の経験を踏まえたうえでお伝えできればと思います。
NTTドコモは、ソフトバンク・KDDIと並ぶ国内3大通信キャリアの一つです。通信事業ののみならず、dヒッツ・DAZN ・dカード・iD等のスマートライフ事業にも取り組むなど幅広い事業も展開しています。
学生からの人気も極めて高いです。そのため、旧帝大や早慶などの難関大学からの採用が多くなっており、選考突破には充分に対策を行う必要があります。
就活界隈では🍄の絵文字で親しまれてますが、選考苦戦する人が多いも特徴です。侮ると普通に落ちます。
ちなみにNTTドコモはunistyleの選考情報が一番よくまとまっています。
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NTTドコモの就職難易度
例年、採用人数は事務系・技術系併せて200~300人前後です。内訳は、事務系総合職が100~150人程度、技術系総合職が100~150人程度と比較的多いです。しかしその倍率は、事務系総合職が100倍、技術系総合職が50倍にものぼると言われており、非常に多くの学生が受験する難関企業であることがわかります。
また、採用実績は旧帝大や早慶、MARCHなどの難関大学が多くなっています。
選考フロー
エントリーシート・Webテスト
→ ジョブマッチング一次面談
→ ジョブマッチング二次(グループディスカッション)
→ジョブマッチング三次面談
→ジョブマッチング最終面談
今年は例年より一つ選考フローが多く、4つの選考を突破する必要がありました。例年は、三次面談が最終になると思われますので注意が必要です。
また、三次面談まではエリアでの選考となるため、他の地域の人と競合になることはありません。地域別の選考を勝ち抜いた人たちだけが最終面談に進める形です。
NTTドコモには夏・秋・冬のインターンがありますが、選考にはほとんど影響しないようです。私もインターンを受けずに内定をいただきました。
エントリーシート・Webテスト(推定倍率1.5~2倍)
最初の選考はエントリーシート・Webテストです。3月の中旬から下旬一次締め切りがあり、選考が行われます。
NTTドコモの選考には締め切りが複数設けられていますが、一次締め切りでエントリーシート・Webテストを提出することを強くお勧めします。内定者の大半は、一次締め切りでの提出者でした。
また、倍率に関しては一次締め切りで提出した場合の数値です。ここで提出した人はほとんど落選していなかったので、倍率は低めだと思われます。
エントリーシート
以下、エントリーシートの内容について記述していきます。
・失敗や成功を問わず、学生時代にチャレンジしたエピソードを教えてください。(400)
・ドコモでかなえたい夢を教えてください。(300)
一つ目の設問に関しては、ガクチカを問うものになっています。ただ単に自分が頑張ったことを記述するのではなく、「どういう背景があったか」「どんな困難があったか」「困難をどう乗り越えたか」「どういう成果が得られたか」など具体的に書く必要があります。
二つ目の設問に関しては、志望動機や入社後にやりたいことを問う設問です。業界研究や企業研究を徹底的に行い、なぜ他の通信会社などではないかを明確にしておきましょう。
また、文章構成はすべて結論ファーストに記述するようにしましょう。
Webテスト
続いて、NTTドコモのWebテストについて紹介します。
NTTドコモのWebテストはSPI形式で、科目は言語と非言語と性格です。多くの企業が取り入れているSPIなので、基本的なWebテスト対策本で対策ができていれば問題はないでしょう。
ジョブマッチング一次面談(推定倍率2倍)
一次面談は、オンライン上で学生1面接官2という形で行われました。時間は30分程度です。
この選考では学生の人柄を見られているように感じました。相手の質問に対して、端的かつ笑顔で返すことができれば、容易に突破できると思われます。
質問内容は以下の通りです。
・自己紹介
・学生時代にチャレンジしたエピソードとその深堀り
・雑談(学生時代のエピソードから派生した話)
・逆質問(やりがいについて)
このように、志望動機や入社後やりたいことなどは全く聞かれず、終始ほぼ雑談のような和やかな雰囲気の面談でした。また、私の周りにはこの面談で落選した人はいませんでした。
ジョブマッチング二次グループディスカッション(推定倍率3倍)
続いて、二次選考はグループディスカッションです。オンライン上で学生6面接官1という形式でした。時間は60分程度です。
お題は「ドコモが生み出す10年後当たり前になっているビジネスを創造せよ」でした。これは選考の1週間ほど前に事前に告知されるお題になるので、しっかりと自分のアイデアを固めておきましょう。
また、注意点としては他のメンバーとの協調性を大事にすることです。いくら個々が素晴らしいアイデアを持ち寄っても、メンバー間の雰囲気が険悪になり、意見がまとまらないと選考を突破することはできません。
自分の意見を押し通すよりも、グループ全体のことを考えて自分の役割を果たすようにしましょう。
ジョブマッチング三次面談(推定倍率4倍)
三次面談は、オンライン上で学生1面接官2という形でした。時間は30分程度です。尚、面接官は部長クラスの方々でした。
ここがエリアでの選考の最終面談ということもあってかなりの鬼門でした。私の周りの学生も、この選考で半分以上が落選していました。
質問内容は以下の通りです。
・自己紹介
・学生時代にチャレンジしたエピソードとその深堀り
・ドコモでやってみたいこととその深堀
・雑談(ドコモでやってみたいことから派生した話)
・逆質問(ドコモでやってみたいことの実現可能性)
面談の雰囲気自体は一次と変わらず和やかでした。しかし、一つ一つの回答に対する質問がかなり鋭く、ガクチカの内容やドコモで何をやりたいのかを明確にしておかないと答えに窮すると思われます。
実感として、他の企業に比べてもドコモの面接官はかなり鋭いので面接に挑むに際して自己分析が甘いと突かれます。
OfferBoxのAnalyzeU+を使うとかなり高性能な自己分析を短時間でできるので、一度やってみることをお勧めします。
自己PRが簡単に作成できたり自分の強みと弱みがわかるので、これを元に面接対策を組み立てると、かなり突破への確率が上がります。
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また、ドコモは全ての選考を通して学生の人柄をかなり重視していると思われます。そのため、回答は端的かつ論理的に結論ファーストで行い、常に笑顔を心がけておきましょう。
ジョブマッチング最終面談(推定倍率4倍)
いよいよ最終面談です。オンライン上で学生1面接官2という形でした。時間は30分程度です。
今までの面談とは違い、エリアでの選考を勝ち抜いた全国の受験者とともに面談を行うことになります。そのため、最終とはいえかなりハイレベルで倍率も高い面談となっています。
質問内容は以下の通りです。
・自己紹介
・学生時代にチャレンジしたエピソードとその深堀り
・ドコモでやってみたいこととその深堀
・他社の選考状況
・ドコモの志望順位
質問される内容は、三次面談とほとんど変わりません。しかし、三次面談よりもさらに鋭く、答えにくい質問がなされます。
特に、最終面談では「入社後にどんな新しいことにチャレンジしたいのか」についてかなり深掘りが行われます。業界・企業研究はもちろん、OB訪問などを重ねることで、自分が思い描く「やりたいこと」をドコモで実現するイメージを持つことが非常に重要です。
また、他社の選考状況やドコモの志望度についての質問もなされます。内定を絶対に勝ち取りたいという強い想いがあるのならば、第一志望だと言い切りましょう。
NTTドコモの選考のまとめ
NTTドコモの選考体験記、Webテストボーダー、倍率などについてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。
日本の通信業界における最大手企業であり、学生からの人気が非常に高い就職難関企業であるNTTドコモ。
入社することができれば、通信業界という未来ある業界をリードして仕事ができ、好待遇にも恵まれるでしょう。
繰り返しますがNTTドコモはunistyleの選考情報が一番よくまとまっています。
界隈では有名だけど情報がダダ漏れになってるので読まないのは損です。
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