この記事では、アクセンチュアの戦略やビジネスの選考突破のポイントや早期選考優遇について、24卒内定者がお伝えします。
アクセンチュアでは、インターン経由の早期選考のことを「特別選考」と呼んでいます。
戦略コンサルタントはこの特別選考でほとんど内定者が確定してしまい、本選考採用が少ないことと、他職種からの繰り上げも滅多に起こらないので注意が必要です。
まずは、気になる優遇内容や特別選考のスケジュールをまとめてみました!
特別選考の優遇内容 | インターン後は最終面接のみ |
特別選考の開始時期 | 9月〜10月 |
特別選考の内定時期 | 10月〜11月 |
リクルーター | 内定者につく |
特別選考に参加する条件 | インターン選考に通過した人 |
インターン参加タームにより時期は多少前後する可能性あり。
それぞれ詳しく解説していきます。
※ちなみにアクセンチュアのインターンはunistyleの選考情報が一番よくまとまっています。これを読んでおいたので内定が取れたと言っても過言ではありません。
界隈では有名だけど情報がダダ漏れになってるので読まないのは損です。
【公式サイト】https://unistyleinc.com
アクセンチュアインターンの人気度
「ストラテジー」「コンサルティング」「デジタル」「テクノロジー」「オペレーションズ」の5つの領域で幅広いサービスとソリューションを提供しているアクセンチュア。
そのインターン(特別選考)が人気な理由を3つ紹介します。
優遇の特別選考ルートで年内に内定が決まるから
秋から本選考も行われますが、インターン経由の良いところは、なんといっても年内に内定を獲得可能なこと!
また、選考が6月から始まることから、他の就活生との差が出にくい段階で挑戦できるので、戦いやすいのも嬉しい点です。
インターン内容は?ワークの楽しいところを存分に味わえるプログラム
3日間にわたって、戦略コンサルタントになりきってワークを行います。
1グループ3~4名の少数で行う分、1人当たりのコミットが大きく、自分の意見が通りやすいので活躍できます。
また、昼食時間にグループの担当社員以外にも話に来てくれるので、とにかく多くの社員と接することができ、会社の雰囲気や業務内容についてかなり詳しく掴むことができます。
選考が早い分、コンサル業界全般の対策を練習できる
最初にも書いた通り、選考開始が早いので、続々と始まるコンサル業界の選考にグループディスカッションや面接での経験を活かせます。
ここで選考を一通り経験しているかどうかは、今後、他の就活生と差をつけるにあたって大きなポイントになりそうです。
アクセンチュアインターンの選考フロー
書類選考、個人面接・プログラミング試験や、書類選考、グループディスカッション、面接などの選考フローで行われます。
それぞれのコースで選考フローが異なるため、自分が参加したいコースの選考フローをしっかりと確認しましょう。
受かるには以下の2点が大事
- Webテストで高得点を取る。
- グループディスカッションでチームプレイする
高学歴の人でもWebテストで落とされたという話をよく聞きます。
9割越えのハイスコアを狙って練習しておきましょう。
グループディスカッションでは、自分の意見を出すことと同じくらい相手の意見を受け入れる姿勢も大事です。
協調性を持って、チーム全体のレベルを上げる動きができればベストです。
ES内容
エントリーシートとWebテストは同時に行い、結果は1週間前後で発表されます。
比重はどちらも同じくらいのようです。
「戦略コンサルタント育成プログラム」を通して学びたいこと、得たいことを教えてください。また、その理由をあなた自身の考え方や過去の経験がわかるように説明してください。(400~500字)
②あなたがこれまでに、未知の分野に積極的に挑戦したエピソードを教えてください。(400~500字)
エントリーシートは学歴チェックの側面が強いものの、他のコンサルティングファームに比べると内容も精査されているようなので、論理的・構造的な文章を心掛けましょう。
面接のベースにもなるので、クオリティーを高く仕上げるために、丁寧に推敲するに越したことはありません。
①の理由付けと②は、聞かれ方は違うものの、ガクチカを2エピソード問われているのと同じなので、自分なりの話を論理的に示せるかが問われています。
結論ファーストで簡潔に、数字を交えて具体的に書くことを意識すると良いでしょう。
unistyleにはアクセンチュアのインターン通った人のESが一番掲載されているので書く前に一度読んでみて通るES学んでおくと突破確率を飛躍的に上げることができますよ。
WEBテスト
Webテストは、玉手箱(言語・計数・性格)です。
選考の第1の鬼門で、8~9割の正答率がないと通過できません。
市販の参考書やネット上の練習問題がたくさん出ているので、一通り練習してから臨みましょう。
性格については、「挑戦」「チームワーク」がキーワードになってきそうです。
『未来アクセンチュアに必要なDNA』に記載されている項目を念頭に置いた上で、選択肢を吟味してみてください。
この玉手箱は高学歴でもバンバンに落ちるので対策が必須です。というのもアクセンチュアは解答集が全く役に立たないから。
実は裏技としてLognaviを使うとアクセンチュアで出てくる玉手箱の模試ができるだけでなく、自分の偏差値も出る。
このアプリでは10段階で出るが自分の玉手箱の出来を正確に判断したい人にはかなりオススメ。
問題数も豊富で、高得点かどうかの判断ができるので使わないのは損だ。しかも、ここの問題は本番でも出ると評判です。
※アプリなのでスマホからリンク飛ぶと登録しやすいです。
公式サイト:Lognavi
玉手箱で落ちたら後悔するので、こういうので実践詰んで本番挑んだ方が確実ですよ
グループディスカッション
1時間ほどで行うグループディスカッションで、通過率約30%となる第2の鬼門です。
内容はケースのお題として一般的なものが多く、利益向上の施策などがテーマになります。
グループディスカッションは1チーム6人程で構成されテーマとしては、「日本でキャッシュレス決済を普及させるには」、「自動運転を普及させるには」などがあります。
35分間のディスカッションと5分間の発表に続いて質疑応答とフィードバックがあります。
フィードバックを受けて思いついたアイディアや不足部分は、積極的に発言すると評価されやすくなりますよ。
また、先述の『未来のアクセンチュアに必要なDNA』にもある通り、チームワークやお互いの意見を聞き入れる姿勢を重視している企業なので、グループディスカッションでもその意識が大切です。
6月では、グループディスカッションの経験がない人も多く、チームをいかにリードできるかが鍵になってきます。
評価の基準は「チーム全体の成果のどれだけ貢献したか」であって、どんなロールを果たしたかではありません。
グループディスカッションにまだ慣れていない場合は、無理にファシリテーターを務めず、発言できていないメンバーをフォローや、お題から議論が逸れていないかの確認など自分にできる役割を果たしましょう。
ただし注意点があってアクセンチュは女性の採用を勧めてます。例えば露骨に男の方が応募者多いのにGDは男:女が3:3とかになってます。
で、通過するのはそれぞれ一人ずつだと思います。だから同性同士の戦いだと思ってください。
面接
通常コンサルティングファームの面接といえばケース面接と考える人も多いと思います。しかし、アクセンチュアでは通常の面接も同時並行で行われます。事前に会議室で紙に解答したケース問題のディスカッションの時間が半分、ESに沿った質問の時間が半分という構成です。
具体的には、ケース問題は「国民医療費の負担を減らすには」「高校生の海外進学率を上げるには」など、ESでは志望動機やなぜアクセンチュアではないといけないのか、将来のキャリアプランなどです。
ケース20分、人物25分の計45分ほどの面接で、マネージャークラスの面接官と1対1で行われます。
倍率は約1.5~2倍で、他のコンサルティングファームに比べればケースに求められている力はそこまで高くありません。
・ケース面接
思考時間15分、発表5分、質疑応答・フィードバック5分
選考時期が早く実践経験が浅い状態で臨むことになるので、対策本での練習や模擬面接が必須です。
私は『東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート』(有名なケース対策本ですね!)を使ってやり方を把握し、コンサル内定者の先輩に一度練習をしてもらってから臨みました。
フェルミ推定を伴うことも多く、抽象的なお題から、グループディスカッションのようなビジネステーマで幅広く出題されます。
アクセンチュアは、コンサル他社に比べると若干フレームワークを避ける傾向にあるので、フレームワークにこだわり過ぎず、様々な角度から施策が出せるとより良いでしょう。
インターンの倍率
グループディスカッション時の倍率がとても高いです。そのため、グループディスカッションはより積極的に参加することを心がけましょう。
一方で、書類選考や面接などでも落とされる可能でいがあるので、気を抜かないように。
全体での倍率は、約15倍程度の印象でした。
アクセンチュアインターンの内容
アクセンチュアのインターンシップは、それぞれ5つのコースがあります。特徴的なのは、冬季のインターンシップをあまり開催していないという点です。アクセンチュアを志望している人は、夏季のインターンシップに必ず参加しましょう。
・戦略コンサルタント育成プログラム
実戦さながらのリアルな課題に取り組みながら、戦略コンサルタントの仕事を体感できます。3日間のオンラインでの開催で、濃密な経験を通じて成長できます。
・和魂偉才塾 アドバンスト・アーキテクティング塾
プログラミング経験者向けのインターンシップです。アーキテクチャなどの検討から、一部PoCの実装までを行います。3日間のオンラインでの開催です。
・和魂偉才塾 エンジニア塾
プログラミング初心者でも参加できるインターンシップです。一連のエンジニアの仕事を体験することができます。 4日間のオンラインでの開催です。
・Accenture Song Creative School
「拡張するクリエイティブの役割と可能性」について学び、考え、体感するプログラムです。 5日間のオンラインでの開催です。
・和魂偉才塾 コンサルティング塾
アクセンチュアのコンサルタントがクライアントの抱える難問をいかにして解決するのかを体感できます。3日間のオンラインでの開催です。
アクセンチュアインターンの優遇は早期選考??
アクセンチュアのインターンシップには、早期選考のルートが存在しています。
まとめると、
- 1グループ6人で優遇もらえるのは1人
- メンターに圧倒的に評価される必要あり
- 割と可愛げのある人が通ります
- インターン後は最終面接
- 年内内定目指せます
インターンシップ参加者で優秀な成果を残した人に案内されます。
最終面接は雑談だったのでインターンで内定かどうか決まる。
この早期選考に乗ると、ESを再度提出後すぐに最終選考まで行きます。早期選考に乗ると12月に内々定を貰った友人もいました。
ほかにも、2か月に1回ほど懇親会が開催され、実質OB訪問やメンターが付くといった形になります。
さらに、アクセンチュアはインターンシップ経由の採用にとても力を入れています。そのため、インターンシップに参加することが内定への条件の一つと考えてよいでしょう。アクセンチュアを第一志望の人は、本選考の選考フローにインターンシップがあると考えて、参加することをおすすめします。
戦略コンサルタント志望の人は注意が必要??
アクセンチュアの戦略コンサルタント志望の人は、夏季のインターンシップに必ず参加しましょう。アクセンチュアの戦略コンサルタントは、夏季のインターンシップ経由の採用しか行っていません。そのため、冬季のインターンシップはもちろん開催されませんし、本選考においてもよっぽどのことがない限り、戦略コンサルタントの採用は行っていません。そのため、夏季のインターンシップに参加することが内定への絶対条件です。
アクセンチュアインターン優遇まとめ
アクセンチュアの魅力としては、インターンシップ経由の採用にとても力を入れていることです。友人は、内定者の多くはインターンシップ参加者であること、早期選考に呼ばれた段階でほぼ内定が決まっていることなどを教えてくれました。
早期選考に呼ばれても、油断しないことが大事ですが、確かに早期選考に呼ばれた人は、ほぼ内定を貰っていた印象です。
インターンシップの内容自体もとても魅力的です。3days以上の実践的なインターンシップで、アクセンチュアの価値観や考え方を理解できます。
そのため、他社のインターンシップよりもより働くイメージを持つことができるのではないでしょうか。
アクセンチュアを志望している人は、夏季のインターンシップに参加し、早期選考に呼ばれることを目標に頑張りましょう。
繰り返しますがアクセンチュアのインターンはunistyleの選考情報が一番よくまとまっています。これを読んでおいたので内定が取れたと言っても過言ではありません。
界隈では有名だけど情報がダダ漏れになってるので読まないのは損です。
【公式サイト】https://unistyleinc.com