この記事ではキヤノンのインターン優遇・早期選考についてまとめてみます
キヤノンは、「映像機器」「事務機器」をはじめ、「デジタルマルチメディア機器」や「半導体露光装置」などを幅広く製造する会社です。売上高では、国内より海外の方が良く、国際的企業でもあります。事業は、オフィス向けのプリンターの製造の「オフィス事業」、デジタルカメラやインクジェットプリンターなど「イメージングシステム」事業、そして産業機器の製造がメインです。カメラ業界では国内2位の位置につけており、メーカーとしても国内有数の企業です。そんなキヤノンのインターンシップに参加したいと考える就活生は少なくありません。
キヤノンインターンの選考フロー
キヤノンのインターンシップの選考フローはらESとWEBテストです。面接などは科されることはなく、インターンシップに参加するための準備は意外と少ないといった印象を持ちました。しかし、何万もの応募がある中で、選考フローが少ないと、一回の選考が重くなるので、充分準備をして臨みましょう。
キヤノンES内容
ESの内容として、インターンシップに参加しようとした理由、学生時代に誰にも負けないと思うエピソードや取り組み、その経験を通して自分がどう成長したか、インターンシップを通じて今後に生かしたいこと、でした。
どのコースも基本的にES の内容は同じのようです。学生時代に誰にも負けないと思うエピソードや取り組み、その経験を通して自分がどう成長したかが、このESの肝になってくると思います。何万通も人事の方は読むことが予想されるため、最初のインパクトをつけて印象に残るようにしましょう。
キヤノンWEBテスト
キヤノンのインターンシップにおけるWEBテストは、SPIです。言語、非言語、性格の3項目で、一般的なWEBテストになっています。約1時間のテストです。参考書や他社のWEBテストを受け、対策をしておきましょう。
キヤノンインターンの倍率
コースによって大きく異なります。デザインコースは、募集人数が若干名であり、倍率は高いと考えられます。その他のコースも、開催回数と募集人数と、インターンシップ参加希望者の人数を比較して考えると、倍率は高くなります。カメラが好きな大学生や、メーカー志望の人は必ず参加したいと思うでしょう。また、ネームバリューもあるため、とりあえず参加してみたいという人も少なからずいます。
しかし、とても高いとはいい難いので、どの学生にもチャンスがあります。
キヤノンインターンの内容
・事務系冬の3daysインターンシップ
キヤノンの事務系の仕事内容を体験することができるプログラムです。事業部門が行うビジネスプランニングのワークを通して、キヤノン事務系職種のリアルを体験できます。
・経理インターンシップ
職種別採用を行っている経理の仕事内容を体験できるプログラムです。企業における経理活動の重要性について、ワークを通して体験することが出来ます。対面のため、職場の雰囲気なども体感できます。
・Manufacturing Management職インターンシップ
キヤノンのものづくりを支えるプロフェッショナルとしてのキャリアを目指す方に向けたインターンシップです。ものづくりのプロフェッショナルとしての基礎を学ぶことが出来ます。
・特許技術職インターンシップ
キヤノンには、創業当時から特許権を重視する風土が根付いており、作りだした特許網はキヤノンのグローバルな事業展開を支える強みになっています。このインターンシップでは、実際の職場に入り、社員と同じように本気で仕事に取り組むことが出来ます。
・キヤノンデザインワークショップ
キヤノンのデザインワークショップでは、５つのコースがあり、それぞれのコースで専門的なデザインを学べます。実践的なインターンシップとなっているため、学べることはとても多いです。以下が、デザインワークショップのコースになります。
①プロダクトデザイン
②ユーザーエクスペリエンスデザイン
③コミュニケーションデザイン（グラフィック分野）
④コミュニケーションデザイン（CG・映像／空間分野）
⑤デザインリサーチ
キヤノンインターンの優遇は早期選考？
キヤノンのインターンシップには様々な優遇があります。
例えば、インターンシップ中に社員訪問の機会が与えられます。そこで、社員に気になる質問をし、本選考でそこのエピソードを話すことが出来れば、志望度の高さをアピールすることが出来ます。また、気になることを先に解消することで、志望動機やモチベーション向上にもつながります。
他には、企業理解や業務理解につながります。実践的なインターンシップのため、実際に働いている社員とほぼ同じ目線に立ち仕事を行えます。そのため、自分が働いているイメージを持つことができます。そして、本当に自分の働きたい仕事なのかも理解できます。会社の雰囲気や社員の雰囲気が自分に合っているのか、もしこの会社に入社できたら、どのようなところで貢献や活躍できるのかもイメージ出来たら、面接時に話せたら大きなアピールになります。
一方で、キヤノンのインターンシップには、インターンシップに参加していない就活生との差別化を図ることが出来る特別な優遇はあまりありません。
インターンシップ参加者限定の座談会やイベントなどの招待、早期選考の案内、本選考における選考フローの免除などは特段ありませんでした。周囲に聞いても、そのようなイベントや選考の案内は来ていないとのことでした。もしかしたら、デザインワークショップの参加者は、参加人数が少ないことなどを踏まえると、優遇はあるかもしれません。しかし、その他のインターンシップには内定に影響を与えるような優遇は特にないのかもしれません。
インターンシップで、他の就活生と差をつけるために
前述したように、他の就活生と差別化を図るような優遇はキヤノンのインターンシップにはありません。そのため、インターンシップには参加しても時間の無駄だと考える就活生もいるのではないでしょうか。しかし、インターンシップには参加した方が良いことはたくさんあります。前述したように、企業理解や業務理解、社員や会社の雰囲気など、実際に経験してみなければわからないことは多くあります。その時点で、面接やESでは、他の就活生よりも深みのある言葉になります。ありきたりかもしれませんが、インターンシップに参加することで志望度もアピールできます。自分が何を学びたいか、自分の取り組み方次第で、大きく差をつけることが出来ます。
キヤノンのインターン優遇・早期選考まとめ
キヤノンのインターンシップの魅力は、企業理解や業務理解につながることです。インターンシップはとても実践的なものになっています。自分次第ですが、取り組み方次第でインターンシップ参加者にも大きく差をつけることが出来ます。主体性をもって、キヤノンのインターンシップに参加しましょう。
