リース業界2年目の私の選考体験記及びインターンシップ参加者との違いを記事にしていきたいと思います。
三井住友ファイナンス&リース(以下ではSMFLと省略して表記)はコロナ禍にも関わらず、2月に会社説明会を実施し、そこでリース業界及びSMFLの会社概要について説明を受けます。
私は21卒になりますが、2019年1月に従来の出資比率である三井住友FG60%、住友商事40%から、三井住友FG50%、住友商事50%へと変更し、銀行法で規制されていたことが緩和され、新たなビジネス領域に本格的に展開することがなったことが主で説明がありました。
※SMFLはunistyleの選考情報が一番よくまとまっていまして、僕もこれを読んでおいたおかげで内定を取れました。
界隈では有名だけど情報がダダ漏れになってるので読まないのは損です。
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三井住友ファイナンス&リースの早期選考やインターン優遇
1Dayインターンシップへの参加では選考免除やメンター制度などの直接的な優遇はほとんどない。
なので1dayはあまり参加するメリットはないかも。
一方で、3Daysインターンシップへの参加はかなり本選考に有利になる。
インターンシップに参加した学生は、全員早期選考に乗流ことができる。
特に夏の3days参加者が最も優遇されることは有名。一番で選考を受けることができる。しかし選考フローは1day参加者と変わらないので、入念な準備が必要。
この辺はunistyleでもかなり良くまとまっているので一度読んでおくことをお勧めします。
志望度の高い人は夏インターンの3days参加を目指すと良いですよ。
三井住友ファイナンス&リースの倍率
現在のリース業界は、採用倍率が高まりつつあります。
就活四季報2021によると、総合職の採用人数は、業界最大手のオリックスは196人、三井住友ファイナンス&リースは52人、東京センチュリーは38人、三菱HCキャピタルは30人とリース業界は全体的に採用人数が少ないです。
それゆえに採用倍率は高くなる傾向にあり、三井住友ファイナンス&リースの採用倍率は男性は38.2倍、女性は55.3倍でした。
また、学歴はGMARCH以上がマス層であり、リース業界がホワイト業界とメディア等で注目されるようになったこともあってか、早慶、国公立の層も増えつつあります。
かなり難易度上がってます。
リース業界の就職偏差値についてもまとめているのでよければ見てみてください。
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【25卒】リース業界の就職偏差値と難易度を一覧にしてまとめてみた
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三井住友ファイナンス&リースの選考
説明会参加後、エントリーシートを提出。WEBテスト(玉手箱)を受験します。ここで多くの学生が脱落します。
リース業界の志望動機の書き方もまとめているので気になる人は読んでみてください。
リース業界目指すなら玉手箱の対策は必須になるでしょう。
ちなみにですが、インターンシップに参加し学生は会社説明会の参加が不要で、インターンシップに参加していない就活生より早くにWEBテストを受験できます。
通過率はインターンシップへの参加有無は関係なく、WEBテストに通過できなかったインターンシップに参加した就活生もそこで脱落となります。
一次面接
私は比較的早めの会社説明会に参加し、WEBテストの受験もすぐに行った為、一次面接は2月下旬に案内がありました。
対面面接で最初応接室のような場所に案内がされ、他の就活生複数人と待機します。面接官から名前が呼ばれ、面接会場まで移動し、面接がスタートします。私の時は面接官2人、就活生2人のグループ面接でしたが、他グループによっては、面接官2人、就活生3人の時もあるようです。
私と同グループの就活生は法政大学の学生で、面接官は入社10年目程の方と入社3年目以内の方でした。
まずは、1分間自己紹介の時間がありました。雑談的な雰囲気で、面接官からは自己紹介をした内容からいくつか質問を受け何回かやりとりしました。その後、急に雰囲気が変わり、面接官から「5分間で学生時代に注力したことを教えてください。」と質問がありました。法政大学の学生がまずは回答しました。
スタバでのアルバイトで業務効率化に貢献したという経験を話していましたが、2分30秒程で話終えてしまいました。面接官から「なぜ学生時代にアルバイトを注力したのでしょうか。」、「業務効率化する上で苦労した点」等面接官から質問がありましたが、上手く答えられずすぐに質問は終えてしまいました。
一方で、私は5分間で学生支援団体を立ち上げ、その団体での取組や団体を大きくしていく上で苦労した経験等を話したところ、面接官には興味を持っていただいたようで、法政大学の学生より多くの質問がありました。一次面接では志望動機は聞かれず、学生時代に何をやっているのかが主に重要視がされている印象でした。
SMFLの面接官はかなり鋭いで有名なので面接に挑むに際して自己分析が甘いと突かれます。
キャリアチケットスカウトのAnalyzeU+を使うとかなり高性能な自己分析を短時間でできるので、一度やってみることをお勧めします。
自己PRが簡単に作成できたり自分の強みと弱みがわかるので、これを元にSCSKの面接対策を組み立てると、かなり突破への確率が上がります。
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2次面接
法政大学の学生よりは上手く答えられているという印象であったので、自信があった通りで、2日後に二次面接の案内がありました。
二次面接では、不動産部部長と1対1での対面面接でした。最初の入室時に「失礼いたします。○○大学の○○と申します。本日は宜しくお願い致します」と明るく元気な声で挨拶したところ、「すごい元気でいいね!体育会系に所属してたの?」と質問があり、比較的緩やかな雰囲気で面接が進みました。未だにSMFGで銀行系文化があるので、体育会系の文化が残っていることを知っていたので、全体的に明るく元気に謙虚に回答することを心掛けました。
例えば、「将来どんな仕事をしたいですか。」という質問をされた際には、「まずは社会人としての基礎を学びつつ、配属された部署での仕事を愚直に取り組みたいと思います。不動産や航空機等のビジネスも将来的には非常に興味がある分野ではあると思いますが、まずは御社社名に付いている通り、リースについてのプロフェッショナルを目指したいと思います。」と答えました。
基本的にどんな仕事でも取組みをできることをアピールしつつ、まずはリースの基礎を学ぶという謙虚さを示しました。この回答に対しても反応が良く、「最近はリース以外(航空機や不動産)に魅力を感じる学生が多いが、実際にはリース営業に配属されることが多いから、そういってもらえるのは非常に嬉しい」と言っていただきました。やはり採用側としては離職率を下げたいので、希望する部署が明確過ぎるとリスクがあると感じるのでしょう。その後も面接はスムーズに進み、問題なく二次面接を終えました。
最終面接
二次面接後は最終面接の案内はありましたが、コロナ普及により対面での面接を延期。面接再開は5月と案内がありました。面接までに時間がありましたので、OB訪問を実施しました。
大学ゼミOBで当時リース会社3年目社員の方との面談で、具体的にどのような仕事をするのか、どのような時にやりがいを感じるのかといったところから、業務で大変なことや苦労したことをご教示いただきました。そういった支援もあった中で、5月下旬に最終面接に臨みました。最終面接は、コロナの影響を考慮した上で、WEB面接となりました。面接者は人事部長の方でした。
改めて志望動機についての質問があり、学生時代に学生支援団体で挑戦した経験を含めつつ、SMFLが挑戦できる会社であることを強調して志望動機を語りました。特に深堀はされず、入社した際、具体的にどのような仕事をしたいのかといったポジティブな話が多かった印象です。その為、面接というよりは配属先希望面談を受けているような面接でした。
内定まで
最終面接から2日後に内定の連絡があり、1週間後には内定式に参加するような流れでした。後から、聞いた話ですが、ゼミOBとの面接の後、ゼミOBから人事に向けてSMFLへの志望度や学生時代にどのようなことに注力していたのかといったフィードバックがなされていたようです。その為、最終面接が配属先希望面談のようになったのかもしれません。
いかがでしたでしょうか。これまで会社説明会~内定までの選考体験記及びインターンシップ参加者との違いを説明してきましたが、読んでいただいた通り、インターンシップに参加したことで極端な選考での優遇があるわけではないようです。ただ、噂にはなりますが、結果的にはインターンシップに参加した学生とそれ以外の学生で5:5になっていると言われています。要するに、以下にリース業界を理解しているのか、SMFLを理解しているのか、そして入社した後に活躍できる人材と判断させるかといった点が重要になってくると思いますので、皆様頑張ってください。
ご精読いただきありがとうございました。
繰り返しますが、SMFLはunistyleの選考情報が一番よくまとまっていまして、僕もこれを読んでおいたおかげで内定を取れました。
界隈では有名だけど情報がダダ漏れになってるので読まないのは損です。
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