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【25卒】アクセンチュア戦略コンサルタントのES通過率や最終面接コツを内定者がまとめた

この記事ではアクセンチュアの戦コンの倍率や最終面接などについてまとめてみます。

アクセンチュアは現在、次々と新しい領域に事業を拡大しており、2022年の売上高が25%増の5,553億円、営業利益率が828億円(利益率14.9%)と好調です。

※引用:日本経済新聞 アクセンチュア主要財務指標

また、福利厚生も充実していて社員から好評を得ているホワイト企業の代表です。

コンサルは残業がきついイメージがありますが、アクセンチュアはワークライフバランスを徹底的に考慮していることでも有名です。

業界内の存在感も年々増していることに伴い、就活生からも絶大な人気を誇る企業になっています。

そんなアクセンチュアの戦略コンサルタントに内定するために知っておくべきことを、内定者の私が徹底解説します!

アクセンチュア戦略の就職難易度

年によって異なりますが、倍率は約20~40倍と言われています。

戦略コンサルタントはインターン経由の特別選考でほとんど内定者が確定してしまい、本選考採用が少ないことと、他職種からの繰り上げも滅多に起こらないので注意が必要です。

一方で、内定の獲得に至らなくても、インターンからの特別選考ルートに乗っている人は、他の職種でも優遇されやすいと言われているので、アクセンチュア内でも色々な業種を受けてみるのもいいかもしれませんね!

【25卒】アクセンチュアのインターン優遇と早期選考まとめ!倍率通過率も調べた

アクセンチュア インターン優遇 早期選考
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選考フローと通過率

8月下旬~9月中旬

インターン

↓約4~5倍

10月上旬

エントリーシート

10月中旬

最終面接

↓約2倍

10月下旬

内々定

アクセンチュア戦略インターンの通過率

インターンへの参加が決まった喜びも束の間…倍率約4~5倍とインターンの課題解決型ジョブで活躍できないと特別選考に通過できません。

インターン突破のポイントについてまとめたこちらの記事でも伝えている通り、チームワークの意識が大切です。

最初に役割分担を決めた上で、状況に応じて臨機応変に担当替えをするなど柔軟に動くとスムーズに進められます。

そして、グループワーク中のみならず、社員とのコミュニケーションや発表時の質疑応答での態度も審査されています。

チームメンバーや社員に積極的に声をかけることで、自分の長所やチームへの貢献をアピールしやすくなるので、硬くならずに楽しむ姿勢を持ちながらジョブに取り組みましょう。

また、3日間の長期にわたるインターンですが、求められているレベルは非常に高く、残業や資料の持ち帰りが禁止なことから限られた時間で確実に成果を出すことを迫られます。

思考体力と集中力をいかに保つかがポイントになってきます。

 アクセンチュア戦略の最終面接前ES

特別選考に通過したら、まずはエントリーシートを提出します。

計2問で、1週間前後で結果が知らされます。

このエントリーシートが最終面接での質問のベースになってくるので、ここで振り落とされるという心配はあまりありませんが、油断は禁物です。

インターン前と同様に、論理的な記述を心掛け、面接で自分が話したい内容に繋げられるようなエピソードを選ぶようにします。

【25卒のエピソードシート設問】

①「未来のアクセンチュアに必要なDNA」のうち共感できるものを1つ選び、

その理由をご自身の経験をふまえて記述してください。(400字以下)

※参照:アクセンチュア求める人物像

②あなたがアクセンチュアというプラットフォームを生かして、実現したいことを記述してください。(400字以下)

どちらも面接で深掘りされた時にきちんと自分の言葉で説明できる内容にしておきましょう。

②について、部署名や何年後といった数字を挙げられる場合は、具体的に書いておくと面接官の方から詳しく話してくれることもありますよ。

アクセンチュア戦略の最終面接

いよいよ最終面接です。

30分程度、マネジングディレクタークラスの社員と1対1で面接をします。

穏やかな雰囲気で、面接官が対話姿勢で質問を投げてくださるので、思い切り自分の考えを伝えてみましょう!

【25卒面接内容例】

  • 英語面接(自己紹介 or 志望動機)
  • 志望動機
  • ケース面接(インターン前のケースが能力不十分だった場合)
  • 逆質問

 

まず注目すべきは、戦略では必ず最終で英語面接が行われることです。

時間配分や面接官によりますが、自己紹介か志望動機のどちらかは必ず英語で行われます(場合によっては両方)。

 

試験官も日本人であることが多いですが、皆さん英語が堪能なので、事前準備なしに臨むのは非常に危険です。

1分前後で簡潔にまとめ、カンペを見なくてもすぐにスラスラ話せるように練習しておきましょう。

英語が苦手な人は、得意な知り合いにチェックしてもらうと安心です。

 

実は、それまでの選考過程の評価によって、英語面接以外の内容は大きく変わります。

インターン前の1次面接でケースが振るわなかった人は、ここでもう一度ケース面接が行われます。

時間がかなり短いので、思考時間が足りない中でも上手く発表までまとめることが必要です。

 

反対に、選考で高い評価を得ている場合は、逆質問の時間が長くなります。

ネタ切れにならないようにたくさん質問項目を考えておき、面接官の所属チームの業務についてやマネジングディレクターならではのこれまでの経験について聞いてみるのも良さそうですね。

倍率は約2倍と選考要素がしっかりある面接なので、最後まで対策は気を抜かずに行いましょう。

アクセンチュア戦略の選考突破ポイント

3-1 志望度の高さを示せ!

最終面接で必要なのは、とにかく「アクセンチュアだから」という志望度の高さです。

競合他社や他の職種と比較し、これまでの経験や専攻している学問との繋がり、入社後にやりたいことを明確に示すことで、圧倒的な志望度の高さを表現することが重要です。

総合コンサルで扱える領域が幅広いこと、ITやデジタルテクノロジーに強みを持つこと、アクセンチュアソングでマーケティングや広告などの実行も一続きにできることetc…

企業研究を行い、自分の体験と絡めて説明できるようにしておきます。

入社後にやりたいことは明確に

インターンでの社員とのコミュニケーションや企業研究で調べたことを参考にしながら、アクセンチュアでやりたいことを具体的に考えてみましょう。

アクセンチュアは、起業や次の職業を目指している人にも肯定的なので、嘘を吐かずに社会に出て自分が本当にやりたいことを語った方が、個性とリアリティーがあって良いと思います。

論理性を高めるために、理由付けとして、学生時代の経験も話せると良いです。

英語面接対策をお忘れなく

何と言っても、英語面接があることがアクセンチュアストラテジーの大きな特徴です。

英語が苦手な人はもちろん、得意な人も一定の対策をしてください。

英語で深掘りされる可能性もあるので、オーソドックスな質問だけでなく、ガクチカなどのエピソードが聞かれることも想定して準備を進めましょう。

アクセンチュア戦略の本選考と倍率のまとめ

アクセンチュア戦略コンサルタントの本選考について、おさらいしましょう。

8月下旬~9月中旬

インターン

↓約4~5倍

10月上旬

エントリーシート

10月中旬

最終面接

↓約2倍

10月下旬

内々定

11月前に内々定が決まるスピーディーな選考スケジュールです。

インターン突破も最終面接も倍率は決して低くないですが、この記事を読んできちんと対策すれば怖くありません!

自己分析と企業研究を怠らずに、自分らしく選考にチャレンジしてください!

競合他社、アクセンチュア他職種との違いは?

アクセンチュアの業界内立ち位置

業界内で、総合コンサルと呼ばれるジャンルに分類されます。

アクセンチュアはテクノロジーに強みを持っていますが、扱うプロジェクトは全業界・全領域にわたっており、何でもできるファームになっています。

そして、同じ総合コンサルでもBig4(PwC、デロイトトーマツ、KPMG、EY)の4社と違って、アクセンチュアは資本の1/3以上が外資に由来する「外資系企業」です。

外資云々の事情について詳しく知りたい場合は、業界研究がてら調べてみるといいですよ!

戦略コンサルタントとビジネスコンサルタントの違い

アクセンチュアには、戦略コンサルタントと同じくコンサルティングを担当する職種にビジネスコンサルタントがあります。

簡単に説明すると、より上流の戦略策定に携わるのが戦略コンサルタント、施策の実行に携わるのがビジネスコンサルタントです。

就活を始めたての時は職種の違いに関する理解もまだ曖昧だと思いますが、どちらの職種の方が自分に向いているのか、やってみたいのかは徐々に分かってくると思うので、こちらも自主的なリサーチをおすすめします。

 アクセンチュアの気になるあれこれ

Q.学歴フィルターはありますか?

A.他の職種は一概には言えませんが、戦略に限って言うと、高学歴の方が幾分か有利かもしれません。インターン参加者は海外大学卒、院卒、国公立、早慶上智出身が大半を占めています。

とは言え、それ以外の大学の人が全く存在しないわけではありません。そういった上位層と同じだけの能力があると選考で判断されたら、もちろん内定も可能です。諦める必要は全くありません。この記事を参考にして対策をしっかり練りましょう!

Q.有利な学部はありますか?

A.ありません。文系理系ともに様々な専攻の人がインターンに参加しています。むしろ、自分の専門分野とそれをコンサル業務やインターンにどのように活かしたいを明確に説明できれば、個性のあるエピソードとして強みになります。

Q.インターン参加者の男女比率はどのくらいですか?

A.男女1:1くらいの印象です。参加タームやグループによって多少違うとは思いますが、男女どちらかが圧倒的に多いということはありません。

アクセンチュアまとめ

ということで人気企業ということもあり、なかなか厳しかったりするんですが、個人的にはかなりおすすめの企業です。

しっかりと対策を練れば順当に上がっていけるのもアクセンチュアの魅力ではあるので試す価値は大いにあると思います。

頑張ってみてください。

 

  • この記事を書いた人

就活の名人/SPI専門家

就活の名人を運営している就活の名人です。年間のべ180万人の就活生が当サイトを参考にしています。SPI・webテスト専門家です。ゼミ友と組んでSPIの対策をしていたのでテスト対策や就活情報を掲載しています。

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