本選考

【25卒】大和証券の選考フロー、webテボーダー、倍率を内定者が暴露

この記事では、大和証券の選考フローやウェブテスト、選考の実態について、22卒の選考を実際に経験した身として詳しくご紹介させていただきます。

大和証券はネームバリューや報酬はもちろん、幹事案件の多さなどから仕事へのやりがいも見いだせる超大手企業です。銀行や不動産などのグループ会社も保有しており、多角化された経営の面白さ、将来性、安定性などから就活生から根強い人気を誇ります。

そんな大和証券は独特な選考フローを採用しているため、対策はもちろん、事前の情報収集が勝敗を分けるといっても過言ではありません。そこで今回、実際に大和証券から内定を獲得した22卒の私が、実際の選考内容や効果的な対策、注意点などを詳しくまとめてお伝えしていきます。

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ESと性格検査

最初の選考は、エントリーシートと性格検査2種類です。

個人的にはここはあまり選考されている感じがしませんでした。というのも、何を見ているのかということを考えた時、重きを置いているのが学歴だと感じられたためです。分かりやすいように実際のエントリーシートなどの内容を用いて説明していきます。

 

エントリーシート

聞かれることは比較的オーソドックスな内容で

・学生時代(これまで)で最も力を入れたこと、もしくは入れていることと、その理由をご記入ください(200文字以内)

・当社および選択したコース・部門を志望する理由、入社後のキャリアプランをご記入ください(300文字以内)(私は総合コースを受験しました。一般的な全国転勤のある総合職と違いありません)

・証券営業という仕事の醍醐味は、やりがいや難しさをどのようにどのようにお考えですか?ご記入ください(300文字以内)

以上三点がエントリーシートで聞かれたことですが、あまり選考されている感じがしなかった理由として、ガクチカと志望理由に関しては同業他社で出したエントリーシートの使いまわしがある程度可能であること、文字数も順に200文字、300文字と、ボリューム感にも欠けるものだったためです。また、他の企業の場合でも言えることではありますが、ガクチカを完全オリジナルで正直に書いている学生は少ないと思います。何かしら話を盛ったり、ウェブ上のものを参考にしたりと、手を加えていると思います。すなわち似たようなESが多く集まっても不思議ではない状態でウェブテストをせず選考するというのはあまり現実的ではないと考えました。

 

性格検査(2種類)

性格検査はある程度就活をしていれば経験したことのあるような形のものが2つありました。(厳密にはエントリーシートでも少しだけ性格検査のようなものがあります)こちらも証券業界に限っての話をするのであれば、根性があること、数字への耐性があることなどを主張する内容で提出すれば大体は通るでしょう。(筆者経験談)

 

以上のことから、そこまでエントリーシートの内容に時間を割く必要性はありません。ただ一つ大切なことは、エントリーシートの内容や性格検査を基準にして今後の面接などで話を聞かれるので、一貫性を持たせたり、その場限りのエピソードを使うことを避けることなどは必要です。

また、リアルタイムやオンデマンドで開催されている企業説明会には必ず参加してください。あくまで22卒においてはですが、恐らく23卒でも求められる人物像や社風などを教えてもらえるのでしっかり理解してから受験することをお勧めします。

 

エントリーシートの内容は以上になります。

 

ウェブテスト

続いて、大和証券のウェブテストについてご紹介します。

 

大和証券の場合は、最初に出したエントリーシートと性格検査の合否によってウェブテストを案内されます。しかしこのテストも正直しっかり対策する必要はないと私は思っています。順をおって詳しく説明していきます。

 

ここからは私の推測や集めた情報をもとにしたものですが、恐らく間違っていないもので(詳細は後述します)、是非受験する学生さんは頭に入れておくと不安にならずに就活することができると思います。というのも、大和証券の場合はかなり独特な選考フローです。

まずウェブテストが通過したか否か(通過していない場合はサイレントです)の通知が人によって来る時期がバラバラで、極端なすぐに来る人もいれば、1か月後に来る人もいます。そして大事なのが、この間にも人によって異なりますが、「質問会」という名の選考があります。この「質問会」についてまず説明します。

 

質問会(実質1.2次面接)

ウェブテストを提出してしばらくすると、大和証券の社員の方から直接電話が掛かってきて、軽く挨拶したあとに「質問会に参加しませんか?面接前に聞きたいことなどを質問して頂いて、弊社の理解をより深めていってください」といった内容を伝えられます。言い方自体は緊張感など全く無く、任意参加のような雰囲気で、私の知人では質問会なら大丈夫と断った人もいます。しかしこれはある種罠のようなもので、実際の選考であることを理解していなければいけません。

なぜこのような方法をとるのかというと、大和証券は経団連に所属しているため、6月1日からしか公式に面接を開催することができません。しかし早く優秀な学生を確保したり、大きな会社なので少しでも早めに選考を進めて学生の数を絞っておきたいのだと思いますが、「質問会」と名付けることで非公式な選考を行っています。

その「質問会」では、社員の方1名、学生複数名(学歴はほぼ同格)が集まり、例年はカフェで、22卒の場合はコロナを考慮してオンラインで開催されました。実際にどのような雰囲気で行われるのかですが、恐らく大和証券側も選考しているとは思われたくないはずですので、かなり和やかな雰囲気です。

ここで注意する点は3点あります。

・とにかく謙虚に

・質問だけでなく志望動機なども頭に入れておく

・笑顔、元気は加点材料

 

以上の3点が大切だと感じました。順に説明していきます。

まず謙虚さは必ず選考に関わります。今後の開催がカフェなのかはわかりませんが、カフェの場合、注文は来てくださった社員さん(以後リクルーター)の飲み物に合わせるか、コーヒーにしましょう。ましてやケーキを注文するなどあり得ない話で、会計はリクルーターの方がしてくれます。時間を割いてかつ奢ってくださるので、無難で安いものを注文しましょう。これは他の企業の場合でも同じです。

次に質問だけでなく志望動機なども頭に入れておくことです。質問会とはいえ選考ですので、さりげなく志望動機やガクチカを聞かれることがあります。そこでスラスラ答えられるように頭を整理しておいてください。

最後に笑顔、元気の良さは大きな加点になり得ます。というのも、選考とはいえ質問会で、時間の大半は学生が順番に質問をします。リクルーターの方が唸るような質問を出せればいいですが、何人もの学生を見てきたリクルーターからすれば、聞いたことのある質問でその質問会が終わることも珍しくないと思います。

すなわちリクルーターが見ているのは、謙虚さや笑顔、時には攻めた質問ができるかなど、実際に証券会社で働く適性があるのかを見極めています。しかし恐らくリクルーターによって判断基準は違うと思いますが、謙虚や笑顔だあることに対して悪い印象をもつリクルーターはいないでしょう。

特に証券に関する知識を持っている学生の割合は受験者に対して非常に少ないでしょうし、間違うリスクを冒してまで知識をひけらかす必要はなく、感じのいい学生を演じてください。リクルーターに気に入ってもらえるかが全てなので、これが一番大事といっても過言ではありません。

 

そしてこの質問会を通過できれば、2回目の質問会に電話で案内されます。(1回の学生もいれば、3回の学生もたまにいます)

 

基本的には1回目の質問会と大差はありませんが、個人的には選考されている感じが強まったも感じました。1回目で人数を絞っているので、厳しくなるのも当然ではあります。2回目では学生全員に対してリクルーターの方から質問があったので、何か聞かれることはほぼ間違いないと思います。とはいえ気を付けることは先述した通りで、1回目の質問会すなわち1次面接を通過したのだと自信をもって参加してください。商品の将来性が不透明なものを扱う証券業界にとって自信を持っている学生はきっと魅力的に映るはずです。

 

ここまで来ると、ウェブテストの結果が出ますが、どうでしょうか?実質2回の選考を挟んで送られる結果など意味はなく、ウェブテストのデキは酷過ぎなければ大丈夫と考えて良いと思います。

また逆に考えれば質問会の結果で学生を落とす口実を作るために、ウェブテストの結果を通知する前に質問会を開催しているとも捉えられます。ですので、ウェブテストよりかはエントリーシートが通った段階で質問会の対策をすることをお勧めします。

 

ここまで突破すると6月1日より開始する面接の案内が電話できます。(時期も時間も人によってバラバラです)

 

1次面接

 

1次面接では、学生1人に対して面接官が1~2人です。

特に変わったことが聞かれることは無く、

・自己紹介

・学生時代に力を入れたこと

・なぜ大和証券なのか

・証券業界の醍醐味

・他社選考状況

・逆質問

人によって多少は異なるだろうが、聞かれることはオーソドックスな内容で、エントリーシートに記載した内容を頭で整理すれば大丈夫です。大和証券の面接の場合、捻った答えではなく、聞かれたことに対して分かりやすく簡潔に答えることが大切だと感じました。

実感として、他の企業に比べても大和の面接官はかなり鋭いので面接に挑むに際して自己分析が甘いと突かれます。

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特に証券業界の醍醐味についてなどは、実際のプロを相手に意見を述べるので思ったことを素直に答えることを心掛けると良い手ごたえを得られると思います。

総合職の場合入社後は基本リテールに配属されるので、私の時は自分が証券営業をする適性があるのかを示すことを念頭に逆算して面接に臨むことを第一に考えました。

1次面接を突破すると割とすぐに電話が掛かってきて2次面接の予約を取り付けてもらえます。

 

2次面接

 

2次面接はグループ面接で、学生3~5人に対して面接官2人で行われます。

最終面接が実質的な意思確認の場となるため、雰囲気は厳かです。

私の時の質問内容は、

・簡潔に自己紹介

・どんなお客様に営業を行いたいか

・逆質問

 

以上の3つで、知人に聞くと全く違う質問だったため、事前の対策はしにくいです。しかし、ここも落ち着いて丁寧に答えれば全く問題ありません。(理由は長くなるので最後に記載します)これだけ意識してリラックスしてください。これが1番大事です。

 

2次面接を突破すると当日中に電話が掛かってきて最終面接の案内が来ます。

 

最終面接

 

最終面接もグループ面接で、学生3~5人に対して面接官2人で行われます。

 

まずグループで

・学生時代に力を入れたこと

・志望動機

・自分のキャリアプラン

・逆質問

 

ここも面接官によって異なるとは思いますが、最終面接の醍醐味は意思確認です。大和証券の場合、独立系証券会社国内2位という立場で、なぜ野村証券ではないのか、内定を出したら野村に行かず入社するか、といったことを逆質問などを利用してアピールすればまず大丈夫です。(なぜ野村じゃないのか直接聞かれることもあります。)ですので論理的かつ情熱的に答えること、企業研究に時間をかけ野村との違い、優位な点などを抑えておくといいと思います。

グループ面接の後は部長の方と直接面談し、本当に入社するか問われた後、入社すると答えるとそこで握手して内定を頂けます。

 

大和証券選考まとめと実態

 

先述しましたが大和証券の選考フローは極めて特殊で長い道のりです。ですので他社と比べて大変だと感じると思いますが、実際は大差ありません。というのも、大和証券の選考は、大半が所謂ソルジャー採用というもので、離職者、内定辞退者が多いのが現実です。そのため大量採用しているので、面接に進んだ時点で落ちる可能性は他社よりも低く設定されています。

また、エントリーシート、質問会、ウェブテストの合否は、穴埋め方式で行われており、例えば優秀な学生は1次面接の予約を6月1日の解禁日に設定されます。これは他社に優秀な学生を取られないようにどこもしていることで、これに関して大和証券側は日程の変更を原則認めていません。そして優秀な順にその後も6月2日以降に面接を組んでいき、面接を行っていく途中で内定、もしくは選考を辞退した学生が現れた場合、質問会やウェブテストの合否を伝えずプールしてある学生の中からまた優秀な順に声をかけて選考を行っていきます。

ですので、自分に声がかかるタイミングで大体の入社後の立場も推測が付きます。ちなみにここでいう「優秀」とは単に学歴順で、通年採用をアピールしている理由もこれにあたります。

以上が大和証券の選考の実態にはなりますが、入社すれば会社ブランドと高給をもらえますし、それ故に受験する学生は多いです。ですが内定を獲得するチャンスは十分に見込める会社です。求められる人材をあらかじめ把握してから望むと、満足のいく結果につながると思います。

繰り返しますが大和証券はunistyleの選考情報が一番よくまとまっています。

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  • この記事を書いた人

就活の名人/SPI専門家

就活の名人を運営している就活の名人です。年間のべ180万人の就活生が当サイトを参考にしています。SPI・webテスト専門家です。ゼミ友と組んでSPIの対策をしていたのでテスト対策や就活情報を掲載しています。

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