僕も就活中に持ち駒が全滅した時が2回あったんですが、ピンチすぎて笑いました。
本当にヤバイ時は笑けてきます。4月に一回持ち駒がなくなり、6月にもう一回なくなりました。
持ち駒全滅すると、地獄をみるのでそのあとは何があっても気分的には楽になるんですが、2回も全滅してる僕は相当ヤバイやつです。
ただしっかりと作戦を練り直せばどうにかなります。持ち駒がなくなったら増やせばいいだけです。それが難しいんだよ!っていうのは分かりますが、もっと気楽にやっていかないとメンタル死にます。持ち駒がないってことは落ちまくっているので一回だけ気楽に考えて、やり方を180度転換させないといけないからです。
そもそもの持ち駒の平均
就活の戦略は人それぞれある。持ち駒の数も実はかなり戦略が出てくる部分だ。
エントリー数の平均は大体30社と言われている。でもこれってあんましあてにならない。
この30社の内訳は大手ばっかりなのか、中小だけなのか、業界は絞ったのか、インターンは行ったのか、などによって全然違ってくる。ただ一つ言えることは30社以上になると管理できなくなってくるので、30社は管理できる限界だと思う。これ以上のエントリーはメンタル的にしんどくなる。
例えば既にインターンなどをやって選考が優遇されてる人や内々定が出てる人間はエントリー数を絞って本当に行きたい企業しか受けない。
就活の準備が遅れた人は高望みせずに優良中小企業を受けていたかもしれない。
適当にやってる人は本当に適当に知ってる会社だけエントリーしたというケースだってある。
どちらにせよ、30社近く受けずに持ち駒が全滅していなかったのなら、もうちょっと増やそう!って話だ。圧倒的に量がたりてない可能性がある。
もしも30社、もしくは30社以上受けていて全滅してるなら全面的に作戦を変えよう!って話になる。
持ち駒が全滅する人の特徴
持ち駒が全滅する人には僕も含めて特徴がある。
特徴があるということは明確な対処方があるということなのでむしろ安心して欲しい。
就活は必ずどこかで失敗するし行き詰まるものだ。その時に何を考えるか、どう行動するかが大事なので、持ち駒が全滅すること自体は決して悪いことじゃない。むしろ、下手に一社の選考が進んでると危機感なく時間を過ごしてしまい、その一社が落ちた時に絶望することになる。
この時期に分かって良かった、方向転換できて良かったぐらいの気持ちで望もう。
具体的に持ち駒が全滅する人の特徴を説明したい。
主な原因に、
・会社があってない
・ESの書き方が悪い
・面接が下手
・大手病
の3つがあります。
受けた会社が自分に合ってない
エントリーしてきた会社が自分に合ってない可能性があります。例えばゴリゴリの営業会社なのに、今までの自分の経験が、家でゲームすることが好きですとか言ってると落ちるじゃないですか。これは極端な例ですが、今までの自分の経験とやりたいことが、その会社とマッチしてない可能性は十分にあります。
あとその人の雰囲気とかが会社にいそうかどうかを大事にしてる人事も多くいます。
落とされまくる、なんだこいつ!って思うんですが冷静に今思うと企業の面接官って意外に良い人多いんですよ。だから、本当にこの就活生はこの会社でやっていけるのかな、っていうのを冷静にみてます。
最終選考で落ちた場合は純粋に運がなかったってことになるんですが、それ以前に落ちてる場合はその会社にはいっても合わずにやめてる可能性高いです。
注目だから大事なのは今までの経験と自分のやりたいことがマッチしている会社はどこなのかを見つめることです。じゃないと面接やESに説得力が出てこないです。
この場合、しっかり会社の情報を集めた方がいいです。
どういう人が内定してるのかは就活サイトで公開されてます。特にunistyleで選考内容をみてば、どういうスペックの学生がどんなことをESに書いて、どうやって選考を突破したか書かれてます。これを読んで自分に何がたりてないのかをチェックしてみると格段に内定確率が上がっていきます。
ESで損してる
証明写真は写りがよいものを使用してますか?
自己PRはエピソードを混ぜつつ効果的に自分の魅力をかけていますか?
企業に合わせてESをカスタマイズできてますか?
自分のアピールポイントを極力かけてますか?
これができずにESで損してる学生はめちゃくちゃいます。就活は書類でほとんど落とされます。
良い企業になればなるほど受験者数が多いのでESで足切りされてしまうわけです。
マジで書類で落ちまくってるならES誰かにみてもらった方がいいです。根本的にそのままで行くとヤバイ可能性があります。
オススメなのは内定している学生のESをみて自分流にカスタマイズ(パクる)って方法です。これ使うと、勝手にその企業の突破できるESに仕上がるのでオススメです。これもunistyleでES公開されてるので見てパクってみてください。
面接で損してる
熱意がないパターン
この人、本当にうちの会社にいきたいのかな?って思われてしまう就活生は結構います。
熱意があると面接官は多少のミスは多めにみて上にあげてくれるんですが、熱意がないとどんなに面接内容よくても上に進ませてくれません。
本当はこんな企業よりもっと良い企業いきたい、みたいなのが透けちゃうとかなり面接で落としちゃいます。
それから自己分析や会社分析をあまりやっていないと話てることが薄っぺらに
緊張しすぎてるパターン
何回やっても面接は緊張するものですが、緊張しすぎて質問に対してしっかりと答えてなかったりすると危険です。
緊張するのは自分をよく見せようとするからです。大きく見せようとして、空回りするパターンがほとんど。企業は誠実な人が好きです。ありのままで素直に語ることを心がけるだけで勝率が全然違っていきます。
準備してないパターン
面接で聞かれることはほとんど決まっているので、あらかじめ質問に対する自分の答えをまとめておくと、本番でスラスラと答えることができます。テンプレ通りにやってるのもどうかとは思いますが、答えられないで頭真っ白になったり、とんちんかんな回答するよりも全然いいです。
特に質問内容に関しては、こちらもunistyleで選考内容に書かれているので、面接前にせめて目を通すぐらいはしておいた方がいいです。
大手病
僕はこのパターンでした。年収よくて周りに自慢できそうな大手しか受けてこなかったので、落ちまくりました。
大手は本当に人気だし、学生たちも本気なので選考を突破するのは至難の技です。インターンで優遇されてる奴がいたり、リクルーターがついてこれまた優遇されてる奴がいたり、就活始まった時点で一歩も二歩も前に進んでる人たちも多いので、既に差がついている可能性も。
つまりみんなが知っているような企業は激戦区で内定は難しい。大手だからって三菱重工や電通みたいに超ブラック企業があるんだから、一概に信用できないんだし、他にも良い企業はもっとある。
ようは中小や優良企業を探す時間をあまり作れていないのが問題だ。もちろん大手は受けていい。でも30社全部大手に使うのだめだ。受験でもそうだったように、必ず滑り止めを受ける。滑り止めを受ける手間を省略したら全滅にもなる。
大手病は全然いいし、むしろ大手を目指して欲しいけど、それならそれでダメだった時のリスクを考えて受かりやすい企業は受けてないとダメだ。
持ち駒全滅しても大丈夫?
持ち駒が全滅するとめちゃくちゃパニックになる。動揺するんだ。それに落ちまくっているから「自分は社会不適業者では」とか「このまま内定取れないんじゃ」ってネガティブな気持ちが急にやってきてしまう。その気持ちと闘うにはとにかく持ち駒を増やして選考する以外にない。
僕もそうであったように就活中に持ち駒が全滅してしまうことはある。
それで人格が否定されたような気になるが大丈夫。戦略や準備がなかっただけだ。
大体4月くらいに一回持ち駒が全滅する学生が増える。そこから5月、6月と全滅学生は増えてくるが、大事なのは素早く切り替えること。
企業の求人募集はどんどんなくなっていく。
だから先手必勝ですぐにエントリーを受け付けている企業を探し出してエントリーをしないといけない。
しかしそこにもコツがある。
持ち駒の増やし方
やみくもにエントリーしてもまた落ちることになる。
失敗はしてもいいが、それを繰り返すな。失敗し続けられるほど就活の時間は長くない。あっという間に終わっていく。
持ち駒を増やす方を書くけど、大事なのは内定を取ることだ。内定を取るために全滅になった持ち駒を増やしていくってことを忘れないでくれ。
今まで興味なかった業界を調べる
一回、業界を広げてみよう。
今までの業界は一回忘れて、マイナビやリクナビをみながら違う業界をみて欲しい。その時に邪魔をするのが先入観だ。知らない業界は「なんか嫌だな」と思うかもしれないが、調べてみると意外に面白いことをやっている企業は結構ある。
知らない企業の就活サイトを見渡すのに5分もかからない。その5分でその業界や会社に興味を持てるかもしれない。
だから業界のジャンルを増やす。ITやBtoBの優良企業は4月以降も随時募集しているので、みてみて欲しい。
仲間を作る
仲間いますか。
就活仲間は別にゼミの人でもいいし、学部の人でもいいし、就活中に会った人でもいいんだが、仲間を作るとメリットができる。
情報を教えてくれるのだ。
例えば自分が会社説明会に行っていなくても、会社説明会に10社行った友人から話を聞けば、10社分行った情報を得ることができる。もちろんそれは完璧な情報ではないが、大幅に時間をメリットした上で得られた情報だと思えばかなりお得だ。
そうやって就活仲間が得てきた情報を共有してもらえれば簡単に優良企業やエントリー遅くやってる会社の情報を手に入れることができる。
カフェ代や飯代をおごるだけでも、そんな情報をみんな喜んで提供してくれるものだ。なので、ここぞいう場面では就活仲間を積極的に使って、情報を収集していくと、持ち駒をガッと増やすことができる。
現に僕も就活中に就活仲間から教えてもらった企業を調べた所、めっちゃ良い会社じゃんってところが見つかってエントリーしたことがある。
就活生はシビアな目で見ているので、そこを通ってきた情報は確かなものだ。
就活サービスを使う
例えば、就活エージェントに登録をすれば、優良企業を紹介してくれる。
【キャリアパーク!就活エージェント!】 はESも免除で面接から始めてくれるので結構使える。会社も中小が多いが優良ホワイトばかりなので、優良企業の持ち駒を増やしたい人にとってはうってつけだ。
また、逆求人サイトに自分の履歴書を登録しておけば、企業の方から面接の案内をもらえる。
特別選考ルートに乗れれば面接の回数を少なくして受けられるのでメリットがでかい。大手からの逆求人も最近は増えているので見てみる価値はある。特にキャリアチケットスカウトは使いやすく、資生堂や朝日新聞などの超大手も参戦しているので早い段階で登録しておかないと損。
持ち駒を増やすのはいつでも可能
持ち駒が全滅すると焦るが、焦ったら就活は負け。
いくらでも挽回は効くので、焦らずに視野を増やして上記に書いたように行動をすれば持ち駒は増える。持ち駒が増えれば内定はいつか必ず取れるので着実にやっていってほしい。
基本的に就活に正解なんてない。持ち駒が一つで通る人もいるし、100持ってても全滅する人はいる。持ち駒全滅したのなら、自分と合ってる会社にまだ出会えてないって気楽に思って次の手を打って行ってほしい。