この記事では日本TCS(タタ・コンサルタンシー・サービシズ)の早期選考やインターン優遇についてまとめてみました。
インドの会社なので結構珍しいと思うんですが、IBMやアクセンチュアに続いて世界でも有数な外資企業。学生のレベルも結構高いんですが、意外に高学歴じゃなくても実力次第で早期選考に行けたりもします。
個人的には結構おすすめです。早期選考もやってくれるので注目ですよ。
日本TCSインターンの倍率
日本TCSのインターンは年間1万人の応募があるとも言われており、かなり倍率は高いです。
業界としても人気の高いIT業界のトップの日本TCSを志す学生はますます増えていくことが予想されます。
海外の大学にいた人や留学経験者など英語の自信ある人も多いです。そもそも敵が日本に留学にしきてる外国人だったりします。
グローバル志向の学生が多くて優秀なので舐めてかかるとインターンといえども落ちます。
日本TCSインターンの選考フロー
日本TCS(日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ)公式HPの「採用情報」→「インターンシップ」ページよりエントリーが可能です。選考フローは、エントリーシート→WEBテスト→面接の流れが多いです。
募集時期も幅広く、冬は12月,1月,2月と複数回開催。夏は
では、実際に選考ではどのようなことが問われるのか、過去の例を参考に見てみましょう。
WEBテスト
言語・非言語・英語・適性検査。
TG-Webが使われることが多いですが、SPIの対策本なども効果的。
ES
- 現在の研究テーマや卒論のテーマについて記入してください。(総合職)
- 研究・ゼミ以外で学生時代に熱く取り組んだことについて記入してください。
- 「グローバル化」とはどのような状態であるか、ご自身の考えを具体的に記入してください。 グローバル化における日本の現状を踏まえて、今後あなたが取り組もうと考えていること、 もしくは取り組んでいることを記入してください。(コンサルタント)
- 英語についてこれまでの活用場面、自己啓発の取り組みなどがあれば具体的に教えてください。(SE)
- 経験のある言語、ステップ数、具体的な経験内容について教えてください。(技術職)
やはり英語力は問われるので、どうやって自分の英語力や海外経験をアピールするかは戦略が必要です。
面接
・プログラミング経験について詳しく教えてください。
・海外経験について教えてください。ESを見た感じ、英語だったり、海外の方との交流には抵抗があまりない感じですか?など
面接でも再度英語力のチェックがされる。
日本TCSインターンの内容
では、冬の1dayインターンではどのようなことが行われているのか、具体的な内容を見ていきましょう。
インターン中は10人に1人ぐらいの割合でメンターの社員がつくのでかなりインターン生のことを観察してます。
事前に「優秀な人は次の選考によばれます」とアナウンスされてるので、インターン中はみんなそれを意識してるはず。
インターンはTCS社員とプロジェクトチームを組んで、自身がプロジェクトマネージャーとして要件定義から開発フェーズまでの流れを体験するという実践的なプログラムになっています。
企画・提案~設計フェーズでは、外資系自動車メーカーを仮想クライアントとして、お客様が抱える課題解決のためにWebシステム開発を提案したり、お客様の課題とエンドユーザーの声を整理し、システムの設計をします。
計画フェーズでは、開発タスクを整理し、プロジェクトの計画を立てます。開発フェーズでは、複数の国からなるチームに、それぞれ計画したタスクを割り当ててプロジェクトを進行していきます。達成率がリアルタイムでわかるようなシステムを導入しているので、ゲーム感覚で真剣に課題に取り組むことができます。
インターンの特徴
インターンの特徴としては、プロジェクトで起こる仕様の追加・変更、システム障害をはじめ、外資企業である日本TCSならではの、日本だけでは起こらないようなトラブルもロールプレイングできるようになっています。
たとえば、海外で洪水被害が起きてメンバーが出社できない・家族の大事なイベントがあるため急きょ長い休暇に入るなど、環境や文化、価値観が違うことで起こるトラブルも盛り込まれているため大変さを学ぶと同時に、やりがいを感じられること間違いなしです。
また、多くの1Dayインターンシップは「企画・提案」のみであることが多いですが、開発の部分まで体験できる点も魅力です。
社員の方と話す機会もあるので選考前に理解を深める、疑問を解消する場としても利用でき、また、個人フィードバックをもらえるのでこれから先の就職活動にも役立つ経験ができること間違いなしです。
インターンは早期選考につながる
TCSは早期選考があることで有名。
具体的にまずはまとめてみますと、
- インターン優秀者に特別セミナー
- 3次面接スタート
- 次に最終で内定が出る
- 5dayは全員早期選考。1dayは一部の学生のみ
- かなり早い段階で内定が出る
評価が高い学生には早期選考案内がメールで連絡され、インターンシップ参加による本選考でのES免除や早期特別選考として三次面接からスタートし、新たなESやテスト受験は不要な場合もありました。
インターンで高い評価を得ることができれば、実質選考は三次面接と最終面接のみということになります。
TCSはかなりの数のインターンが開催されてるんですが、どれも早期選考の対象。ただし日数長いインターンの方が早期選考に進める可能性が高くなります。
インターンを経ずに本選考に参加すると選考時期が遅くなりますし、本選考は参加者も多いためそういった意味でも有利に。
このことから、日本TCSのインターンは早期選考を見据えたものであるということが言えます。
かなり具体的な内容のインターンで実際成果としての数字も出ますので、参加中のパフォーマンスは早期選考につながっていると常に意識し、気を引き締めて参加できると良いでしょう。
早期選考の内定時期ですが、受けたインターンの日程にもよるんですが、とんとん拍子に進んでいくのでかなり早くに出るのが毎年好評になってます。
外資の内定をまず一つ持っておきたい人にはかなりおすすめ。
日本TCSインターンのまとめ
業界最高水準のITサービスやソリューションを数々のグローバル企業へ提供してきた日本TCSでのインターンは、就職活動において自身を大きく成長させてくれること間違いなしです。
倍率は高く、インターンも早期選考に繋がるためシビアなものですが、学力的な能力だけを企業側は重視しているわけではなく、多様な文化や考え方を持つ人と働くためのグローバル感覚や粘り強く挑戦を続ける姿勢なども見ています。挑戦し続ける姿勢・熱意で内定を勝ち取ってください!