就活コラム

就活は嘘つき大会?嘘と盛ってるの間で、バレないスレスレを突き進め

もちろん嘘なんかつかないほうが良いじゃん!という建前はあるんだけど、意外に就活中に嘘をついていいのかどうかで悩む就活生がいたので、この記事で良いのかどうか真剣に考えてみたいと思う。

というのも誰だって入りたい企業には入りたいわけだから、嘘ついてでも入社したい!と思う気持ちがあるのはある意味で当然のことだ。

面接は30分間しかなくて、その30分間で自分を上手く見せることができれば内定できる。ホリエモンも「はったりをかませ」ってよく言うけど、多少の嘘を交えて堂々と話す人の方がビジネスマンとしては成功しやすい。

中には隠したいこともあるだろうしtoiecの点数が低すぎて嘘でもつかないとESで落とされるみたいな場合もあるだろう。

今回はケーススタディ的にこの場合はどうかという視点で論じてみたいと思う。けれども、そもそも会社だって嘘ついてるじゃんって思うのでそこから始めたい。

就活は企業と就活生の嘘つき大会

企業だって就活生には良いことしか言わない。残業そんなにないですよ、海外で仕事できますよ、とか耳障りの良い事を言っておきながら入社してみたら全然違う!なんてこともある。

就活生だって、書類の写真の修正から始まって、エピソード盛りに盛るなんてことはよくある話だ。

つまり就活は企業も就活生も嘘をつきあってる。お互い盛りまくってると言っていいだろう。

まあそりゃお互い綺麗な部分しか見せたく無い。企業は優秀な学生にたくさん入社して欲しいと思っているし、就活生はより良い会社に入りたいと思っている。ある意味で化かしあいみたいな要素もある。

上手く話を盛ってスレスレの嘘をついて内定を取っている学生が一定数いる以上、我々も馬鹿正直にやっていたら痛い目にあっててしまう可能性もある。

嘘は面接官によってはバレている

面接官は社会人長くて辛酸を舐めてる玄人たちなので、面接官曰く学生が嘘をつくと結構バレているらしいです。

というのもやっぱし面接官はそれなりに学生たちを面接しているし、密室の空間で学生の動きをとか顔をずっと見つめているので、「ああ、こいつ今嘘ついたな」って分かります。

嘘をつくことに慣れてないと、話が噛み合ってなかったり慌てたりするので絶対に分かるんです。逆に嘘を何の躊躇もなく理路整然と言ってる人の方がサイコパスで怖いです笑

ただ、嘘をついていたとしてもその反応は様々。

・こいつはウチの会社に入りたいんだな
・緊張してんだなー
・盛ってるけど、人柄は悪く無いな

などなど。

嘘ついているのがバレたとしても意外に選考突破できるケースもあるということです。

もちろんバレないことに越したことがないんですが、バレやすい嘘って何だと思いますか?

面接で一発でバレやすい嘘

会社にもよるが大手や優秀な人間が多い企業になればなるほど嘘を見抜ける人間は多い。

肌感覚で「あ、こいつ嘘言ってる」と気がつく。大人はそういう意味でなめないほうがいい。学生よりも遥かに多くの人間と接している機会が多いです。

ここからは一発でバレやすい嘘を書いていきます。

TOEICの点数

TOEICの点数はばれやすいので就活中は嘘をつかないほうが良い。

というのも企業によっては内定後にTOEICの結果を送付させるように義務付けているところがたくさんあるのだ。秋頃に内定取消しなんていいう事態になることだけは何としても避けるべきだと思う。

IBTや他の言語の資格も同様だ。語学の成績についてはどの企業もシビアに考えているのでここで嘘をつくのはあまりにもリスクが多すぎると思う。

(例えば、内定もらった後に死ぬ気でTOEICを勉強するなんていう方法もあるかもしれないけど、リスクが高すぎるので辞めておくこと)

英語アピールすると、「ここで英語話してみて」とかクソみたいなフリが来ることもあるので

GPA

これもダメだ。内定後に大学の卒業見込み証と成績証明証を送らせる企業は多々あるのでリスクが高すぎる。GPAに関してはそこまで気にしないで良いという意見もあるが、昨今では重要視する企業も多い。

GPAが低い人向けの対応策はこちらだ。

サークルや部活

本当は漫画同好会に入っていたのに野球部に入ってました!というような部活やサークル活動を偽るのはめちゃくちゃ危険。

なぜなら、その時の経験をいきなり面接で聞いてくるパターンは多いからだ。適当にウケがよさそうなサークルや部活を書いて、面接で突っ込まれれば間違いなく狼狽する。そんな嘘で落ちるぐらいならつかないほうがいい。

基本的にどんなに体育会系の企業でも部活をやってなくても入れる。サークルも然り。4年間バイトしてました、という学生も入れるわけだし、勉強しかしてませんという学生も最近は優遇される傾向にあるので、ESを空欄にさせたくないからと余計な嘘をつく必要はない。

過度な実績

こんな大会で優勝しましたとか、バイト先の売り上げ2倍にしましたとかは結構バレやすい。

まず仕事系の嘘に関しては相手は社会人なのですぐにバレる。仕事してる年数は明らかに面接官の方が上なんだから、バイトとかインターンとかの嘘は極力つかない方がいい。

優勝しましたとかも、相手がくいつてくる可能性があって深堀されるとアウト。検索されたら一発でわかっちゃうし、実績系は特に注意が必要です。

志望している企業の面接で、どんな回答をするのが良いかは選考体験を読めば書いてあります。どういう質問がきて、どのレベルの話をすれば次のステップに進めるのか、unistyleで選考内容を熟読しておくと良いです。あらかじめ情報を仕入れておかないと損しちゃいますよ。

選考内容の充実度は一番。内定者の詳細なアドバイスと戦略が見れる。他の就活生は見てるのでこれを見ないリスクがでかすぎる。

逆にバレない嘘

逆についた方がよい嘘もあります。

こういう嘘はした方が個人的には良いのではと思っています。

 自分の病気

例えば自分に持病があったとする。

これを就活時にはあまり公開する必要はない。確かに企業は募集要項では「心身ともに健康な方」という記載をしている。しかし何を持って心身ともに健康と判断するかははっきり言って誰にも分からない。

強いていえば自分が一番知っているだろう。

就活を始めている時点でいかなる持病や病気を抱えていようとも「働きたい、働ける」という判断を自分でしたことになる。とすれば、その本人の判断を社会は尊重すべきなんじゃないかと、少なくとも僕は思う。

よって、精神病とかその他難しい病気にかかっていたとしてもそこは公表しないでも就活を始めても良いと思っている。健康診断などもあるが、基本的に簡易的なものなので、自分の体が隅々までチェックすることはないのだ。

もちろん事前に人事にチェックを入れるぐらいは良いかもしれないが、あえてそれをESや面接の場で宣言する必要はない。

志望理由

これはほとんど多くの人間が嘘をついています。面接官も嘘をついて入社しているので安心してください。むしろどこまで嘘を書くかの勝負にもなっています。「自分は本当は思ってないけど」でつまづくとESが書けなくなってしまいます。

適当にそれっぽいことを書いておけば面接官も納得するので嘘を言って大丈夫です。しかしある程度、筋が通っていないと突っ込まれた時に対応できないのでそこだけは注意です。

他社の状況

面接中に他社の状況を聞かれる場合もあります。これは選考が進んでいくと内定辞退されたくないという思いから面接官がしっかりと自分の会社に来るかどうか確認をするわけです。

  • 他社の選考状況
  • 自社は第一志望か
  • 内定をもらったくるか

こんなもん馬鹿正直に答える必要はないです。内定辞退は法律的には違反していません。オワハラも昨今では問題になっていますが、就活生は怯える必要なんてありません。

他社も進んでいます、御社は第一志望で内定をもらった必ず入社します。

この一文で完璧です。たとえ嘘でもこの一文を言うだけで面接官は安心します。

嘘ついて内定取ったらバレる?

嘘ついて内定とってしまうと何となく後ろめたい気持ちが出てきますよね。

ただ、基本的に内定を取った後に嘘がバレることもなければ、内定を取り消されるってことも余程のことがない限りありません。

年齢を偽ってた、大学を偽ってたとか大きな嘘をついていない限り、企業側も内定者の話が嘘かどうかまでチェックしません。そこまで人事部も暇ではないわけです。

だから嘘ついてしまった!と思っても過剰にビクビクする必要はありません。人事としては、今年は何人採用しないといけない、と言うノルマが課せられているので内定を出した時点で枠が埋まっています。だから嘘ついているからって内定取り消してると枠を埋めることができないので人事の責任になってしまうんです。

だから内定さえ取ってしまえば、ESや面接の時の盛った話や嘘はチェックされません。

 

嘘つくのが嫌だ、しんどい人は?

人として「嘘つくの嫌だ!」という人入ると思います。基本的にダメですからね。

それに嘘をつきながら長い就活戦を迎えると、「しんどい」って疲弊してしまう人もいます。

そんな人は正直嘘をつくとメンタルが先にやられてしまうので就活で嘘をつくのはオススメしません。

相手を騙してる!という気持ちのままで就活をやっても、面接で過度に緊張したり明るく振る舞えなかったりするんです。

でも一つだけ言いたいのは「嘘と盛っているは違う」ということです。

嘘と盛ってるは違う

話を面白くする上で、自分をよく見せる上で盛るっていうことは私生活でもよくあることです。

芸人のトークだってほとんどの話を盛っています。しかし別にそれを「嘘だ」と怒る人はいないわけです。

それで言うと、就活だって短調な話をしたり、当たり障りのない話ばかりしても面接官の心に響いてきません。

自分のストーリーや話したい事を魅力的にするために多少話を盛る事は必要不可欠で、社会人になってからも必要となってくる能力です。

社会人になるための練習だと思ってやってみるといいです。

結論→嘘はついてもいい

どうだったでしょうか。

嘘をつくのは良くないことですが、就活ではそれもテクニックになってきます。

ばれてしまっては元も子もないですが、使って良い嘘を良く考えながら自分の企業に入れるように頑張りましょう!

企業によっては嘘が大幅な原点になるところもあります。unistyleで選考内容を読んで損しないようにしましょう。

  • この記事を書いた人

就活の名人/SPI専門家

就活の名人を運営している就活の名人です。年間のべ180万人の就活生が当サイトを参考にしています。SPI・webテスト専門家です。ゼミ友と組んでSPIの対策をしていたのでテスト対策や就活情報を掲載しています。

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