隙を突く
総合商社の情報で一番気になるのは、残業の有無だったり体育会なのかどうなのか、という実際は言ってみない事には分からない情報だと思っています。これは本当に部署によるし運によるとしかいえないですが、少しだけ雰囲気を知れる方法があります。
お昼時
総合商社の場合、自社ビルを持っているのでそのビルの社員は全員総合商社の社員になります。なのでお昼時に近場のコンビニやレストランでお腹を満たそうと社外に出る時にこちら側は様子を確認できるんです。あんましじろじろと見ているのもあれですが、何食わん顔でいても別に怪しむ人はいないので、それとなく観察してみてください。
社員の雰囲気を一斉にに確認することができます。 わりと人事部の人は会社の顔というだけあって綺麗どころが多いですし、きちんとしている方がもはやデフォルトになっています。なので、このように一斉に社員の雰囲気を知れるお昼時の潜伏はかなり使えます。それから社員もお昼時は業務の休憩とあって、顔も和みリラックスしています。彼等彼女等が財布片手にニコニコしながらご飯を買いに行く様は同じ人間であることを感じれるのでお薦めです笑
チェックして欲しいのは、まず何人単位のグループか、ということです。伊藤忠なんかだと体育会雰囲気がバリバリにでているので、上司が部下を引き連れているなんて光景が多々あります。財閥系だと少人数で固まっている場合が多いです、丸紅もかな。
あと服装や髪型。ネクタイの色。雰囲気。これでどういう格好が好まれているのかを把握しておきましょう。イケイケファッションな人も予想外にいるんです。もちろん就活の時にそんな恰好できないですけど、髪型は参考になります。 やっぱり男性はジェルで固めてオデコを出している方が多いなと思いました。 女性は本当に清楚系です。
五時以降
これでチェックすべきは、まず自社ビルの明かりがどれほど灯っているのかということです。それで気が付くはずです。一体何時まで彼らは仕事をしているのかと。部署にもよりますが、本当に終電まで仕事をしている人もいます。かといって6時前には家に帰宅する人もいます。
定時の時刻になると、まず一般職や育児制度を利用している女性社員の方の帰宅が目立ちます。中には男性が混じっていますが、若手は少ないように感じます。
6時を過ぎていくと人の波が激しくなっていきます。感覚としてはこの時刻で大体3割から4割は家に帰宅しているのではないかと思います。 次に来る波は9時です。これは海外のマーケットが閉まって一仕事終えてから帰る社員がいるためではないかと予想します。これで3割ぐらいでしょうか。 あと残る社員は一体いつまで仕事をしているのか……
また変える時の社員の話しもよく聞いておいてください。これも何食わん顔でロビーに座っていればまず注意される事はないので、盗み聞きしていると「部長につかまったー」とか面白い話が聞けます。
実際に本社に赴いてよく観察していると、説明会やホームページでは得られない生の雰囲気が確かめられると思うので是非行ってみてください