グループディスカッション(GD)

GDで通らない人にこそ読んで欲しい。GDの突破確率を上げるための方法

 

採用面接では様々な試験があり、その中でもGDが鬼門になっているという学生は多いです。GDでは他人が関係してきますし、その人自身の人間性だけではなく、対人スキルなども見られています。コミュニケーションに自信がないという人はGDと聞くだけで憂鬱な気持ちになるかもしれません。

GDは多くの就活生が悩むポイントです。しかし、悩みながらもみなそれを突破しています。今回はGDが通らない人の特徴や通るためのコツなどを解説していきます。

GDは難しいよね

GDは採用試験の中でも少し特殊な試験なので、難しいと感じている学生は多いです。GDは就職試験だけではなく社会人の研修でも取り入れられています。なので就活生が難易度が高いと感じるのは自然なことです。

就活生でいつもGDで落ちると悩む人はたくさんいます。そして過去に就職した先輩たちも同じ悩みを持っていました。GDは就活生にとって常に悩みの種なのです。なのでなかなか通らないからと気を落とす必要はありません。気持ちを切り替えて、前向きに次の試験に臨むようにしましょう。

GDに通らない人の特徴を

GDで通らないのはどんな人なのか、実は通らない人にはいくつかの特徴があります。まず自分の意見がない人です。自分の意見が全くなく、他人に同調してばかりだとGDには通りません。GDは他の人とのコミュニケーションを通してその人の人間性を見るものでもあります。なので主体性だけでなく、協調性も大事になります。

GDでは協調性が大事というのはよく知られていることです。しかしこれを守りすぎるばかりにGDが通らないという人もいます。人の話を聞くことが協調性だと思い、自分の意見を全く言わなければその人の判断材料がなく、評価を下すことができません。普段から周りに流されやすいという人はGDでも苦労しているかもしれません。

逆に自己主張をしすぎてもGDは通りません。自分の意見ばかりを言い、他人の意見を否定する。自分の発言に時間をたくさん使い、とにかく自分をアピールしようとするのも逆効果です。GDは協調性を必要とするチームプレイです。それは企業に入ってからも同じです。協調性を発揮できず、自己中心的に動けば他人に迷惑がかかります。たとえ発言が正しい場合でもチームの輪を乱すと面接官には悪印象です。自分が正しいと思いがちな人はこの傾向に多いですので気をつけましょう。

どうすれば通るようになるか

GDで通るためにはバランスを取ることが大事です。前述したように意見を言わなければ通りません。かといって自己主張をしすぎても通りません。言いすぎず言わなすぎず、周りに合わせて適度に発言しなければなりません。

この適度にというのがポイントです。もし周りの人がたくさん意見を言っているのならまとめ役に。周りが消極的で意見が出ないのなら自ら発信してどんどん意見を言わなければなりません。シチュエーションによって適度の度合いが変わってくるのがGDの難しいところです。

周りの人が1回発言をすれば自分も1回発言するなど初めのうちは自分でルールを決めるといいでしょう。必ずしも他人と同じ回数の発言である必要はありません。それより少なくても、多くても少しぐらいの誤差は構いません。意識的に発言量をコントロールする癖をつければ、慣れてくれば無意識でもできるようになるでしょう。

また周りに合わせるためにはしっかりと相手の話を聞くことも大切です。今度は相手の発言の回数ではなく、内容に集中しましょう。GDには基本的に正解はありません。なのでどんな発言をしても自由ではあります。ただあまりにも的外れな発言をすればそれ自体がマイナスになります。的外れな発言にも目くじらを立て否定してはいけません。相手の意見を否定することもそれ自体がマイナスになります。やんわりと自分の意見に注意を引くなどして、議論がそれないように上手く誘導しましょう。

また全員で話合うということがGDでは重視されます。いかにグループの一員として機能できるかで合否がわかれます。協調性を出しながらも自己主張はできます。また主体性を出しながらも周りに協調することもできます。主体性と協調性はGDでは大切なことですが、どちらかに傾かないことがさらに大事です。一つの能力に特化した人はときには必要です。しかし企業が求める多くの場合はバランスよく色々なことができる人間です。GDでは特にバランスの良さというものが求められます。その点に注意して考えればGDを突破するっ道も見えてきます。

まとめ

GDは難易度の高さや評価基準が分からないことから常に就活生の悩みの種になっています。GDでは人間性を評価しますが、企業によって合う合わないもあるので、同じ働きをしても受かる場合、受からない場合があります。

企業によるマッチ度もありますが、受験者自体に問題がある場合もあります。自分の意見が全くなかったり、自己主張をしすぎる場合はどの企業でも通らない確率が高いです。GDはチームワークの求められる試験です。人任せ、自己中心的ではいい評価は得られません。

意見を出さなければならないのに、黙り込んで何の役にも立っていないのか。それとも発言のし過ぎで他人の出番を奪っているのか。冷静になり、一歩引いて状況を見ることで自分が何をすべきなのかを考えましょう。そしてこの一歩引いてみるということがGDでは役に立ち、かつ必要なスキルです。これができれば怖いものはありません。過信しすぎることさえなければ、GDを突破する日もそう遠くはないでしょう。

  • この記事を書いた人

就活の名人/SPI専門家

就活の名人を運営している就活の名人です。年間のべ180万人の就活生が当サイトを参考にしています。SPI・webテスト専門家です。ゼミ友と組んでSPIの対策をしていたのでテスト対策や就活情報を掲載しています。

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