この記事では去年、小学館を受けたワイがのwebテストやES/面接通過率を含めて倍率や選考フローも解説していきます。
僕は小学館、集英社、講談社といういわゆる出版ビックスリーを受けまして、どちらも面接まで行きました。
就活中はこの出版会社の選考体験記が少なすぎて苦労したので、自分の経験をまとめてみます。
※2023年は2/5ES締め切りで2/13にES結果きました。
小学館のテクニックはhttps://unistyleinc.comの小学館の箇所にも乗ってるのでぜひ読んでみてください。
界隈では有名でしたが情報ダダ漏れだったので読まないのは損ですよ。
小学館の選考の流れ
出版は基本的にOB訪問、インターン、説明会などの参加をどうでも良いと思っているストロングスタイルなので、別に行かなくても普通に内定取れます。証拠は僕がそうだったからです。内定者はどこも10人〜20人くらいです。学歴はまちまち。
とはいえ、小学館も面接やESがヘビーですので、甘い考えだとバンバン落とされるので、公開されてる情報なんかは一通り目を通して自分の見せ方を考えないと死にます。
その上で僕の時の選考フローを紹介。
- ES
- WEBテスト(デザシコ)
- WeBテスト(tg-web)
- 面接
こんな流れです。webテスト二回もあるんかいって感じですよね。
それぞれ解説していきますね。
小学館のES
手書きです。僕は小学校の時から字が汚いと言われていて、ESの文字もかなり汚いと言われましたが通りました。
走り書きじゃなくて丁寧に書けば別に汚くても通ります。しっかりとES書く時間を用意しておかないと、急いで書く羽目になって字が雑になります。そこは要注意。
- どのような仕事に関わりたいか、雑誌名や企画などを交えて具体的にご記入ください
- 好きな本の解説
- 小学館の強み
- ガクチカ
などなど一通りのことが聞かれます。割とこの企画が大事だというのが定説でして、みんな大体はありふれたことしか提案しないので、ちょっと練ってみて斬新な企画出せるようにしてください。出版社も基本的にはアイデアマンが欲しいので、ここでアピールできないのはもったいないです。
また、出版社では常連な作文も書かないといけません。普段から文章書くのに慣れてたら大丈夫だと思いますが、慣れてないなら大学の国語の教授とか趣味で小説書いてますみたいな友達に見てもらうと良いです。
というか何なら僕がみますので、DMしてください。ここも結構差がつく部分です。
さて、ここを記入して郵送すると、大体10日後にはESの結果が来ますよ。
小学館の2回のwebテスト
小学館はデザシコとtg-webの2つを課してきます。
これはちゃんと対策しとかないと結構難しいので、受けるために練習しとくがおすすめです。
本当はどこかの企業で練習できるのが一番良いけど、アプリで練習できたりもします。
Lognaviを使うと小学館に出てくる問題の模試を本番のように受けられる。しかも自分の偏差値も出る。
本番前に一回練習するのがおすすめ。
これを使うと自分の苦手分野なども一発で分かるので場数を踏めて一石二鳥。
問題数も豊富で、高得点かどうかの判断ができるので使わないのは損。ここの問題は本番にもよく出ると評判です。
webテストで落ちないためにもマジで練習積んでください。
※アプリなのでスマホからリンク飛んでください
公式サイト:Lognavi
webテストでもバンバン落とされるので用心して取り掛かってください
面接
この2回のwebテストが終わればようやく面接スタートです。
2次面接が鬼門と言われてまして、大体の人は2次ぐらいまではいけるんですが、そこから先はいけません。
なので、2次面接はだいぶ気合を入れて臨むようにしてくださいね。
で、面接回数は全部で4回あります。4次面接が最終面接になり複数の役員に対して学生一人。
1次面接は面接官2人
2次面接も面接官2人
ここまでは現場の社員。
3次面接は多分人事で、4次面接はさっきも書いたように役員。集英社よりは面接の回数少ないので、ポジティブに考えましょう。
1次面接の前に30分ぐらいで新しいESを書かされてそれを元に選考が始まります。これは集英社も一緒。
ぶっちゃけ聞かれることは他の会社と大差ないので、志望動機や入社後にやりたいことはしっかりと固めて、あとは他社と同様に面接で聞かれる質問に答えられるようにしておくと良いです。
ただし、時々びっくりするような質問も飛んでくるので、そこで表情を変えずに答えるようにしてください。てんぱって欲しいだけだと思います。
小学館もエンタメ会社なので、相手を楽しませようと面接でも思うのがすげー大事かなと出版の選考を通して思いました。
別に一発ギャグでもイラストでもなんでも良いと思うけど準備するのが良いです。僕は勝手に自分で雑誌を作っちゃってそれをプレゼンしたら、だいぶ食いついてもらいましたよ。
要は、何でもありなんですよ、面接官に面白いと思ってもらえたら。誰もやらないことをしてみてください。じゃないとただでさえ倍率が高いので、拾ってもらえません。
その辺の小学館のテクニックはhttps://unistyleinc.comの小学館の箇所にも乗ってるので読んでみてください。
あともう一つアドバイスなんですが、就活してる中で多くの出版志望者の学生と知り合ったんですね。
それで、ほとんどは落ちるわけですし、受かる人もいます。大体出版の選考を突破していく人って同じメンツになってくるので、別の出版大手で「ああ、どうも」みたいなこともあったんです。
それで受かってる人たちに共通してるのが「パッションだけで挑んでない」ってことなんです。
どういうことか説明させてください。
出版って漫画とか雑誌とか小説とか好きな人が受けにくるんです。だから割と盲目的な人が多くて「好きです!頑張ります!」みたいな人が多いんです。
でもそこで一回立ち止まって「自分は何で出版っていう媒体に興味があり、新卒としてこの会社を選ぶ理由って何だっけ?」とロジカルに考えられるかどうかがすごい大事です。
意外にここできてなくて、言語化できてないんですよ。
出版の人って言語化のプロなんです。だから出版の面接って実は一番人を見る目ある人たちがやる選考だと思ってるんです。
だから言語化甘いとつかれるし、それって社会人になった時にも使えないやつ認定されるんです。だから、出版っていう仕事に対して自分の人生と考え方に紐つけながらよく言語化しておくことをお勧めします。
小学館の選考まとめ
という感じで選考フローをまとめてみました。
だいぶヘビーな選考なので、志望度が高くないと途中で心折れますが、普通に選考受けてるだけだとどんなに高学歴でも内定もらえないので、アピールする武器は持っていってください。
ESとwebテストでも容赦無く落とされます。そこで落ちたら話にならないのでまずは面接に絶対行くこと。そのためには作文と基本的なwebテストの対策はするべきです。
▼集英社の選考体験記はこちら
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【25卒】集英社webテストやes筆記通過率まとめ!倍率やフローも!
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