電通ってブラックなのかなーとかやっぱ激務なのかなって思っている人は多いと思います。
それを調べようとする姿勢はとても大切です。そういうことを考えない人が就職をしてから倒れてしまうんです。今回はざっくばらんに「電通ってブラックなのか、激務なのか、病気で倒れちゃうのか?」みたいなことをガンガン聞いていこうと思います。
ちなみにもっと過激なことを内定者たちが語っているのでunistyle見てみるのもオススメです。
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電通の先輩
つまりいきなりやばい状態から先輩との面談はスタートした。
彼のスペックを最初に。
- まずコネ入社ではない
- 早慶出身の体育会系
- コピーライター志望で入社
- クライアントを持っての営業が主
僕は疲弊仕切っている先輩に向かって「電通ってブラックですか?」などという質問を浴びせることがとてもじゃないけどできなかった。だからやんわりと質問開始した。この気持ちを察して欲しい
お仕事忙しいですか?
一般の残業っていう定義をぶっ壊している感はある。電通のブラック感がいきなり如実になる結果となった笑
先輩曰く今は36協定によってだいぶ残業が規制されているものの、名ばかりで実際はかなりの残業を強いられているらしい。
特にクライアントありきの仕事なので、クライアントの事情によっては急なスケジュール感で仕事をしたり、休日のイベントに立ち会ったりなどもあるのでプライベートは少ない。
代わりに代休は取りやすい環境とのこと。若手の間はあまりワークライフバランスを気にしない方が良いかもしれない。しかしこの間の24歳若手社員の自殺でも問題になったが「ブラック企業は若手を酷使し過ぎる」という問題がある。上司が使い捨てカイロなみに新入社員を追い詰めるのはどうなんだろうか。
僕がインタビューした先輩は30歳ぐらいなので、部下もいる立場。若手時代の地獄を通り越しているから、その時に聞いていればまた違った意見が出ただろう。それでも先輩は「寝れない!」を連呼していたので相当きついんだろうなと思った。
電通マンはテレビに出入りしているイメージが強いと思います。実際テレビCMは広告代理店の稼ぎ頭の一つで、一個一個の仕事のフィーがでかいし、その分プレッシャーや業務量も多いです。
また媒体は休みなく365日動き続けています。広告代理店はクライアントありきの仕事でクライアントの要求の御用聞きになります。テレビ局の昼夜休みないクライアントの担当になればどれだけ悲惨かわかっていただけるかと思います。
また媒体系は体育界出身者も多く、部署的にも体育界のノリが一番強いところ。体力勝負なところはかなり大きい。
この点はunistyleで詳しく書かれている。登録すると電通の就活生たちがOB訪問や面接などで電通内部のリアルな情報を書きなぐっているので、一度読んでみてほしい。ここにはかけないぐらいヤバいことが平然と書かれてる。
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倒れてる人とかいます?
忙しい部署になると体力的にきつい人が続出してくる。コネ入社で入った電通の社員は管理部門に大抵は回される。営業の忙しい部門に回されても事前に人事の方から「あの人はお偉いさんのご子息」という情報が入るので、上司も無下には扱わない。
つまり、一番しわ寄せが行くのは、若くて優秀な社員。
電通はほとんどがコネだと言われているが、電通を支えているのは数少ないコネ以外で入った社員なのだ。
だからコネで入ればホワイトだけど、実力で入ればブラックになる。それが電通のいびつな構造を支えていることになる。
実際先輩も相当寝てないらしくエナジードリンクが友達になってました。ちなみにだが、仕事以外にも飲み会も多いのでそれで時間が潰れていく人も多い。酒を飲む量も尋常ではないのでお酒が弱い人は注意が必要である。
他にも人脈がものをいう世界なのでクライアントを含め夜の付き合いは深くなる傾向がある。場合によってはその後に仕事をする必要があるので、能力とは関係なく仕事がたまってしまうケースもあるのだ。
電通の給料レンジを払える企業は実に少ないが、背に腹は代えられない、つまりワークライフバランスをとって転職をする人は多い。特に広告代理店での就業経験はITなどでも重宝されやすいので、仕事には困らない。転職をしてより良い毎日を手にいれる人も多い。
ワークライフバランスとかあるんですか?
電通マンは多種多様の多趣味が多い。「え?そんなことしてるの?」というようなことを土日にしている人も多いと聞く。徐々に仕事に慣れていくと嫌でも効率よく仕事をさばく方法が身につくし、年次が上がれば下に仕事を振れるようになるので、時間は作れるとのこと。
ただし新人は休むのは悪という風習が残っているので実際問題は厳しい。会社としても労働時間を減らすための施策を行っているが、業務量は変わらないというジレンマの中で電通マンは仕事をこなす必要がある。
このへんのリアルな事情については、unistyleでの企業情報や業界コラムに詳しく書かれているのでぜひ一度目を通して見てほしい。
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でも仕事は楽しい
彼曰く仕事はそこまで苦にならないと言ってました。電通という誇りや仕事の大きさ、メディアという媒体に関われていることは彼の欲求を十分に満たしているようでした。印象的なのは、「俺は電通が好きだ」という言葉です。
ただこれを理由に電通は酷使しているのかなと思います。ブラック企業あるあるで、今は辛いけどこれを乗り越えたら華やかな未来がある!的な夢を持たせさせます。そうすることで社員をその場から離れなくさせるんです。まさに電通はそのブラックな手法を取り上げているといえるでしょう。
また社内にも美人社員が多いのでモチベが上がっているのも事実です。下の記事では実際の電通の美人社員が紹介されているので見てみてほしい。
大企業であればあるほど『美人』が多い!その理由と実際の顔を紹介してみる
そういう愛社精神やプライドがあるからこそ、辛い仕事でも競合他社に負けないように頑張って仕事ができるのかもしれません。しかしわりかし休日は自分の時間が大切な人からすると厳しい環境なので考え直した方が良いかもしれません。
就活生は名前だけにとらわれずにしっかりとしらべて就職活動をして欲しいです。例えば電通と博報堂の違いを正確に言える就活生は少ないと思います。
【24卒用】電通の選考の倍率とかを数値化しつつ対策を練ってみました
似たり寄ったりじゃない?と思われるかもしれませんが明確な違いがあります。その明確な違いが分かっていないと「何故電通なんだ?」と問われても答えることができないので、unistyleで企業分析や選考を把握して学んでみてください。
知らなかった!では遅いです。
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