この記事では日本航空(JAL)の選考を実際に受けた私の体験談をご紹介していきます。
私が日本航空(JAL)の選考を受験した理由は、日本航空(JAL)の書類選考時に課せられる筆記試験の「SPI」の足切りラインが他の企業と同等、もしくは比較的高いと言われていたからです。
私自身、志望していた業界は航空業界ではなかったのですが、日本航空(JAL)のSPIに通ることができればある程度は他業界でも通用すると考えていました。ですから、航空業界や日本航空(JAL)を志望している人はもちろん、他業界を志望している人も腕試しに受けてみる価値は十分にあると思います。
逆に言えば、SPIの勉強をろくにせず安易な気持ちで日本航空(JAL)のSPIを受験しても受かる可能性は限りなく低いと言えます。「日本航空(JAL)のSPIは入念にテスト対策をした就活生だけが受かる」ということを念頭に置いて挑むべきでしょう。
ちなみにJALの選考はunistyleの選考情報が一番よくまとまっています。
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日本航空(JAL)の書類審査はSPIとエントリーシート
SPI足切りラインは70%前後
日本航空(JAL)の足切りラインは、おそらく7割前後ではないかと思います。「SPIの得点率が悪く、面接に進めなかった」と嘆く友人もいたことからもボーダーはやはり7割程度だと思います。
ですから、前述したように日本航空(JAL)のSPIは安易な気持ちで受けるべきではないでしょう。
倍率も100倍を超えますので、対策を十分にしていなければ余裕で落ちます。本命であれば尚更、しっかりとしたテスト対策が必要になってきます。
また、日本航空(JAL)が本命企業である場合には、他企業のSPIを力試しに数回受けることが必要だと思います。SPIは正解するごとに問題の難易度が上がるため、何回かSPIを受験することで「自分に今どれくらいの得点力があるのか」がわかってくると思います。
実は裏技としてLognaviを使うとSPIの非言語言語の模試ができるだけでなく、自分の偏差値も出る。
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ESなしでSPIテストセンター受けられる企業もまとめているので是非読んで練習してみてください。
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【25卒】ESなしでSPIテストセンター受けれる踏み台企業91社まとめ
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エントリーシート(ES)も入念な対策が必要!
まず、2024年卒のエントリーシートの設問についてです。
2024年卒地上職 事務系でのエントリーシート(ES)の質問内容は以下の4問でした。
- あなたが大学入学以降に力を注いできたことを3つあげてください。
- 上記3つのうち一つを選択し、あなたの挑戦とそこから得たものを教えてください。
- あなたが仕事を選ぶ上で大切にしていることと、その理由について教えてください。
- あなたが日本航空(JAL)の業務企画職(地上職 事務系)のフィールドで何を実現したいかを、具体的に記入してください。
ESを書く際には、日本航空(JAL)の社風を理解した上で、それに合わせたエントリーシートの書き方を意識しました。
特にエントリーシート項目①のガクチカでは、社風にあったガクチカが大切です。
また、企業研究が済んでいることをアピールするため、企業理念を元にエントリーシート項目②を書きました。他にも、「社員の方の話を聞いた」や「利用して感じた日本航空(JAL)について」など、実際に日本航空(JAL)に触れて感じたことを書くと良いと思います。
エントリーシートの添削は必須
エントリーシートは必ず第3者に添削をお願いしたほうが良いです。
というのも、日本航空(JAL)は選考倍率が100倍以上であることから、エントリーシート(ES)は高いクオリティを要求されるからです。
エントリーシートの選考段階で全体の8割程度は削られると考えていいと思います。
なので、添削はできればOBの方、もしOBの方がいないようであれば2人以上の友人や家族からの添削を受けるようにするといいです。
実際に私も、他の就活生3人に添削をお願いし、エントリーシートの完成度をできる限り高めました。
エントリーシートで足切りを受けて面接に進めないのは本当にもったいないですから、入念な対策を心がけましょう。
unistyleで内定者のESをかなりの数閲覧することができるので、自分のESと照らし合わせながらうまく調整すると突破確率が飛躍的に上がるのでオススメです。
グループディスカッション(GD)
一次選考はグループディスカッション(GD)と面接官からの質問SPIとESの選考が通過すると、グループディスカッション(GD)とその後に面接官から1問だけ質問されます。
グループディスカッション(GD)はグループによって課題が違いました。
私のグループでは、「自己決定を下す際に、大切にするのは自分の意見か、それとも他人の意見か」でした。
グループディスカッション(GD)では決して何かの役職につく必要はなく、メンバーとの潤滑な意見の出し合いができれば問題ないと思います。
面接官は発言だけでなく傾聴力も重要視しているようでしたので、他の就活生が話しているときは、その人の方向に体を向け、相槌などを適度に打つと良いと思います。
面接官からの質問
グループディスカッション(GD)後には面接官から質問を問われます。
質問内容は人によって違うため一概に「これが模範回答!」というものはありません。ただ、自分自身の性格について問われる質問が多かったと思います。なので、あらかじめ自己分析をしっかりとできていれば問題ないレベルだと思います。
ポイントは、「面接官の質問に端的に答えること」だと思います。というのも、1問のみということもあり、面接官側も時間が限られているように見えました。他の就活生の回答時間を減らしてしまわないよう、くれぐれも長々と話さないようにしましょう。
ちなみにJALの面接官はかなり鋭いので面接に挑むに際して自己分析が甘いと突かれます。
OfferBoxのAnalyzeU+を使うとかなり高性能な自己分析を短時間でできるので、一度やってみることをお勧めします。
自己PRが簡単に作成できたり自分の強みと弱みがわかるので、これを元に面接対策を組み立てると、かなり突破への確率が上がります。
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二次選考は集団面接(英語の質問あり)
二次選考は面接です。
ただし、日本語の質問と英語の質問の2種類を聞かれます。日本語の質問は、おそらく日本航空(JAL)の企業分析がしっかりとできているかが問われる質問内容です。
私の場合は、「日本航空(JAL)の強み・弱み」を聞かれたり、「どのような社員になりたいか」を問われました。
おそらく、パンフレットやネットに書かれているようなことを答えるだけでは落ちると思います。OBOG訪問や企業説明会などの際に、社員の方に「日本航空(JAL)の強み・弱み」や「なぜ日本航空(JAL)に入ったのか」、「社員に共通する資質」などを聞いておくと良いと思います。
英語での質問については、「英語の勉強をしておくしかない」と思います。英語が話せなければ対処する術がありません。日本航空(JAL)の場合、TOEICの点数も重視されますので就活前からTOEICの勉強をしておくと良いです。
かくいう私も、TOEICの勉強をしていたので、英語の質問も通過することができました。質問内容は、「私が高校時代に所属していた部活動」に関するものでした。英語質問では、上記の様に難しい質問はされませんので、その点は安心して良いでしょう。
最終選考は健康診断と個人面接
最終選考は健康診断と個人面接でした。
健康診断については、内容が日本航空(JAL)の公式HPにも開示されていますのでここでは省きます。
個人面接ですが、これはエントリーシートに沿った質問でした。
質問数は4〜5問でしたが、一つ一つの質問を深掘りされました。ただ、深掘りといっても難しい質問はなく、終始穏やかな雰囲気での面接でした。最終選考まで進めば、「よほどのことがなければ落ちない」というのが私の感想です。
ただ、油断せず、最後まで企業研究・自己分析に抜かりがない様にしておきましょう。
おわりに
ここまで日本航空(JAL)の選考突破へのコツをご紹介してきました。いかがだったでしょうか。おそらく、日本航空(JAL)の突破のために最難関となるのはSPIとESでしょう。
ここで相当数の受験者が削られます。
就活解禁になってから動き出すのでは遅いです。早め早めの準備を心がけましょう。
悔いのない就活となる様に、最後まで全力で頑張ってください!
繰り返しますがJALはunistyleの選考情報が一番よくまとまっています。これを読んで選考を突破できました。
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