本選考

【23卒】SCSKの選考フロー、WEBテストボーダー、倍率を内定者が暴露

この記事では、SCSKの選考フローや倍率、WEBテストのボーダーなどについて、22卒の選考を体験した身から詳しくご紹介させていただきます。

SCSKは、住友商事系列のシステムインテグレータ(SIer)です。

住友商事グループの企業を中心に、多種多様な企業に対してソリューション提供を行っています。売上高はシステムインテグレータ関連企業の中で9位です。

そのため、選考突破のためには入念な対策が必要になります。

実際にSCSKから内々定を獲得した22卒の私が、具体的な選考内容を、効果的な対策を交えてご紹介していきます。

SCSKの就職難易度

リクナビ(2022)のプレエントリー候補リスト登録人数は、25000人を超えています。

修士・大卒採用数は例年300人弱と比較的多めですが、それでも選考通過の難易度は非常に高いと推測されます。

「MARCH生が選ぶ、就職注目企業ランキング」で2位にランクインするなど、就活生から人気急上昇中の企業です。

採用実績に関しては、MARCHや早慶レベルの学生が半分近くを占めています。

あくまで私の推測ではありますが、選考の倍率は30倍くらいでしょう。

選考フロー

SCSKの選考フローは、通常応募と推薦応募で異なります。

推薦応募の対象者は、「IT業界JOBSセミナー」参加者と「シスキャリセミナー」参加者に限られるのでご注意ください。この二つのイベントは、一般的なインターンシップと違いはありません。

まず、通常応募と推薦応募の選考フローの概要についてご紹介します。

通常応募

①エントリーシート+WEBテスト→②1次面談(集団)→③WEBテスト→SCSKラボ(選考なしの社員質問会)→④2次面談(個人)→⑤3次面談→内々定

 

推薦応募(IT業界JOBSセミナー参加者対象)

①エントリーシート+WEBテスト→②WEBテスト→③1次面談(個人)→④2次面談→内々定

 

推薦応募(シスキャリセミナー参加者対象)

①エントリーシート→②1次面談(個人)→③適性テスト→2次面談(個人)→内々定

 

ご覧いただければ分かる通り、シスキャリセミナー参加者対象の選考が一番楽です。

IT業界JOBSセミナーに参加するためには、エントリーシート選考に通過するだけで参加できます。

一方シスキャリセミナーに参加するためには、エントリーシート+適性テスト+集団面談の選考に通過する必要があります。

参加のためのハードルが高いセミナー(インターンシップ)参加者が、手厚い優遇を受けられる仕組みが整えられているのです。

そのため、SCSKに対する志望度が高い学生は、シスキャリセミナー(インターンシップ)に参加することをおすすめします。本選考と比較しても選考慣れしていない学生が多いので、優遇を得るための絶好の機会です。

私は通常応募により選考に参加しているので、以下では通常応募の選考についてご紹介していきます。

推薦応募の方にとっても有益な情報ばかりだと思いますので、是非この記事を参考にしてください。

エントリーシート、WEBテスト①(推定倍率2倍)

最初の選考はエントリーシートとWEBテストです。

この選考では、エントリーシートとWEBテストの結果の両方が同時に評価されます。

私の体感としては、この選考の倍率は大体2倍です。推薦応募であればもう少し倍率は下がるかもしれませんが、通常応募であればこのくらいでしょう。

言うまでもなくこの選考には大勢の就活生が参加するので、入念に対策しましょう。

エントリーシート

まず、エントリーシートの設問内容を記述します。

 

・趣味または特技についてご記入ください。(20文字以内)

・あなたの長所についてご記入ください。(20文字以内)

・あなたの短所についてご記入ください。(20文字以内)

・あなたの健康状態についてご記入ください。(20文字以内)

・あなたのモットーをご記入ください。(20文字以内)

回答の文字制限が非常に短いです。

また、ガクチカや志望動機を問う質問が一切ありませんので、非常に珍しいエントリーシートだと言えるでしょう。

このエントリーシートのおけるポイントは2つあります。

 

ポイントの1つ目は、「言葉選び」です。

制限された文字数の中で効果的なアピールをするためには、徹底的に言葉を選ぶ必要があります。

ポイントの2つ目は、「SCSKの求める人材に即した表現を用いること」です。

20文字という短い文字数の中でも「SCSKにマッチしている」と思わせるためには、ここまで徹底してください。

 

SCSKは求める人材を

「SCSK経営理念を理解し、その実現に向けて行動できる人物」

としています。

「協調性を持って集団で成果を上げることができる」という強みを長所としてアピールできれば、高評価に繋がるでしょう。

エントリーシートの長所欄で、是非このようなアピールをしてみてください。

当然のことではありますが、どの企業にも経営理念というものが存在します。選考を受けるのであれば、必ず一度は目を通してください。経営理念について理解があれば、面接などで経営理念に関する質問を受けても柔軟に対応できるはずです。

大手企業の選考対策を行う際は、このような些細なことであっても徹底して取り組む必要があります。

他の就活生との差別化を図ることができるチャンスは、1つも逃さないのが肝要です。

WEBテスト①

続いて、SCSKのWEBテストについてご紹介します。

 

SCSKのWEBテストは、TG-WEB(旧型)です。

計数と言語、そして性格検査で構成されます。

22卒の私はオンライン上で受検しました。

参考までにシスキャリセミナーの選考時もTG-WEBだったので、このイベントに参加するためにもTG-WEBの対策は必須になります。

個人的には、SPIや玉手箱と比較してかなり難しい試験だという印象を受けました。実際に、難関企業の多くで実施されているテストです。

このTG-WEBのボーダーについては、大体5割ほどだと感じました。かなり低いのではないかという印象を受けるかもしれません。

しかし、この旧型のTG-WEBは5割得点するのも難しいテストです。

TG-WEBには旧型と新型があるのですが、旧型の方が難易度は圧倒的に高いとされています。

私は100社近く選考に参加してきましたが、新型のTG-WEBを受けたことがありません。

一方旧型のTG-WEBは5回以上受検した経験があるので、旧型を採用している企業の方が多いと考えられます。

TG-WEBを行う企業は現在どんどん増えてきているので、SPIや玉手箱と同様に入念な対策をしてください。

私は、対策として参考書を2周しました。解く経験が物を言うテストなので、繰り返し解く練習をしてください。

企業によっては、TG-WEBの科目に英語を加えている企業もあります。具体的な企業名を挙げると、国際協力機構(JICA)などです。

私はTG-WEBの英語に関しても受検経験があるのですが、とにかく難しいです。TOEICなどとは比べ物にならないなと感じました。

SCSKは、近年グローバル化を推進しています。今後英語を出題する可能性も考えられますので、その場合は特に余裕を持って対策するようにしましょう。

WEBテストについては以上になります。

 

1次面談(推定倍率3倍)

この1次面談に関しては、先に示したように集団で行われます。

 

私が就活を始めた当初、「面談」という言葉に油断しきっていました。そもそも面接というものが「選考の一部」であるのに対して、面談というものは「あくまで対等な立場同志による話し合い」であるはずだからです。そうあるべきだと私は思います。

 

しかし就活における「面談」は、実質的な選考である場合が非常に多いです。面談をしただけなのに、一方的にお祈りをされてしまう可能性があるのは、立場の弱い就活生にとって非常に苦しいものです。が、これが現実です。

 

SCSKも面談を通して選考をしてきますので、「面談→面接」と自分の中で置き換えた上で、選考に参加しましょう。

 

質問内容は以下の通りでした。

・学生時代に最も力を入れたことは?

・その中で最も困難を感じたことは?

・それを集団でどのように乗り越えた?

・なぜIT業界に興味があるのか?

・IT業界の中でもなぜSCSK?

・逆質問

形式は集団面談で、時間は30分ほどで終了しました。

 

集団面接なので、他の就活生もいるということを意識しなければなりません。

 

他の就活生の回答する時間も考慮して、1つの回答につき1分は超えないようにしてください。30秒くらいがちょうどいいと思います。

 

参加者の中で1つの質問に対して1分半近く回答している方がいたのですが、採用担当の方が「長すぎる・・・」と感じていたのは明らかだったので、その方は選考通過できなかったのではないかと思います。

 

他の方への協調性や配慮の有無を見られるのが集団面接です。端的に答えることを意識しましょう。

 

質問内容は、ガクチカに対して軽い深堀、そしてIT業界やSCSKになぜ興味があるのかを問う質問など、オーソドックスなものばかりです。

 

ガクチカに関しては、どの企業でも深堀される可能性があるので、しっかりと対策をする必要があります。

面接での質問や、それに対する自分なりの答えを頭に叩き込むことができるので、面接対策としても非常におすすめです。

この面接で印象に残った質問は

「なぜIT業界に興味があるのか?」

です。

この質問は、どのIT企業の選考でも聞かれる頻出質問の一つです。

特に文系の方や、IT経験のない理系の方はこの質問対策を入念に行ってください。

なぜ「ITに関する経験がないのに、IT企業を志望するのか」という疑問は、採用担当誰しもが抱くものです。

合理的な理由があれば納得してくれますが、「将来性があるから」や、「パソコン作業が好きだから」などの浅い理由では、確実に厳しいです。自分の経験に基づいていなければ、採用担当の方には響かないでしょう。

自分自身の経験を振り返った上で、採用担当の方も頷けるほど合理的な理由を考えてみてください。

WEBテスト②(推定倍率1.5倍)

皆さんはクレペリン検査というものをご存知でしょうか。

この検査は、簡単な一桁の足し算を合計30分間行うものです。誰でも簡単にできる検査なのですが、この結果により受検者の能力や性格・行動面を測ることができるそうです。

実際にクレペリン検査はオフラインで紙と鉛筆を使用して行うのが一般的です。しかし、これに類似したテストが、オンライン上で行われ始めています。

実際に、SCSKの選考では、クレペリン検査に近いものがオンライン上で行われました。オンライン上でひたすら足し算を行っていくのです。

この検査に関しては、対策法がほとんどありません。足し算ができるのなら、誰にでも解くことができる検査だからです。

しかし、この検査はとにかく疲れます。簡単な足し算とはいえ、それをひたすら繰り返していくと集中力が欠落していき、頻繁に計算ミスしてしまうこともしばしばあるのです。

そのため、実施当日は万全な身体状態で行うことをおすすめします。現に私は、前日にしっかりと睡眠をとった上でテストに臨みました。

また検査中は、簡単な計算ミスをしないという意識を常に持っていてください。疲弊してくると凡ミスが出てしまいがちなのですが、絶対に計算ミスしないという意識があればある程度防げます。

一次面談を通過したのにもかかわらずこのテストで落ちてしまうという事態は避けたいので、集中できる状態を整えて臨みましょう。

2次面談(推定倍率2倍)

1次面談の推定倍率は3倍としましたが、この選考は2倍くらいだと推定されます。

集団面接は初期段階で学生を振るい落とす狙いが多少あるかと思いますが、この2次面談は個人面談であるため、比較的選考落ちしにくい印象です。

質問内容は以下の通りでした。

・自己紹介

・学生時代に力を入れたことは?

・自分自身の長所と短所は?

・どのような判断基準を持って企業選びをしている?

・SIerを志望する理由は?

・その中でも他社ではなくSCSKを志望する理由は?

・SCSKに入社してどのような事業に携わりたい?

・他社の選考状況は?(具体的な企業名も含めて)

・逆質問

形式は個人面談で、時間は30分ほどで終了しました。

 

とにかくこの面談では、「SCSKでなければならない理由」を徹底的にアピールしました。

「なぜSCSKなのか」、「なぜSIerの中でもSCSKなのか」を念入りに聞かれた印象の面談だったからです。

そのため、「他社と比較してSCSKを志望する理由」を考える必要があります。

業界研究をしていくと分かってきますが、SCSKと事業内容が類似している企業は多いです。

そのため、志望動機を考えても、他の企業でも通用してしまう内容になってしまいがちです。

実際に、そのような志望動機を言ってしまう就活生はかなり多いです。

 

他の就活生と差別化を図るなら、「SCSKでなければならない理由」をはっきりと明確にする必要があります。

 

そのためには、やはり企業研究と業界研究の徹底が必要不可欠でしょう。

 

私は、エントリーシート作成段階でも企業研究・業界研究に多大な時間を割いたのですが、面接前にもかなり労力を使って研究していました。なぜなら、集団面談やSCSKラボ(選考なしの社員質問会)などを通して、SCSKに対して知らないことがまだまだあると痛感したからです。

他の就活生以上にSCSKを理解しており、かつ明確な志望動機があるということをアピールし、選考突破に繋げましょう。

3次面談(推定倍率1.5倍)

3次面談を通過することで、内々定を獲得することができます。SCSKはこの面談を3次面談としていましたが、実質的には最終面談と言えるでしょう。

しかし、最終面接でも一定数選考落ちしてしまう印象があるので、油断はできません。推定倍率は1.5倍としました。

質問内容は以下の通りでした。

・自己紹介

・学業面で一番力を入れたことは?

・学業以外で一番力を入れたことは?

・この大学4年間で、一番成長したと感じることは?

・SCSKの志望理由は?

・なぜ文系からシステムエンジニアを志望するようになった?

・IT関連で今勉強していることや、今後勉強していきたいと思っている分野はある?

・入社してからどういう事業領域に携わりたい?

・他社の選考状況は?

・SCSKは第一志望?

・逆質問

形式は個人面談で、時間は40分ほどで終了しました。

 

この面談では、ITに関する興味の有無と、入社の最終意思確認が中心でした。

 

特に印象に残った質問は

「IT関連で今勉強していることや、今後勉強していきたいと思っている分野はある?」

です。

 

私は文系の学生であり、ITに関する資格もありませんでした。しかし、今後注力して学んでいきたいことは明確にしていたので、この質問には対応することができました。

 

企業分析と同時に、多くの方はどの事業領域で活躍していきたいかを考えると思います。

 

その事業領域で活躍するためにはどのような勉強が必要なのか、学生のうちに何ができるのか明確にする必要があると覚えておいてください。

同様の質問は他のIT企業でもされたので、絶対に対応できるように準備するべきです。

そして最終面談ということもあり、入社の意思確認は必ずされると思います。

第一志望かと問われた際は、絶対に第一志望と自信を持って答えましょう。少しでも迷いを見せてしまえば、一気に内々定が遠のいてしまいます。

二次面談と同様に、「SCSKでなければならない理由」もはっきりと伝えるなど、SCSKへの入社に対する強い意志をアピールすることができれば、内々定が近づくはずです。

SCSK選考のまとめ

SCSKの選考フローや倍率、WEBテストのボーダーなどについてご紹介していきましたが、いかがだったでしょうか。

人気急上昇中の企業であることから、今後選考難易度は上昇していくかもしれません。

しかし、SCSKに入社できれば素晴らしい好待遇が待ち受けています。

ホワイト企業化を積極的に推進しており、社員にとって働きやすい環境が整えられているのです。

今回ご紹介したことを参考にして、選考突破してくれることを願っています。

 

  • この記事を書いた人

芝さん/SPI専門家

就活の名人を運営している芝さんです。年間のべ100万人の就活生が当サイトを参考にしています。SPI・webテスト専門家です。ゼミ友と組んでSPIの対策をしていたのでテスト対策や就活情報を掲載しています。

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