OBOG訪問で泣いてをゲットする人も多いのが現在の就活。
しかし、大量の優秀な人間が応募してくれる総合商社となると、OBOG訪問の価値は少しだけ下がってしまいます。巷では、商社はその訪問だけで特別ルートに乗るだとか、内定がもらえるという情報が出回ってしまっていますが、現実はそうではないということを淡々と書いていきます。
OB訪問と総合商社
就活時期ともなると総合商社のあるビルのロビーには初々しい学生たちがズラーと並びます。
喉から手が出るほど欲しい先輩たちの助言を求めて、OB訪問が始まるのです。
伊藤忠に関して言えば、OB訪問も重要な参考基準になっていて、その傾向は今後も変わらないだろうと個人的には思ってます。伊藤忠は他の総合商社に比べても体育会系の営業系なので、本当にガッツのある学生は早いうちに囲っておきたいと思うのが現状だと思うからです。
しかし他の総合商社はそうはいかないと思います。かつてに比べれば総合商社も利益率が低くなっていますし、国際競争のど真ん中で戦う必要が出てきます。あまり好き勝手にOB訪問で採点をし、本選考の時点で受験者に差がついているという事態は人材の多様性という意味でもよろしくありません。
そう、人材の多様性。
総合商社は人材の多様性を求めている
様々な方と懇談させていただいた結果です。
OBOG訪問なんていちいち採点してませんし、それを人事になんて連絡していません。
OBOG訪問自体はとても大事な事ですし、当サイトでも一人はしましょうと呼びかけていますが、
そんな何十人にも訪問してどうするんだと問いたいです。
五人ぐらいで、自分の知りたい情報が入手できないんでしょうか。そんな複雑かつ謎に秘めた総合商社ではありません。最近は採用HPのクオリティも格段に上がってますし、各種セミナー(抽選に当たりづらいが)でも上質の情報を提供してくれています。
採用されている!なんていうバカな迷信は捨てて、ESの研鑽と筆記対策、why総合商社を固めましょう。