総合商社

【総合商社に就職したい就活生へ】最新版・総合商社は今後どうなっていくのか中の人が考えてみた

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就活生の皆さん、こんにちわ。総合商社は石油などのエネルギーに依存しているので、価格が大幅に下落するたびにニュースでは「○○商社、大幅損失」みたいなのが飛んでびっくりするかもしれません。基本的に総合商社は多角的に事業を展開しているので、一事業で赤字を出しても最終的には黒字になります。 仮に一部を覗いて貯金が馬鹿みたいあるので1000億円ぐらいの赤字をその年に出してもそこまで影響はありません。

でも2016年に三菱商事と三井物産は創業以来の赤字を記録しました。ああ、事件だ、これは大きな事件だったんだ。

逆に言うとそれだけ儲かってきたんですな。しかしながら、どの総合商社もエネルギーからの脱却を狙っているのは確かです。これはもう何年も前から。優秀な社員を多く抱えている総合商社なわけですが、今後どうなっていくのか、自分なりに見解をまとめてみようと思ってます。

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エネルギー事業がリスキーなことは百も承知だった

つまり僕たちは今のままではダメだと思っていた。それは誰もが思っていたんです。石油や石炭などに依存するビジネスだと為替や世界情勢の影響を受けやすいのでリスキーだと言うことに。でもそこからなかなか脱却することができませんでした。理由は明白で、「儲かる」からです。

会社は儲かっていう事業から徹底することができないんです。これは中に入ってみるとわかります。また、エネルギー事業は何年、何十年もかけて、やってきた事業も多いので、そこから撤退していくには相当の勇気と、根拠が必要なんです。

つまり、エネルギーと同等かもしくはそれ以上に稼げる事業はあるのか?

ということです。はっきりといえば、そんなものはないし、あったとしてもエネルギー事業以上に稼げると自信を持って言えるものはなかったんだ。資源ビジネスから脱却しないといけないって誰もが思っていたし、そうあるべきだと信じていたのに。

事業を作って儲けるのは時間がかかることだ。総合商社の人脈と人材をフル活用しても、そう簡単に利益をあげる仕事を生み出すのは容易ではない。

でも、ようはこれを成し遂げた会社が出てきた。ご存知、伊藤忠だ。伊藤忠は成し遂げたんだ、総合商社が陥っていた負のスパイラルからの脱却に。

伊藤忠、丸紅が総合商社の未来を作る

財閥系商社からすれば伊藤忠は「眼中にない」存在であったことは事実だ。また、丸紅からすれば「まずは伊藤忠を追い越せ」と思っていたのも事実だ。でも伊藤忠は全ての総合商社が持っていた目論見を裏切った。それは2015年の事である意味事件だったと思う。

伊藤忠は非資源分野がもともと得意だった。むしろ財閥系商社にそこと争っても仕方なかった向きがあるのだが、結局それは今になって幸いしている。伊藤忠は繊維、食料、住生活など総合商社としては王道ではなく脇道のビジネスに注力することで活路を見出したわけだ。

そして、2016年、売上高で丸紅が一位になった。三菱商事と三井物産は赤字に転落した。

資源バブルは崩壊してしまった。シェールガスは不発だったんだ。これに掛けていた財閥系総合商社は軒並み転落した。ここから這い上がってくるには数年かかる。つまり、向こう数年は伊藤忠と丸紅が総合商社の代表格として居座ることになる。

非資源分野って総合商社がやる意味あるの?

総合商社は昔は物をただ仲介してその手数料を得て利益を得ていた。それに限界を感じて、得た利益を使って大規模うに資源ビジネスに参入をして巨額の利益を得た。商社マンの給料の大半は資源の利益から生まれていると言っても過言ではなかったわけだ。

しかし、そこの脱却を求めて、非資源に力を入れている。主には、

  1. 食料
  2. 投資
  3. 生活者向け(ヘルスケアとか)

などだ。とにかく総合商社はその財力を使って積極的に投資をし、自らも投資先の会社に関わりながら事業に関わっている。特に食料系は三井物産や丸紅が積極的に動いて大規模農園を運営したしているね。

何でも屋は今後生き残れるのだろうか?

今世界では類を見ないほどの競争社会で、企業は毎日しのぎを削っている。それは日本国内でも同じことだ。ある意味総合商社は「今までの貯金を使って参入障壁の高いビジネス」をやっていた。だから、敵があまり出てこなかった。

基本的にビジネスには競合がいる。ただ、資源系のビジネスは最初に多額の投資金が必要で並みの会社では手を出すことができない。その利点を活用して、総合商社は資源ビジネスで莫大な利益を得てきた。

しかし、今総合商社が向かっているビジネスは「参入障壁が低く、ライバルが多い業界」である。

ある意味、総合商社は今まで誰も来ないだろうと殿様商売をしていた。しかし今度は、既に敵がいて、なおかつそれを専門にしている会社たちと闘わないといけない。

今ままで通りにやっていては到底かなわないし、現に総合商社の新規事業は苦戦している。その苦戦の結果が昨今の大幅赤字などにつながってくる。つまり、「資源ビジネスに頼りきっていた財閥系は活路を依然見出していない」

丸紅や伊藤忠は既に何十年も非資源分野でやってきたからノウハウやコネクションがある。この先行利益を大きく使って、財閥系商社に牙を向いたんだ。

人材が資源だなんて言い訳に過ぎなかった

世の中は専門家が勝つ時代になってきた。何でも屋が勝てる時代は終了しようとしている。

でも総合商社は頑なに言い張るんだ。

総合商社は人が資源だ

と。でもはっきりと言う。どの会社だって人材が資源に決まっている。そんな当たり前なことを長年強調してきたところに実は総合商社の限界がある。総合商社は物や技術を持っていない。(もちろん積極的な投資で物と技術を手に入れようとしているが)

その代わりに人材だけが頼りだと言うが、結局至言ビジネスから脱却できていないし、資源だという人材たちは今後の柱となるビジネスモデルを作れていない。ITの方がよっぽど新しくて儲かるビジネスを作っている。(ITには総合商社が入っていくための隙間も余裕もない)

総合商社はどうなるか

総合商社が今後どうなっていくか、それは今の経営陣たちの判断にかかっているから末端の僕からは何も言えない。来るべき未来を書いてみると、

  1. 次のビジネスを見つけられない総合商社は没落
  2. 合併する
  3. 分社化する

この3つの流れになっていくと思う。かつてほど総合商社は旨味を独占できなくなるので。給料水準が落ちていくと思っている。次の柱となるビジネスを早急に見つけることができれば良いが、それは何年もかかるだろうし、その間に業界の再編成が行われるのではないかという見方が一般的だろう。

まずは、合併の動きが加速する。もともと総合商社は過去、合併を繰り返して大きくなってきた業界だ。現在は会社単体としての規模があまりにデカすぎるので、合併なんてありえないと思うかもしれないが、既にそういう流れはある。

また、リクルートのように事業ごとに分社化するという形が出てくると思う。総合商社は事業が違えば別会社とよく言われる。命令系統などを考えても事業ごとに分社化して、独立していった方が事業のスピードややりやすさは上がってくるだろう。この流れが加速しないと、逆に世界の流れについていくにはあまりにも図体がデカすぎると思っている。

以上、かなり悲観的な意見を書いた。とはいえ、総合商社には貯金がある。それは金銭的な意味でも人材的な意味でも。資源に変わる新しい事業が見つかりさえすれば、すぐに黒字にはなれるだろう。とはいえ、裕福で順風満帆な生活を期待して総合商社に入ると、今後痛い目にあう可能性があることだけは述べておこう。

 

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