グループディスカッション(GD)

GDの練習方法は結構厄介なので、その方法をまとめてみた

GDは企業ごとにお題も違うので事前の対策が難しい試験です。その場で与えられたお題に対して意見を出すので、話すことが得意という人はつい油断して練習を怠るかもしれません。
また対策が難しいから練習に時間をかけず、ぶっつけ本番という人もいるでしょう。

しかしGDはしっかり練習しておかないと大変なことになります。いつもGDが通らないという人は実は練習不足なだけかもしれません。今回はGDの練習や日常でできることなどを解説していきます。

名人
GD苦手だわー
新卒担当
名人でも?
名人
自己紹介で東大ですとかいう奴おるやん。わし犬やで?
新卒担当
勝てないですね
名人
やめなさい

練習しないと本番でどんなミスを犯すか

情報不足で即死もある

GDの練習不足によって本番で致命的なミスを犯す場合もあります。しっかりと準備しておきましょう。企業の情報や時事問題についてはある程度おさえておかなければなりません。これらはGDではよく出るお題です。そもそもの情報を知っていないとそれについて議論することなどできません。自分に情報の蓄積が全くないお題に出くわし、何も発言できないまま試験終了ということもありえます。

名人
マジで業界研究やっておかないと死ぬぞ

マナーを知っておかないと浮く

またGDの作法についてはきちんと知っておかなければなりません。どれだけいい発言ができてもGDの作法を知らずにマナー違反ばかりしていれば評価は悪くなる一方です。議論はちゃんとできているはずなのに通らないという人はこのミスを犯している場合があります。

議論をまとめる方向にもってかない

名人
わし、議論をひっくり返す天才やねん
新卒担当
絶対アウトですよ、それ笑

思いつくままに発言することは出来ても、議論をまとめることができずに失敗という場合もあります。全体のバランスを見て、議論の内容をまとめるというのは思いのほか難しい作業です。誰かの意見の否定しすぎてもいけませんし、一人の意見だけでまとめてもいけません。まとめ方に悩んでいるうちに時間切れ。そのグループは発表もできずに試験終了ということもあります。発表までたどり着けなければ高確率で不合格です。どれも練習していれば防げるミスなので、GDは事前の練習が必須だと言えるでしょう。

GDの練習方法

GDを練習するならとにかく実践する必要があります。GD全体の進め方。発言の仕方。議論のまとめ方など数をこなさなければ上手にはなりません。とはいえそのためにだけ試験を受けるのももったいないです。GDの練習は必ずしも本番である必要はありません。まずは身近な学生同士でGDを行ってみましょう。

名人
はずいわー。友達と議論とかはずいわー
新卒担当
やれよ
名人
すいません

ゼミに所属しているのであれば、教授にGDの機会をもらうのもいいでしょう。ゼミ仲間であれば話しもしやすいですし、第三者の目が入ることで評価もしてもらえます。ゼミに入っていない人は学生課や外部のセミナーを利用しましょう。学生課でも就活支援としてGDの練習を行っている場合もあります。なければ外部のセミナーに参加です。

参加無料のセミナーもありますし、GDの評価だけでなくコツも教わることができます。GDの練習はとにかく場数を踏むことです。GDの空気感や初対面の人と話すことに慣れておきましょう。

日常の中でGDに活かせること

名人
トイレに入ってもGD。風呂の中でもGD

新卒担当
いやいや、それは無理でしょ

GDの一番の練習は実践することですが、日常の中でもGDに活かせることはたくさんあります。日々の生活の中でもGDを意識して行動すれば充分な練習になります。GDに限らず就活全体に関しても言えることですが、就活中は新聞やニュースを意識的に見るようにしましょう。時事問題や社会情勢などは就活で絶対に必要になります。GD対策だけでなく、就活全体も視野に入れて、できるだけこまめにチェックするようにしましょう。

新聞やニュースをよく読む

新聞やニュースに加えて様々な本も読みましょう。本の種類は小説でもビジネス書でもなんでも構いません。とにかくたくさんの言葉や考え方に触れるようにしておきましょう。一つの考え方で意見を出すのには限界があります。色々な考え方を蓄積しておき、物事を様々な方面から見る練習をしておきましょう。

人に触れる

また実際にたくさんの人に触れるのも効果的です。とにかく他人に慣れるというのもGDにおいて大切なことです。同年代だけではなく、幅広い年代の人に触れるとさらにいいです。人によって考え方は変わりますし、年代が違えばさらに考え方も変わってきます。様々な考え方に触れ吸収するという点では人に会うというのが最も手っ取り早いです。たくさんの人と話せば、話術も上達しますし、一石二鳥です。

GDでは引き出しがあればあるほど有利になります。日常の中ではその引き出しを増やすことを心がけましょう。どんな些細なことでも構いません。色々な経験をすることが大事です。経験を通して知識だけでなく考え方、物事の捉え方を得て柔軟な考え方を手に入れましょう。

まとめ

GDは対策が難しいため、ついつい練習を怠りがちですが、練習しないと本番で大変なことになります。しっかりと練習してから本番に取り組むようにしましょう。

GDでは企業についてや時事問題、社会情勢などからも出題されます。それらについての知識がなければ議論にも参加できません。発言がなければGDで通ることはあり得ませんので、最低限のことは勉強しておきましょう。日頃から新聞やニュースを見ると勉強にもなりますし、就活全体でも役に立ちます。こまめにチェックしておきましょう。

GDの練習は学内だけではなく、外部のセミナーなども利用するといいでしょう。できるだけ本番に近い環境で、知らない人と取り組むとさらに効果があります。GDは回数を重ね、慣れることで必ず上達します。何度も練習すればその分力も付きますので、本番の前には必ず練習してから試験に臨むようにしましょう。

  • この記事を書いた人

就活の名人/SPI専門家

就活の名人を運営している就活の名人です。年間のべ180万人の就活生が当サイトを参考にしています。SPI・webテスト専門家です。ゼミ友と組んでSPIの対策をしていたのでテスト対策や就活情報を掲載しています。

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