日本生命 選考フロー 通過率

本選考

【25卒】日本生命SPIボーダー/ES面接通過率を内定者が暴露した

この記事では、日本生命保険相互会社(以下「日本生命」とします)の選考フローや倍率、WEBテストのボーダーなどについて、23卒の選考を体験した身から詳しくご紹介させていただきます。

日本生命は言わずと知れた大企業。社会への影響力も非常に大きいことから、多くの就活生が選考に参加します。

そのため、高い競争率の中で生き残ることができなければ、内定を獲得することはできません。

実際に日本生命から内々定を獲得した22卒の私が、具体的な選考内容を、効果的な対策を交えてご紹介していきます。

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書類選考 倍率1.5倍

エントリーシート(推定倍率1.1倍)

最初の選考は、エントリーシートです。

この選考の推定倍率ですが、私は大体1.1倍くらいだと分析しています。

日本生命の選考フローは非常に長く、この段階で落とされている就活生の話をほとんど聞いたことがなかったので、1.1倍とさせていただきました。

続いて、エントリーシートの設問内容を記述します。

  • 特に力を入れて学んでいるテーマ(卒業論文など)について具体的に入力ください。(200字以下)
  • 学生時代に自分自身が力を入れて取り組んだこと(最大3つ)について簡潔に入力ください。(それぞれ50字以下)
  • 上記の中で最も力を入れて取組んだことについて、組織の中で自身がどのように行動したかを交えつつ具体的に入力ください。(300字以下)
  • 総合職として、日本生命で取組みたい分野・仕事の内容を記入ください。(300字以下)

24卒の方も全く同じ設問内容になるとは限りませんが、ほぼ確実に近い内容の設問内容になると思いますので、是非参考にしてください(21卒と23卒の設問内容はかなり類似していました)。

このエントリーシートにおけるポイントは3つあります。

ポイントの1つ目は、「学生時代頑張っていたこと」を最重要視しているということです。

四季報の情報によると日本生命は、エントリーシートの選考ポイントを「学生時代頑張っていたこと」としています。

また、日本生命は求める人材を

「自らの可能性を信じ、努力し、夢を実現しようとする人」

としています。

エントリーシートでは、学生時代にどのように

「自らの可能性を信じ、努力し、夢を実現しようとしてきたか」をアピールする必要がありそうです。

ポイントの2つ目は、「組織内でのあなたの行動」について聞かれていることです。

日本生命の総合職とは「各部門における戦略の企画・執行、経営管理、フロント職務等、各分野において専門性を高め、広範なビジネスフィールドで多彩な職種の中核を担う職種」です。

この内容からも理解できる通り、日本生命で総合職として勤務するということは、多種多様な経験を積むことも意味します。

つまり、日本生命という組織内において、様々なグループに属することになるのです。

「組織内における行動力」というものを、積極的にアピールする必要があるでしょう。

ポイントの3つ目は、「総合職の職務内容に対する理解」が必要だということです。

そのため、エントリーシートを作成する前に、まずは企業研究に時間を割きましょう。

そして自分自身の強みもしっかりと分析し、「どのような仕事に携わることで、お客様や社会に貢献することができるか」を熟考しなければなりません。

エントリーシート選考の倍率は低めだと考えられますが、エントリーシートの内容は面接時にも必ず問われることにもなりますので、充実した内容の文章を作成しましょう。

適性検査(推定倍率1.3倍)

続いて、日本生命の適性検査についてご紹介します。

この選考の推定倍率ですが、私は大体1.3倍くらいだと分析しています。

エントリーシートよりは若干厳しそうですが、それでも選考落ちする就活生の方が圧倒的に少ないような印象です。

日本生命の適性検査は、SPIです。

このSPIは、テストセンター形式で実施されました。SPIを外部会場で受検するということです。

日本生命を含めた金融業界の企業は、テストセンター形式を採用している企業が多かったように思います。テストセンター形式に限っては、高得点を記録することができれば使いまわしをすることが可能なので、忙しい就活生にとってはプラスに働きそうです。

2020年3月のコロナ渦でもテストセンター形式で実施されたので、24卒もテストセンターでの実施になると推測されます。

SPIのボーダーについては、大体6割前後だと感じました。そこまでハードルは高くないかなという印象です。

ただ、テストセンター形式は少し特殊なので注意が必要です。

23卒の採用時でも、ほとんどの企業が自宅で受けるWEBテスト形式を採用すると思います(私は9割近く、企業の適性検査を自宅で受けました)。テストセンター形式を採用する企業は、今後ますます減っていくかもしれません。

もしテストセンター形式で受検することになったならば、自宅で受けるWEBテスト形式と異なる点が2つあるので注意が必要です。

・出題の範囲が若干異なる

・電卓の使用が認められない

もしあなたにとって日本生命が第一志望の企業ならば、初めてのテストセンターを日本生命で経験するというのは得策とは言えません。慣れが非常に肝心なのです。

使いまわしできることも考慮して、他の企業でテストセンター形式を経験するべきだと思います。

私は参考書を2周したほか、他の企業のSPI検査で多くの経験を積んできました。

ESなしでSPIテストセンター受けれる踏み台企業もまとめているので読んでみてください。練習大事です。

esなし SPI テストセンター 受けられる企業
【25卒】ESなしでSPIテストセンター受けれる踏み台企業91社まとめ

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OB・OG訪問(推定倍率6倍)

先に申し上げておくと、ここからの選考は人によって全く異なります。

日本生命は、とにかく選考が不透明な会社として有名です。

ここから記述していくOB・OG訪問は実質的な選考なのですが、この回数も人によって回数が異なります。ちなみに私は、このOB・OG訪問が5回も実施されました。

日本生命の選考を受ける方は、「いつ選考が終わるのだろうか」とかなり不安になってしまうと思います。選考内容が不透明なので、終わりがなかなか見えないのです。私も本当に不安な中で各種選考に参加していました。

一般的には、OB・OG訪問と聞けば、逆質問や雑談のような雰囲気を想像する方が多いと思います。というより、OB・OG訪問というものはそうあるべきだと思います。

しかし、日本生命のOB・OG訪問は、選考だという認識で受けなければなりません。私は先述の通り5回OB・OG訪問に参加したのですが、逆質問ばかりの時もあればひたすら質問をされる面接のような時もありました。

まずは、各回のOB・OG訪問がどのような流れで行われたのか、簡潔に説明します。

1回目:簡単な自己紹介+逆質問

2回目:簡単な面接+逆質問

3回目:簡単な面接+逆質問

4回目:厳かな雰囲気で面接+逆質問

5回目:厳かな雰囲気で面接+逆質問

 

あくまでこの内容も人によってかなり変わってくるようです。

 

そして、OB訪問で受けた質問について記述します。

・自己紹介

・あなたの強みや弱みは?

・学生時代に一番力を入れたことは?

・学業面で注力したことは?

・出身校は?

・なぜその高校(or大学)への進学を決めた?

・趣味や特技はある?

・志望動機は?

・他の生保は受けてない?

・入社したらやりたいことは?

・これまでのOB・OG訪問でキャリアビジョンは描けた?

・なぜ総合職を志望している?

・逆質問

 

日本生命がOB・OG訪問というイベントを何度も行うのは、採用担当側がその学生について知りたいという理由だけでなく、学生側にもっと日本生命という会社について理解してもらいたいという理由があると思います。

 

そのため、回を増すごとに日本生命への理解度の向上を示していかなければ、成長しない学生だと判断されてしまうのではないかと感じました。

 

特に印象的だった質問は

「これまでのOB訪問でキャリアビジョンは描けた?」

です。

ただ単にOB・OG訪問会に参加しているだけでなく、しっかりと企業研究を兼ねて参加できているか、志望度が本当に高いのかを確認する質問だったように思います。

 

この質問に加えて、上述のように会社に対する理解度を問う質問もされたので、OB・OG訪問を通過するためには、日本生命に関する圧倒的な知識量が必要になるでしょう。

 

もちろん質問に対してしっかりと答えることも重要ですが、良質な逆質問をすることも非常に重要になります。

 

普通の企業の面接でも逆質問は重要視されていますが、日本生命のOB・OG訪問における逆質問はそれ以上に重要だと認識しておいてください。

 

私は5回OB・OG訪問をしましたが、その5回全てで逆質問の時間を設けていただきました。そのため、逆質問は合計50個ほど準備しました。

 

正直逆質問を考えるのは大変なのですが、とにかく非常に重要なので、浅い質問ではなく良質な質問だけを考えるようにしてください。

 

逆質問の時間の中で、私は以下のことに気を付けていました。

①会社に対する理解度を、質問内容からアピールする

②OB・OG訪問中に生じた疑問を、逆質問の時間に解消する

③一方的に質問するのではなく、コミュニケーションを意識する

④調べて分かることは絶対に聞かない(浅い質問だと注意されたことがあります)

⑤逆質問での収穫は、次の選考に活かす

以上の5点を意識すれば、逆質問を有意義なものにすることができるはずです。

 

この中でも特に重要なのは③だと思います。ただ一方的に質問することばかり意識し、相手の答えに対して「ありがとうございます」とだけ返していると、確実に印象は良くないです。

 

相手の返答から得られた情報をもとに再度質問し返したりできれば、「本当に興味を持って話を聞いてくれているんだな」と相手は感じてくれます。

 

私の場合は5回もOB・OG訪問があったので非常に疲弊してしまったのですが、企業研究としてかなり有効活用することができたので、将来のビジョン等を明確にするためにも、しっかりと力を入れて参加しましょう。 

OB・OG訪問については以上になります。

1次面接(推定倍率4倍)

OB・OG訪問は実質的な選考のようなものでしたが、この1次面接は本格的な選考になります。

OB・OG訪問を乗り越えたとしても、多くの就活生がこの選考でお祈りされてしまいます。

そこで、推定倍率は4倍としました。さすが大手企業とあって、かなり厳しいです。志望度が高かった私の親友もこの段階で落とされてしまったため、入念な準備をしていたとしても熾烈な争いになることは避けられません。

質問内容は以下の通りでした。

・これまでのOB・OG訪問で、日本生命の仕事に対してどういう印象を持った?

・日本生命で成し遂げたいことは?

・生命保険の意義については、どう考える?

・生命保険会社で働くにあたって、必要な能力は何だと思う?

・学生時代に最も力を入れたことは?

・組織の中で、あなたはどのような人だと言われていた?

・学生時代を通して、常に大事にしていた価値観は?

・大学の勉強面では、具体的にどのようなことに力を入れてきた?

・逆質問

形式は1対1の個人面接で、時間は45分ほどで終了しました。

私は、OB・OG訪問を終えてかなり内々定に近づいていると考えていたのですが、この考えは面接中に見事に打ち砕かれました。というのも、かなり厳かな雰囲気の面接であり、全ての質問が鋭いものだったのです。

特にこの面接では、「企業と業界に対する理解度」を入念に確かめられました。面接中の雰囲気から察するに、一つでも不適切な回答をしてしまったら、結果も厳しいものになっていたと思います。

ここまで到達した方は、少なくとも一度はOB・OG訪問を経験していると思うので、その訪問時に得た知識を整理したうえで、企業研究・業界研究に対してかなりの時間を割くべきです。様々な角度から質問を仕掛けてくるので、相当な知識量がなければ太刀打ちできません。

特に印象に残った質問は

「生命保険会社で働くにあたって、必要な能力は何だと思う?」

です。

生命保険会社で働くにあたって必要な能力を分析し、それに自分がマッチしているということをアピールできれば、良い印象を与えることが可能です。

また、学生時代の経験などについても、時間をかけて質問がされます。

「学生時代を通して、常に大事にしていた価値観は?」という質問などは、事前に考えていなければなかなか答えることが難しい質問だと思います。生命保険会社で働くにあたって障壁にならないような価値観を大事にしていると、アピールしてみてください。

1次面接については以上になります。

最終面接(推定倍率1.5倍)

ついに最終面接です。OB・OG訪問や1次面接は厳かな雰囲気で実施されることが多かったのですが、最終面接に関して言えば、かなり穏やかな雰囲気で進みました。

推定倍率は1.5倍としています。OB・OG訪問や1次面接と比較すれば、圧倒的に通過しやすい選考だと私は分析しています。

 

質問内容は以下の通りでした。

  • 今現在内定を得ている企業はある?
  • もし内定を付与したら、就活は終了する予定?
  • 日本生命に絶対入社したいと考える理由はある?
  • もし入社したら、どのような価値を社会に提供したい?
  • なぜ○○大学の○○学部を選んだの?
  • 時事に対しては結構敏感な方だと思う?
  • これまでの選考はどうだった?
  • 逆質問

形式は1対1の個人面接で、時間は30分ほどで終了しました。

とにかく最終面接は、熱意が問われていると感じました

「入社後に成し遂げたいこと」や「絶対に入社したいと考える理由」については、かなり注意深く聞いてきている印象を受けました。

「絶対に御社に入社します」という熱意をこれまでの志望動機に織り交ぜて伝えたことで、内々定を獲得することに繋がったと感じています。

 

また、他の企業の選考は辞退するときっぱり伝えた方がいいと感じました。なぜなら、「社会勉強の為に就職活動継続したい」ということを伝えた際に、一気に雰囲気が重くなったからです。

第一志望であったら当然のこと、第一志望でなくても、「日本生命に入社を決めて他の企業は辞退する」とはっきり述べるべきです。

OBの方に伺ったことなのですが、日本生命レベルの大企業であっても、東京海上日動火災保険やその他最大手企業に学生が流れていってしまうことが多いそうです。このような面接官の不安を払拭しなければ、常に懐疑的な態度をとられることになると思うので、早い段階から熱意を伝えるようにしてください。

最終面接については以上になります。

日本生命選考のまとめ

日本生命の選考フローや倍率、WEBテストのボーダーなどについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

選考フローも非常に長く、非常に負担の大きい選考が待ち受けています。

しかし、生命保険会社のリーディングカンパニーである日本生命に入社することができれば、保険商品の提供を通じてあらゆる形で社会貢献をすることができます。

大手という基盤の中で社会貢献していきたいと考える学生にとっては、まさに理想的な環境です。

今回ご紹介したことを参考にして、選考突破してくれることを願っています。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

繰り返しますが日本生命はunistyleの選考情報が一番よくまとまっています。

界隈では有名だけど情報がダダ漏れになってるので読まないのは損です。

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