リクルーター制度が公にされると、つかなかった学生からすると「あーだめぽ」ってな感じになります。リクルーター至上主義の会社からすれば、リク面談で全てが決するわけですが、リクがつかなくとも内定できる会社はあります。その極みは総合商社でしょう。
リクルーターと総合商社
伊藤忠、双日、豊田通商の3社はリクルーターがつきます。ESを出した段階、またはプレエントリーをして説明会などに参加した段階で大学のOBから連絡がやってきます。財閥系と丸紅で連絡が来るという情報は出回ったことがないので、恐らくないことでしょう。
リク面談は基本的にそれだけで内定は出ない。学生を囲っておくことが目的だから。この場合の囲うとは同業他社に流れないようにするために、コンタクトを図ることで志望度をあげておく。
特に商社は「ぶっちゃけ総合ならどこでも良い」と考えている人が多い。そこまで明確な違いがあるわけじゃないからだ(もちろん分野分野で特徴はあるのだけど)。よって、リクがつくことで、「ああ、この企業は親身になってくれてわー」ってなるわけ。内定が出るかどうかは分からないけど、やっぱし内定が出たらそこに行こうとって思うよね。
リク面談の重要性
実際リクがつかなくとも内定を取る人は大勢いるのだから「リク面談が最重要」になっている某企業に比べれば全然気にしないで良い。ただ実際リクがつくと選考が一つ免除になったり、実際に内定まですんなりといくケースがあるようなので、もちろんリク面談は総合商社といえどもリラックスはできない。
ただ総合商社の場合リクルーターがつく人は極めて稀だと思ってくれ。なんたって筆記を通るだけでも3000人近くいたりするので、当然全員につけるわけにはいかない。企業側もある程度は選抜をした状態でリクをつける。 リクがついた人は一歩先に進んでいると考えてもらって良いだろう。ただ、そこで油断をすることで毎年痛い目を見ている学生がいることを忘れなよ!!
とはいえ、そもそもOB訪問をしないとはじまらない。
総合商社はOB訪問が命とも言われている。総合商社のOBに連絡を取り、評価されてほしい。
自分から会いに行くことでリクルーターがつくことは多々あることだ。