就活コラム

OB訪問なしで内定をもらうことは可能か?と聞かれれば可能だと答える記事です

OB訪問の目的は数多くありますが、詰まるところはその企業からの内定をもらうためという目的が一番強いですよね。というか、それ以外にあんまし意味が見出せないのは確かです。

ただ、OB訪問はOBを見つけて日程調整して実際に会ってと時間がかかるのは確かです。これを何人もやるのかと思うと気が遠くなってしまうのは無理もない話です。それで落ちてしまったら完璧に時間の無駄じゃないか!と思うことも。この記事ではOB訪問なしでその企業に内定をもらうことは可能かどうか、就活生のために記事を書いていきたいと思います。

タイトルにもある通り、可能っちゃ可能ですよ、って事なんですがその理由や懸念点なども含めて書いていきます。

OB訪問は内定に繋がるのか

そもそもOB訪問をやる理由を挙げてみると、

  1. 就活の相談
  2. 選考情報を聞く
  3. 模擬面接やってもらう
  4. ESチェック
  5. 会社の内情を聞く

この5つになります。こうなると、確かにOB訪問をやると凄そうなイメージがあるんですが、これが内定に繋がるかというとそうとも言えません。例えば、OB訪問から特別選考に乗っかる会社やリクルーターがついたりする会社は別ですが、ほとんどの会社はOB訪問を任意でやってます。

かつて、総合商社がOB訪問を何人したかESや面接で聞き、人数が多いほど選考に有利になるという時代がありましたが、それも終わりました。結局、そんな事やってもバカバカしいやん、って事に気が付いたんだと思います。

ネットの普及によってOB訪問の価値がなくなっているのは事実です。内定を得るために必要な情報は手に入れる事ができるからです。(もちろん情報を判別する能力は大事ですが)

わざわざ多大なる時間と労力を使ってOB訪問をするだけの価値はこの時代にはないんですよ。

内定を得るためにはOB訪問をして、情報を聞き出して対策するという時代ではなくなりました。なので、OB訪問が絶対的に必要な就活は終了しました。

OB訪問が有利なのは事実だ

とはいえ、OB訪問をする事で得られる情報はネットでは得られない事もしばしばだ。

ネットで得られる情報は断片的だ。会社の内部事情や選考などは、直接人に会って見る事で初めて分かる事も多い。空気感や微妙なニュアンスはネットの情報では得られないからだ。

また、面接中にも「OB訪問をして〜こんな風に感じました」みたいな答え方をすれば説得力は増す。面接側サイドも「ああ、こいつOB訪問してるんだ。志望度高いやー」と安心するわけだ。

OB訪問してみて、「この会社ブラックやん、やめとこ」みたいな事もできるので、内定を取るどうこうよりも大切な情報が知れたりする。わりかしOB訪問では社員も本音で言ってくれるのが良いところ。

こう書いても恐らくOB訪問をしたくない人はしたくないだろう。実際、OB訪問をしないで内定できるのかについて次から述べてみたい。

OB訪問なしで内定を取る方法

OB訪問なしで内定を取っている人はいくらでもある。それは大企業から中小企業問わずだ。何なら説明会にすら参加してないで内定してその会社に入社している人もいる。それはそれで入社後ハッピーになれるのかどうか疑問だけど、ここからはOB訪問なしで内定を取る方法を述べていきたい。

ネットでありったけの情報を手に入れておく

ともかくOB訪問しないのであれば、その企業の情報をネットでよく探そう。

会社の採用ページを見るのもいいけど「たいてい良いことしか書いてない」のであまり参考にならない。他の就活生も当然そこは見ているので、採用ページに書かれていることでESを書いて面接に挑むと「まーた同じこと言ってラー」となって印象悪いです。

会社の口コミサイトでまず会社の雰囲気や内情を掴んでおくこと。ESは大手内定者のESを参考にして自分用にカスタマイズすると、落ちる確率が劇的に少なくなっていく。OB訪問でESチェックしてもらえないので、ネットの情報をフル活用してESを家で作り込む必要がある。

就活サイトに多く登録しておく

就活サイトと言うとリクナビやマイナビのイメージが強いと思うが、それら以外にも数多くの使える就活サイトがある。OB訪問をしないことのデメリットに、就活のスイッチが入りにくいこと、模擬面接できないこと、などが挙げられる。

OB訪問すると就活モードになって気持ちが入りやすい。また、OBに面接の指摘などしてもらえるので修正点が明確になりやすい。

OB訪問をしないのであれば、就活サイトたちが各自やっているセミナーや面接の講習会に参加するべきだ。ニクリーチなどのように大手の人事が食事に連れて行ってくれて選考が始まるようなサービスもある。

内定を取る学生が5つ以上の就活サイトに登録していることを考えれば、早めに使える就活サイトに登録をして必要な行動(かつ面倒じゃない)をして行った方が良いだろう。

\先手で有利に就活をしよう/

仲間を見つけろ

これは僕が使っていたのだが、大学の学部やサークルなどで同じ業界、会社を受ける人間は必ずいる。大学の学内説明会などに積極的に参加して、就活仲間を作ってくれ。同じ大学だと仲間意識も芽生えやすいので、情報をくれる。OB訪問や企業研究などをしっかりとやっている人を見つけて、情報を聞き出してしまうのは賢い手段だ。

もちろん、情報をもらってばかりだと悪いので、ご飯を奢ってあげたりしてちゃんとお互いにメリットがある関係にならないといけない。

仲間を見つければ、情報の交換の他に悩みや相談を打ち明けることができるので、一人で鬱ぎ込む可能性も低くなる。インターンなどでも仲間ができるので、積極的にチェックしておこう。

まとめ

OB訪問をしないでも内定を得ることは可能だ。大事なことはOB訪問で本来得られたはずの情報をネットや就活サイト、仲間から集めるのが大事。

実際、OB訪問はかなり気を使うので、それに比べればネットや友人からの情報の収集の方が簡単だ。自分にあった方法で就活をしてみてほしい。

  • この記事を書いた人

就活の名人/SPI専門家

就活の名人を運営している就活の名人です。年間のべ180万人の就活生が当サイトを参考にしています。SPI・webテスト専門家です。ゼミ友と組んでSPIの対策をしていたのでテスト対策や就活情報を掲載しています。

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