本選考

コナミの選考倍率や玉手箱ボーダーを23卒用に内定者が暴露します

この記事では、コナミグループの選考フローや倍率、Webテストのボーダーなどについて、22卒の選考を体験した身から詳しくご紹介させていただきます。

コナミグループはエンターテイメント系の会社です。

東証1部上場、日経225にも採用されるなど、ゲーム業界では大手に当たるため人気企業です。

そのため、選考突破には入念な対策が必要になります。

今回はコナミの22卒選考を経験した筆者がコナミの選考について解説します。ゲーム制作職として選考を受けたため、ゲーム事業に重きを置いて説明していきます。

 

コナミの就職難易度

採用人数は全職種合わせて例年51〜100名、2022年度は100〜200名程度です。

ゲーム業界の平均年収ランキングでは第7位にランクインするなど、ゲーム業界では大手に当たります。

そのため、ゲーム業界を志す就活生からは強い人気を誇っています。

就職サイトである就活会議の選考難易度は「4.1/5.0」となっています。

リクナビのプレエントリー候補リスト登録は3000名程度です。他の企業に比べると少ないと感じるかもしれませんが、マイナビからもエントリー出来るほか、制作職志望の方は制作職志望向けの就活サイトを活用したりするため、志望者が分散していると推測しています。

採用実績校は、有名大学と芸術大学が多く占めています。

制作職の募集があるため、芸術大学の内定者が多いと思われます。

あくまで私の推測ではありますが、選考の倍率について30倍はあると考えています。しかし、下記で更に詳しく説明しますが、職種別採用を行なっているため、職種ごとの倍率にはバラツキがあるかと思われます。

コナミの選考フロー

コナミグループは、グループ一括採用を行なっています。

さらに職種別採用を行なっているため、総合職と一般職のみの一般的な企業より募集職種が細分化されているのが特徴です。

筆者はプランナーの選考しか受けていないため、これより以下ではプランナーの選考を中心にご説明します。

コナミの22卒選考は2021年の2月22日よりエントリーシートの受付が開始されました。よく聞かれる志望動機や学生時代頑張ったことは3月になるまでにある程度準備を済ませておくと、余裕を持って就活に臨めます。

通常選考の選考フロー

  1. エントリーシート
  2. Webテスト
  3. 課題選考①
  4. 課題選考②
  5. 一次面接
  6. 最終面接

特徴的なのは課題選考が2回あることです。特に制作職は一般的なエントリーシートと合わせてポートフォリオなどの提出が求められる場合があります。制作職志望の方は早めに対策をすることをオススメします。

また、筆者はインターンに参加してないため、インターンに優遇があるかは分かりませんが、志望企業と早い段階から接点を持っておくというのは非常に有用ですので、積極的に参加することをオススメします。

エントリーシート(推定倍率2倍)

最初の選考はエントリーシートとWebテストです。コナミグループの採用は締め切りが順次更新されていくパターンだったため、自分のエントリーシートの完成度が整った時点で応募できます。しかし、採用人数が予定数に達した場合、採用活動を早めに打ち切ってしまうことも十分考えられるため、あまり先延ばしせず計画的に提出するのがおすすめです。

流れとしてはエントリーシートを提出後→Webテストを受験という流れです。

この段階での選考倍率はさほど高くないと思われます。しかし、面接の際に面接官にエントリーシートは必ずといっていいほど参照されているので、しっかりと準備をしておきましょう。

エントリーシートの設問は以下のようなものからなります。

  1. 趣味・特技(100文字以下)
  2. 志望理由・入社後に実現したいこと(400字以下)
  3. 職種選択理由(300文字以下)
  4. プランナーを目指す上で「課題」と感じている部分と、現在ご自身が取り組んでいる内容についてご記入ください(300文字)
  5. 今までに一番情熱を持って取り組んだこと(300文字)
  6. どのようなゲームを作りたいか(300文字)

 

かなりの文字数です。6問合計で1700字書かされます。志望理由・職種選択理由はどこの会社でも問われる一般的な設問である一方、どのようなゲームを作りたいかといった設問はゲーム業界ならではと言えます。

 

書き終えた際は誤字脱字のチェックだけでなく、内容のチェックもしましょう。おすすめなのは第三者に添削をしてもらうことです。自分では気がつかない文脈的なミスや伝わりやすさといった観点でフィードバックをもらうと良いです。実際に筆者は、メンターの社会人に5回以上見せてコメントをもらっていました。

 

以下でいくつかの設問のコツを説明します。

 

・コナミに限らずエンタメ業界に全般に言えることですが、「ただゲームが好きなだけの人」は求められていません。「ゲームが好きだからゲーム業界です」のような浅い志望理由にならないように気をつけてください。自分の経験を絡めて志望理由を深められるとよいと思います。

 

・趣味特技を聞いてくるゲーム企業は多いです。面接で問われる可能性も十分ありますので、面接時に突っ込まれても語れる趣味特技をオススメします。

ちなみにこれは個人的な見解ですが、「ゲーム実況の視聴」を趣味としてあげるのはオススメしません。ゲームを見るのとやるのとでは全く違うこと、ゲーム実況というジャンルが権利的にまだあやふやな部分もあるため、ゲーム製作者の中には快く思っていない方もいらっしゃいます。

 

・「どのようなゲームを作りたいか」という設問は非常に難しいと思いますが、ゲーム業界ならではの設問で他と差がつきやすいと思います。志望理由(〇〇なゲームを作って世界に届けたい)に絡めて〇〇を実現できるようなゲーム案を考えると、エントリーシートにも一貫性を持たせることができ、オススメです。この設問は面接で問われる可能性が高いため、自分が遊んだことのあるジャンルのゲームを考えるのをオススメします。

 

Webテスト(推定倍率2倍)

続いてコナミのWebテストについてご紹介します。

コナミのWebテストは「玉手箱」です。

言語と計数(図表の読み取り)、性格によって構成されています。コナミの玉手箱では英語の出題がありませんでした。

オンライン上で受験しました。玉手箱は自宅のパソコンで受ける「自宅受験型」のテストとしてシェアはナンバーワンとのことなので、コロナでオンライン就活が勢いづく中で、取り入れる企業が増えていると思われます。参考書も多く出回っており、対策するのも比較的容易だと思われます。

ゲーム業界ではコナミ以外にも玉手箱を取り入れている企業がいくつかありましたし、他業界でも多く活用されているため、しっかりと対策しておいて損はないです。

玉手箱の大きな特徴は、問題形式に沿った問題だけが出続けます。例えば、計数において「図表の読み取り」形式の場合図表から数値を読み取って計算する問題だけが出題されます。

 

筆者は対策として玉手箱の参考書を買い、受験する直前などに解いて問題形式を把握したり何回も解いて慣れるようにしていました。制限時間があるので、素早く正確に解けるようになるまで繰り返し解くなどして慣れるのをオススメします。

 

性格検査の対策も怠ってはいけません。性格は基本的にどのWebテストでも出題方法は似通っているため、マイナビや就活支援サイトで受けられる無料の性格診断テストを受けて、自分の性格の傾向を把握しておきましょう。また、あまりにもネガティブな結果が全面的に出すぎると、「ちゃんと仕事できるのか?」と不安を抱かせてしまうので、筆者の場合、性格検査はいつもよりテンション高く臨んでいました。

 

「どちらでもない」を選びすぎると、優柔不断という結果が出てしまうため、どちらでもないを多用しがちな人は気をつけた方がいいです。

 

Webテストについての結果についてはエントリーシートと合わせて判断されるため正確な難易度を推し量ることは難しいですが、最低でも6割以上、7割〜8割を取っていればWebテストは問題ないと思われます。

 

課題選考①(推定倍率2〜3倍)

 

プランナー職は課題選考があります。これはゲームに関する企画書や提案書を提出し、それを元に選考されるというものです。

 

22卒では明確な締め切りが設定されていませんでした。毎週末が第○次締め切りとしてカウントされていくというものです。そのため筆者はエントリーシートの通過の連絡をもらってから約1ヶ月後に課題を提出しました。

 

おそらくここが鬼門だと思われます。

 

課題は、ゲームの企画書です。コナミの場合、「コナミの既存ゲームをよりよくできるような企画書」か「完全オリジナルのゲーム企画書」のどちらか、もしくは両方を提出するというものです。

 

個人的には「完全オリジナルのゲーム企画書」をオススメします。

 

理由は2つあります。

 

1つ目に「コナミの既存ゲームをよりよくするような企画書」はコナミのゲームをある程度やり込んでいないと難しいからです。そして2つ目に他社の選考時に企画書が使い回し出来ないためです。ゲーム業界のプランナー職はどこの会社の選考でもだいたいオリジナルゲームの企画書の提出を要求されます。そのため、1つオリジナルのゲーム企画書を作っておけばゲーム業界就活の幅を広げることができます。

 

筆者は「完全オリジナルのゲーム企画書」を提出しました。コナミの場合はページ数制限などはありませんでしたが、だいたい5枚〜10枚を目安に制作すると良いと思われます。

 

以下がだいたいのページ内容の目安です。

 

  1. 表紙
  2. ゲーム概要
  3. コンセプト
  4. ターゲット
  5. ゲーム内容①
  6. ゲーム内容②

 

この基本構成に「ゲーム画面イメージ」や「マネタイズ」などのページを足していくと良いと思います。画像などをふんだんに使用して、「相手に伝わる」ゲーム企画書を目指しましょう。筆者の場合、ゲーム企画書を作るのは初めてだったため、ゲーム企画書の書き方を指南している書籍を買って勉強したり、実際にゲームクリエイターに連絡を取り、添削をしていただいていたりしました。

 

課題選考②&一次面接(推定倍率2倍)

 

1つ目の課題選考が通過すると面接の日程が組まれます。そしてこの日までに2つ目の課題を提出させられることが求められます。2つ目の課題はコナミ側から課題シートのようなものを渡され、それを記入していくというものです。

 

まず課題について説明します。

 

課題は主に4つの設問からなります。

 

  1. 過去遊んだゲームについてのやり込み度
  2. これまでのゲームプレイの頻度
  3. ヒットタイトルを1つ上げ、その理由の説明
  4. 決められたテーマに沿って新しいゲームルールの考案

 

さほど難しい設問ではないと思います。過去遊んだゲームやヒットタイトルのゲームはコナミのゲームかどうかにこだわることなく、自分が今までやってきたゲームを書くと良いと思います。面接時にはこのシートを元に質問等されるので、自分の言葉で語れるゲームを選びましょう。

 

・「過去遊んだゲームについてのやり込み度」についてはやり込み度を聞かれるだけでなく、そのゲームの「改善点」や「良い点」を聞かれます。感想ベースではなく、きちんと分析した上での改善点や良い点を挙げるようにしましょう。

 

・「決められたテーマに沿って新しいゲームルールの考案」については、1つ目の課題選考と主にやることは変わりません。コンセプトやゲーム内容を決めて説明していきます。この課題はみんな同じテーマでゲーム内容を考えるので、他の就活生との比較がしやすいです。考えたゲーム内容をそのまますぐ書くのではなく、一度落ち着いて何度も推敲しましょう。人にゲーム内容を説明して、わかりやすいか・面白そうと思えるかなど感想をもらうのもいいでしょう。

 

次に一次面接について説明します。

コナミの一次面接は30分です。面接官1人に対して学生1人です。

雰囲気は始終和やかな雰囲気で進みます。

 

職種によって面接官が2人出てくるパターンもあるようなので、だいたい1人〜3人出てくるかもしれないという心構えをしておくことをオススメします。

 

制作職の場合、面接官は志望する制作職の先輩社員が出てきます。筆者の場合は、プランナー志望だったため、プランナーの現役社員が面接官として出てきました。

 

質問内容はだいたい以下の通りです。

  1. 自己紹介、自己PR
  2. コナミを志望した理由
  3. 学生時代頑張ったこと
  4. 将来やりたいこと・実現したいこと
  5. 提出した企画書について

30分しか面接の時間が取られていなかったため、自分のことを多く知ってもらうためにも端的に受け答えすることを意識していました。

 

さほど変わった質問はなく、オーソドックスなものが多かったため、対策もしやすいと思います。

 

将来やりたいことについては、作りたいゲームについて実現可能性などはあまり考えずに語っていました。ゲーム業界は熱意が重視される傾向にあるため、「どうしてもコレがやりたい」のような熱い気持ちを語れるようにしておきましょう。

 

提出した企画書について、「なぜこの企画書を作ったのか」というような質問を受けたので、企画書を作ったしっかりとした根拠を用意しておくと良いです。これはゲーム業界に限らずだとは思いますが、その行動をした理由を「なんとなく」や「おもしろそうだから」で済ませないようにしておきましょう。

 

面接官の方が、エントリーシートで書いた筆者の趣味と共通の趣味を持っており、しばしその話題で盛り上がったりするなど、和やかな雰囲気でした。面接前には、エントリーシートで何を書いていたか振り返っておくと良いです。突然「エントリーシートに書いてたあのことだけど」のような質問がきた時にも落ち着いて対応できます。

 

選考の連絡は電話でした。コナミは基本的に選考結果の連絡がはやく非常に印象が良かったです。

 

最終面接(推定倍率1.5倍)

 

最終面接の面接官は役員です。

 

どのような肩書きの役員の方が面接官かどうかは人によって異なります。

 

筆者の場合は3対1の個人面接でおよそ30分程度でした。

 

質問内容はだいたい以下の通りです。

 

  1. 自己紹介、自己PR
  2. コナミを志望した理由
  3. 学生時代頑張ったこと
  4. 将来のキャリアビジョン

 

1次面接と同じようにさほど変わった質問はありませんでした。面接時間も30分のため、質問数もさほど多くありません。1次面接で話したことを踏襲しつつ、より志望理由に磨きをかけるなどの準備をしておくと良いでしょう。

 

会社でやりたいことは「コナミでしか出来ないこと」と「自分自身の興味として実現したいこと」の2つを意識しました。

 

最終面接まで進めた時点で、プランナーとしての能力は基準以上に達していると考えても差し支えないため、あとはなぜ「コナミなのか」という熱意の部分が不足しないようにすると良いと思います。

 

面接といえでもコミュニケーションを取っていることを忘れないようにしましょう。原稿をただ読み上げているだけの棒読みでは伝わるものも伝わりません。筆者の場合、学生時代頑張ったことなどは、端的に説明しすぎず興味を持ってもらえるよう少し砕けた表現を取り入れ相手の反応を伺いながら話すことを意識していました。

そのほかにも、結論ファーストはもちろん、エントリーシート・1次面接・最終面接と一貫性を持たせることを意識していました。

また、最終面接ということもあり、入社の意思確認・他社の選考状況の確認は必ずされると思います。

どこの就活指南サイトでも言っていることですが、第1志望かと問われたら、迷いなく第1志望と答えましょう。これはもう社交辞令みたいなものでもあるため、自信を持って答えるのが重要です。

選考結果は電話にて即日でした。口コミなどを見ていてもだいたい電話で即日から3日以内に内々定連絡をもらっている人が多いようです。

コミュニケーションを意識し、すべての質問にしっかりと受け答え出来れば、内々定はそう遠くないはずです。

コナミ選考のまとめ

コナミはゲーム業界において人気の大手企業のため、高倍率になることが予想されます。

ゲーム業界は大手企業ほど、福利厚生がしっかりと整えられていたりホワイトだったりするため、ゲーム業界を目指すなら大手企業をオススメします。得にコナミは経済産業省が認定する健康経営優良法人(ホワイト500)を2017年から4年連続で取得するなど特にホワイト企業です。

この記事を参考に、選考を突破し内定を勝ち取ることを願っています。

  • この記事を書いた人

芝さん/SPI専門家

就活の名人を運営している芝さんです。年間のべ100万人の就活生が当サイトを参考にしています。SPI・webテスト専門家です。ゼミ友と組んでSPIの対策をしていたのでテスト対策や就活情報を掲載しています。

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