仕事は減ってない
根本的なことを言うと、電通の最大の悲劇は一人に業務量が集中していることです。
東大を卒業したエリートが仕事が終わらなさすぎてしょうがなく残業をしています。
よって10時に消灯をする意味はあまりないのだ。きっと電通社員は家なりカフェなりで仕事をやる羽目になる。
一旦会社でないといけないのでむしろ業務の効率性は落ちるんじゃないかと思います。
根本的な解決を
結局残業規制をしても、家に帰ってやるというのはよくある話です。
一人じゃできない仕事もあるので、会社に残った方が結果的に業務がはかどるという人もいるでしょう。
特に電通はクライアントありき。
「まだできてません」が、全く通用しない世界。電通の都合なんてクライアントには関係ない。ここはらへんはむしろクライアントも反省しないといけない部分はある。だって、明日までに代案を出せとかその類の無茶な要求を平気な顔をして行ってくる。大企業になればなるほどだ。広告費を莫大に投入してくれる企業に広告代理店は一生跪かないといけない。
ある意味では、電通の過労死を生んだ要因はクライアントにあるし、そんな無茶なクライアントを容認している広告業界の体質にあると言える。
それを引っ張っているのが電通なわけなので、コロンブスの卵状態になっている。でも今の電通が10時消灯をしたところで、社員の業務量は減るわけじゃないから何も事態は変わらない。