この記事ではハウスメーカーの就職偏差値と難易度を一覧にしてみます。
人にとって人生で最も大きな買い物になるであろう物が住宅です。そんなハウスメーカーでの就業を目指して就職活動を進めている方も多いのではないでしょうか。
新卒の就活生向けにハウスメーカーに絞って、各社の特徴、入社難易度、人気度等を解説します。
CM等でもよく見かけるため知名度の高い企業から、そうではない企業まで様々な企業があります。いくつか抜粋をしてそれぞれの企業について解説をしていきます。
またキャリアチケットスカウトはハウスメーカーの大手優良からガンガンにオファー来ることで有名です。(学歴フィルターで普通なら落ちてるところの選考に進めます)
ただでさえ倍率高いので、こういうのを使って本選考とは違う別ルートとで戦うのが賢いやり方です。アプリにも就活頑張ってもらったほうが時間の効率になって就活勝てる確率が高くなります。
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ハウスメーカーの就職偏差値&難易度一覧
- [60] 旭化成ホームズ 住友林業
- [55] 三井ホーム パナホーム 大和ハウス
- [50] 一条工務店 積水ハウス セキスイハイム 三菱地所ホーム
- [45] トヨタホーム ポウハウス ミサワホーム
- [40] オープンハウス 東急ホームズ タマホーム 三洋ホームズ スウェーデンハウス
ハウスメーカーの龍と虎
【60】旭化成ホームズ
CM等でもよく見かけるへーベルハウスを主力商品として扱っているハウスメーカーです。業界内ではプレハブ住宅の最大手としての地位を築いております。旭化成グループには現在多くのグループ会社があり、住宅以外にも介護やマテリアル業界の企業も持っています。そのため非常に安定した基盤の上で就業をする事が可能です。
給与は業界内ではかなり高い部類になります。
入社倍率も高く、採用実績校は比較的偏差値の高い大学に絞られます。業界内では最も入社が難しいハウスメーカーの一つです。
社風として新卒社員の育成に力を入れている企業でもありますので、中途入社に比べて新卒入社の方が社内での立場は強い印象があります。年収の上げ幅としても違いがある企業ですので、新卒での入社を目指しましょう。
【60】住友林業
国内で木造注文住宅と言えば住友林業と言われる程、高い技術力を持つ企業です。住宅を建ててから売る「建売住宅」ではなく、お客様の要望を聞きながら作り上げる「注文住宅」に強みを持っています。
また現在は戸建てだけではなく、大型建築物(ビルやマンション)の木造化にも力を入れており、今後も要注目企業です。
給与も高く、特に新卒社員の待遇は勤続を続けていけば非常に伸び代もあります。その分入社難易度も高い企業です。特に技術力を強みにしている部分もあるので、技術職に関しては非常に高い難易度にあると言えます。
ここでご紹介をした2社は業界内でもトップ2と言える就職難易度になります。
共に業務も忙しい特徴はありますが、福利厚生制度も整っているためそこまで離職率は高くない印象です。
一度入社をすれば長く続けていく事は出来る環境だと思います。
ハウスメーカーの御三家
【55】三井ホーム
ツーバイフォー工法という工法における日本を代表するハウスメーカーです。住友林業同様に注文住宅に強みを持っています。耐震性や耐久性に優れた家づくりも特徴であり、今後災害等を見据えた上でも需要が高い住宅を作っています。
給与水準に関しては、他のハウスメーカーに比べて上がり方が年功序列の色が強い企業です。同業界では営業職であれば売れば売るほど給与が上がる企業が多いですが、同社の場合はそうではないため安定した収入が見込めるのが一つ特徴になります。入社難易度に関してはそもそもの採用枠が多くない為、高めになります。財閥系企業でもあるため安定した環境も魅力の一つです。
【55】パナソニックホームズ
パナソニックが子会社化をしているハウスメーカーです。
特徴はパナソニック系列という点を活かしたオール電化、太陽光発電を活かしたスマートハウスという環境に配慮した家づくりです。
過去には親会社であるパナソニックの経営不振の影響を受け、大規模のリストラも行われたというお話もあります。現在は国内に限らず海外にも積極的に出店をする事によって業績の安定を目指しています。
就職難易度に関しては、一度経営不振に陥っているとはいえまだまだパナソニックの名前は強い様で、人気がある企業になります。その為倍率は高い企業です。
【55】大和ハウス
近年は建設業界で戸建てに限らず様々な案件に携わっている企業です。これまでの日本の住宅業界をリードしてきた存在でもあり、旭化成ホームズ同様にプレハブ住宅に強みを持っています。
しかし近年は総合建設業の色が強くなっており、ハウスメーカーというよりゼネコンに近い印象です。
そのため一般建築をやりたい方には非常にお勧め出来る企業ですが、住宅をやりたい方はよく下調べをしてからの方が良いかもしれません。
企業の売上自体は総合建設業が好調の為、日本のスーパーゼネコンにも迫る勢いです。その為企業の基盤としては非常に安定していると言えるのではないでしょうか。給与水準も業界内でトップクラスです。
就職難易度も高い企業です。社風として体育会系な社風が残っている企業でもあるため、上昇志向が強い方でなければ活躍は難しいかもしれません。
ここで紹介をした3社はトップ2にも匹敵する技術力を持つ代表的なハウスメーカーです。
働き方も忙しい会社が多いですが、福利厚生制度の充実によりそこまで離職率は高くない企業になります。もちろん各社社風が合わない方には難しい会社になりますが、逆に合う方にとっては非常にやりがいもあって長く働ける環境なのではないでしょうか。
大和ハウスは早期選考でかなり有利に選考を進めることができます。まとめた記事もあるので読んでみてください。
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【25卒】大和ハウスの早期選考やインターン優遇まとめ!倍率もまとめた
続きを見る
ここまでご紹介をした5社に関しては、ある程度の学歴も必要になりますので、出身大学も重要になります。
しっかりとunistyleを読んで対策を練っておくことをお勧めします。
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ハウスメーカー裏御三家
[50]積水ハウス
積水化学工業から独立をしたハウスメーカーです。CM等で見かける機会も多いので知名度は高いのではないでしょうか。元々は鉄骨系のプレハブ住宅に強みを持っていますが、近年は木造住宅にも力を入れています。また住宅だけではなく、大型建造物の開発にも力を入れている企業です。
給与に関しては、技術職に関しては年功序列の色が強い企業です。
そのため在籍期間が長くなればなるほど給与は上がっていく傾向にあります。一方の営業職は実力主義な為、結果を出している人間が給与を上げている傾向にあります。戸建住宅件数は業界1位な為、業界内でも給与は比較的高いハウスメーカーです。
知名度も高い為、就職難易度は高い企業になります。スマートハウスから高級住宅まで、様々な商品を展開しているため、特に技術職に関しては技術力が求められる会社です。
[50]一条工務店
免震住宅に大きな強みを持っている企業です。これまでご紹介をしてきた企業の中では比較的知名度は高くない企業ですが、業界内では有数の企業になります。
給与に関しては業界内では高くない企業です。そのため経験を積むとステップアップを目指される方も多くいらっしゃいます。
特に技術者の方であれば、学べることも多くある企業だと思いますので、経験値を高める為に入社をする上では良い選択肢ではないでしょうか。
採用難易度はやや高い企業です。
理由としてあまり学歴に拘った採用はしておらず、比較的多くの学生にチャンスがある企業でもあるため、結果的に倍率が高くなっています。選考においては人間性も重視されるため、良い大学を出ているから有利という事はあまり無い企業です。
[50]三菱地所ホーム
大手ディベロッパーである三菱地所の住宅部門が独立をしてできた会社になります。
財閥系ディベロッパーの住宅会社という事もあって、非常に安定した基盤が魅力の会社です。比較的業界内では住宅の金額は高めに設定されていますが、デザイン性の高さと機能性の高さには定評があります。
年収に関しては比較的高い企業です。さらに大手財閥ディベロッパー傘下という事もあり、安定した基盤の上で働けるという事で離職率は高くない企業になります。
また作っている住宅の品質も高い為、求められる技術も高い企業です。よって就職難易度は高めの企業になります。
ここでご紹介をした3社はそれぞれの色がよく出ている企業になります。
品質の高い住宅を提供したいか、もしくは様々な層に向けての住宅を提供したいか等、仕事に対しての拘りによって志望度は変わると思います。
ハウスメーカーの難易度低めの企業
ここからは学歴を見られないのでやる気と対策を練ればしっかりと選考を駆け上がっていける企業になります。
色々と言われてる会社もありますが、基本的に会社は良いところもあれば悪いところもあるので、自分が何を大事にするかを考えて判断してみてください。
【40】オープンハウス
業界内では比較的新しい企業です。ここまでご紹介した企業は技術力や製品に強みを持っている企業が多かったですが、同社の一番の強みはその営業力にあります。「東京に、家を持とう」というキーワードの下に事業を展開しているという背景もあり、限られた土地、金額で家を建てたいという顧客ニーズに寄り添った提案力が強みです。
その為同社の経営における生命線は営業職になります。
モチベーションの管理をすると言う意味でも歩合率は高めに設定をされており、売れる人間はかなりの年収が期待出来ます。一方結果が出なければ、なかなか給与を上げる事は難しい企業です。
採用難易度においてはそれほど高くはありません。
重要なのは入社をしてから貪欲に働けるか、結果に拘って仕事が出来るかです。非常にキツさもある企業ですが、裏を返せばここで活躍できるようになれば、大きな成長に繋がります。
オープンハウスはインターン優遇があるので是非インターンに参加してみてください。
オープンハウスのインターン優遇については下の記事から。
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【25卒】オープンハウスの早期選考とインターン優遇や倍率をまとめてみた
続きを見る
[40] スウェーデンハウス
社名の通り、輸入住宅のトップメーカーです。
家を作る際に国内のハウスメーカーで必ず名前が挙がる企業ではありませんが、デザイン性の高さ等から満足度ランキングでは上位にランクインしている企業でもあります。また北欧住宅の中では国内でも唯一無二の立場を築いているため、競合が少なく安定している企業です。
新卒入社の難易度としてはこれまでに挙げてきた企業の中では高くありません。
北欧住宅に興味を持たれている方であれば、非常にお勧めの企業です。また中途採用に関しては新卒採用とは違い非常に難易度が高くなるため、興味がある方は新卒でのチャレンジをよりお勧めします。
最後にご紹介をした2社はそれぞれに大きな特色を持った企業になります。
自己分析をした上で新卒入社する会社に何を求めるのかによって、その評価は分かれるのではないでしょうか。
ハウスメーカーの就職偏差値と難易度まとめ
今回はいくつかのハウスメーカーにおける就職難易度やその特色に関してお話をさせていただきました。
それぞれ扱っている商材に強みがあるため、企業選びの際にはどんな商材を扱っているかも企業選びの重要なポイントになります。
最後にハウスメーカーという業界の色に関してですが、この業界は比較的長時間労働を強いられる業界です。その中で多い少ないはあるにせよ、同業界を目指すのであればある程度の覚悟は必要になります。
その分単価の高い住宅という商材を扱うという事もあり、やりがいは非常にある業界です。
自分が新卒で働く会社で何を得たいのか、それをしっかりと考えた上で企業選びの参考にしていただければと思います。
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